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重点課題 3 商品、原材料、エネルギーのムダのない利用

資源の有効活用

 石油をはじめとした資源の枯渇が問題となっています。セブン&アイ HLDGS.は、資源の有効活用のために、店舗運営に伴って発生する廃棄物の削減はもちろんのこと、お客様やお取引先様にご協力いただき、商品提供時に使用する容器包装の削減やお客様が使用後の容器包装のリサイクルに取り組んでいます。

  • SDGs12 つくる責任 つかう責任

ペットボトル自動回収機を設置

 イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートでは、2012年からペットボトル自動回収機を店頭に設置しています。店頭で自動回収機に投入されたペットボトルは、自動的に異物の除去・減容(圧縮または破砕)されるため、店舗からリサイクル工場まで一度で大量に輸送することができ、配送回数を削減できます。さらに、セブン&アイグループの物流ルートを活用することで、より効率的な輸送が可能となり、配送に関わるCO2排出量の削減につながります。
 セブン‐イレブン・ジャパンでも、2015年12月より、東京都江東区内の5店舗でペットボトル自動回収機の実証実験を実施し、その後2017年12月から東京都と埼玉県の300店舗に順次拡大しています。

 また、2019年6月から東京都東大和市、日本財団、東大和市清掃事業協同組合と連携し、東大和市内のセブン‐イレブン全店にBottle to Bottleのリサイクル促進を目的としたペットボトル自動回収機を順次設置しています。地域社会と一体になったサーキュラーエコノミー活動に取り組み、循環型社会の実現と海洋ごみの削減を推進していきます。

コンビニ用小型ペットボトル自動回収機

自動回収機を活用したペットボトルのリサイクルシステム

【消費者】ペットボトル回収に参加、獲得したリサイクルポイントをnanacoポイントに交換、ポイントを電子マネーに交換してお買物 【ペットボトル自動回収機(イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート)】利用者にリサイクルポイントを発行、ペットボトルをその場で選別・減容処理 「ペットボトル自動回収機」から「物流会社」へ高効率の輸送をし、「リサイクル会社」へ。循環型リサイクル(資源を買い取って高度な技術で再生ペットボトル原料を製造)をし、「容器・飲料メーカー」にて再生製品の製造(再生原料を使った製品を製造・販売)。そしてペットボトルからペットボトルへ再生されます(再生製品の還流、資源の国内循環、プライベートブランド商品のパッケージ)。

 回収されたペットボトルの一部は、国内でペットボトルなどに再生されます。こうしたペットボトルからペットボトルへの「循環型リサイクル」システムは、国内の大手小売チェーン全体としては初めての取り組みです。2019年2月末現在、4社合計で759台設置しており、約8,900トンのペットボトルが回収されました。
 さらに、店頭で回収したペットボトルのリサイクル素材を容器に使用したプライベートブランド「セブンプレミアム」の商品パッケージに使用する取り組みを進めています。商品パッケージには、回収からリサイクルまでの流れの説明を印刷しています。

完全循環型ペットボトルリサイクルの実現

 セブン&アイグループは、特定の流通グループの店頭で回収したペットボトルを100%使用したリサイクルペットボトルを原材料として使い、ふたたび同一の流通グループにおいて商品として販売する取り組みは、世界で初めてとなります。

  • 2019年6月5日時点。日本コカ・コーラおよびセブン&アイHLDGS.調べ。

廃棄物の削減

 イトーヨーカドーでは、廃棄物量の削減のために発生抑制や再利用、リサイクルを進めています。例えば、商品納品の際には、繰り返し使うことができる「通い箱」を利用するほか、衣料品のハンガー納品を推奨することで包装材やダンボールの使用を削減しています。また、店舗では、リサイクルへの理解を促進するため、廃棄物の分別を徹底しています。

店舗に納品される「通い箱」

閉店店舗の什器や建材を再利用

 セブン‐イレブンでは、店舗の建て替えや閉店の際に、撤収した商品陳列棚や什器、冷蔵ケースを整備した上で他店舗にて再利用しています。そのほか、店舗解体時に発生する鉄骨やサッシを店舗建設時に再利用することで、建設廃棄物を削減しています。

ゴンドラ、什器、建材の再利用

販売方法の工夫による容器包装使用量の削減

 イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートでは、生鮮食品および惣菜の量り売り・ばら売りなど販売方法を工夫し、容器包装使用量の削減を図っています。また、惣菜売場ではコロッケ・唐揚げなどの販売方法について、プラスチック容器を使わない紙袋による販売も拡大しています。そのほか、一部精肉売場ではトレイを使用せずポリ袋包装で販売する方法を採用しています。

レジ袋の削減を推進

 セブン&アイグループは、会計時レジでのお客様への声かけのほかマイバッグ持参をお願いするポスターやPOPの掲出、啓発イベントなどを通じてレジ袋の削減を進めています。イトーヨーカドー全店舗の食品売場とヨークベニマルの約9割の店舗ではレジ袋の無料配布を中止しています。また、セブン‐イレブン・ジャパンでは、バイオマスポリエチレンレジ袋の導入を進めています。

37図_食品売場でのレジ袋辞退率の推移.jpg

店頭での資源回収

 セブン&アイグループでは、販売した商品のから容器などを回収して再資源化を図ることも重要な取り組みだと考えています。グループ各社では、お客様や自治体と協力し、各地域の廃棄物分類ルールに従って、店頭でビン・カン、発砲スチロール、紙パック、ペットボトルなどの資源回収に取り組んでいます。また、近年、「都市鉱山」として注目を集めている小型家電についても、自治体と協力して一部店舗で回収を行っています。例えばイトーヨーカドーでは、2017年2月に、環境省が主催する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」イベントを葛西店で開催しました。現在は、14店舗(2019年2月末現在)で小型家電のリサイクルボックスを常設し、地域のお客様への啓発と回収を行っています。

重点課題3の取り組み