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アクションプランを推進し、グループの持続的成長と企業価値の最大化を目指します。
アクションプランを推進し、グループの持続的成長と企業価値の最大化を目指します。

 当社グループは、昨年3月、グループ戦略の再評価と中期経営計画のアップデートを実施し、目指す姿を「『食』を中心とした世界トップクラスのリテールグループ」といたしました。さらに本年4月には、独立社外取締役だけで組織する「戦略委員会」の提言をふまえ、「成長加速に向けた具体的なアクションプランの策定」「長期的成長と企業価値を高めるグループ構造への移行」「投資家エンゲージメントの強化」に関する具体的なアクションプランを策定しました。
 この策定にいたる過程において、今後のコンビニエンスストア(以下、CVS)事業が変化に対応して成長を遂げていくうえで、「食」の商品開発、品揃えなどでスーパーストア(以下、SST)事業との連携が重要であり、当社グループの企業価値・株主価値の最大化にとって必要不可欠との認識を戦略委員会と共有しました。
 グループの長期的成長と企業価値を高める最適なグループ構造への移行に向けて、日本と北米を含むグローバルCVS事業の一体運営を実現するためにCVS事業のリーダーシップ体制とマネジメント体制の統合に取り組むこと、そしてSST事業においては変革を通じ、独立した企業体として独自の財務規律を持って成長の方向性を自ら定めていくために、当社による一部持分の継続保持とCVS事業との食品開発領域における協働体制の維持を前提として、現実的に最速のタイミングでのSST事業のIPO実現に向けた検討を開始しました。
 今後は、私自身、執行を率いる立場としてこのアクションプランの実行にフォーカスする一方で、取締役会は、筆頭独立社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏を取締役会議長とすることで、CEOと取締役会議長を分離させ、コーポレートガバナンス体制の強化を図り、意思決定の透明性、客観性を向上させ、戦略の実効性向上につなげてまいります。
 これからも株主の皆様をはじめ、ステークホルダーの皆様の声に耳を傾け、企業価値、株主価値の最大化を図ってまいります。よりいっそうのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

過去の四季報で特集したセブン&アイグループの挑戦は、
こちらからご確認いただけます。

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