重点課題 1 高齢化、人口減少時代の社会インフラの提供

多様なお客様へのサービス

 セブン&アイグループは、高齢者や障がい者、年々増加する外国人居住者など、ご来店いただくすべてのお客様が安心してご利用いただくためのサービスを拡大し、お買物を支援しています。

  • SDGs11 住み続けられるまちづくりを

認知症サポーターの育成

 セブン&アイグループは、出店地域において認知症の方とその家族が安心して暮らせる街づくりを支援するために、従業員に「認知症サポーター養成講座」の受講を推進しています。

 グループ各社で養成講座を開催し、サポーターの人数は2021年2月末現在、グループ26社合計で累計38,383人となりました。とくに、イトーヨーカドーでは2020年11月に10,000人を超えました。今後も認知症サポーターの育成を強化していきます。

※対象26社で国内グループ売上高の98%を占める。

認知症サポーター受講者数推移


年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
(目標)
累計
人数
24,029人 29,623人 34,110人 37,550人
38,383人
40,000人

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認知症サポーター養成講座

高齢者の生活をサポートする商品の販売

 内閣府によると、2019年10月1日現在、65歳以上人口は3,589万人で総人口に占める割合(高齢化率)は28.4%となっています。また、2036年には33.3%に達すると見込まれています。こうしたなか、セブン&アイグループは高齢者向けの商品の開発や販売、暮らしの提案などを進めています。

「あんしんサポートショップ」の展開

 イトーヨーカドーでは、高齢者の生活と健康をサポートする商品から介護商品まで、衣料品・生活用品・食料品を総合的に取扱っている「あんしんサポートショップ」を97店舗で展開しています(2021年6月末現在)。販売時には福祉用具相談員など介護専門の知識を持つ販売員が商品の特性をご説明することに加え、介護や福祉全般に関する相談を受け付けています(2021年2月末現在、約140人が在籍)。また、お客様の声を活かした商品づくりにも取り組んでおり、履きやすく履かせやすい「足にやさしいルームシューズ」や、三角形状のグリップが手のひらにフィット・オリジナル湾曲アームで指の間が痛くならない「さんかくフィットステッキ」などを開発し、ご好評いただいています。

「くらしのデザインサロン」を常設

 そごう・西武は、一般社団法人ケアリングデザインと連携し、50歳代以上のお客様の暮らしと住まいづくりをサポートする「くらしのデザインサロン」を西武池袋本店に常設し、歳を重ねても自分らしく暮らせるよう、年齢とともに起こる身体変化へのケア・サポートをさりげなく施した、美しい住まいを提案しています

外国人のお客様向け金融サービス

 セブン銀行は、海外送金サービスをご利用のお客様向けに、9言語に対応した「海外送金アプリ」を提供しています。このアプリを通じて地域情報を発信することを主な目的として、2016年から外国人が多く暮らす自治体と多文化共生の推進に関する協定などの締結を進め始めました。該当地域に居住する方に対して、暮らしの情報や災害情報などを多言語で配信することで、お客様の日本での安心かつ便利な暮らしにつながっています。2021年3月末現在、13の地方公共団体と協定を締結しています。

 また、セブン銀行の子会社セブン・グローバルレミットは、簡単、便利、手頃な手数料での送金を希望するお客さまのニーズに応えるため、スマートフォンアプリ「Sendy(センディー)」 によるベトナム向け海外送金サービスを 2021 年3月から開始しました。全国25,000台以上のセブン銀行ATMで現金チャージ(入金)し、「Sendy(センディー)」アプリのアカウントから手軽に海外送金が可能となっています。

視覚障がいのあるお客さまでも操作しやすいATMの開発

 セブン銀行は、すべてのお客様に安心してご利用いただけるよう、ATM機能やサービスを日々進化させています。主に視覚障がいのあるお客様にご利用いただいている音声ガイダンスサービスでは、ATMに備え付けのインターホンから流れる音声案内に沿ってインターホンのボタンを操作することで、お取引きいただけます。提携する500社以上の金融機関のカードでご利用可能です。この音声ガイダンスのシステムは、視覚障がいのある方にご意見をうかがい、操作性を検証しながら開発しました。また、誰もが使いやすいATMを目指して、セブン‐イレブン店内のATMに杖・ドリンクホルダーを備え付けています。

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音声ガイダンスサービス

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杖・ドリンクホルダーを設置したATM

重点課題1の取り組み