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企業年金のアセットオーナーとしての機能発揮【CGC 原則2-6】

最終更新日:2023年5月30日

 グループ企業年金の運用は、セブン&アイ・ホールディングス企業年金基金(以下、「企業年金基金」といいます)を中心に行われています。
 当社は、企業年金基金が企業年金のアセットオーナーとしての機能を発揮していることを確認しています。

1.企業年金基金の体制更新

企業年金基金の組織図(2023年5月30日現在)
企業年金基金の組織図
企業年金基金の組織図(2023年5月30日現在)
企業年金基金の組織図

 代議員会は同数の選定代議員(会社側)と互選代議員(従業員側)とで構成され、年2回資産運用の状況を確認し、必要に応じて運用ポートフォリオの運用方針等を決議し、理事会が運用方針に則って業務を執行しています。
 さらに、資産運用委員会は、運用検討機関として、当社グループの財務、経理等の部門に所属する委員で構成されており、2ヶ月ごとに専門的な知見でモニタリングを行っています。
 また、事務局には、運用委託機関に対するモニタリングを含め、専門性の高い運用を行うことができるよう、財務・人事の知見を有した人財が配置されています。

2.企業年金基金の運用

運用の流れ
運用の流れ
運用の流れ
運用の流れ

 企業年金基金は、全ての国内株式運用委託機関がスチュワードシップ・コードを受入れていることを確認しています。
 また、運用委託機関に対し、投資先企業との建設的な対話や、議決権行使の実施状況に関するモニタリングを行い、その際、スチュワードシップ活動の具体的な事例を含めて確認しています。さらに年金運用コンサルタントに対し、情報提供等の正確性や透明性を確認しており、こうした活動状況や運用結果について、グループ誌等を通じて従業員に対し情報共有を行っています。
 なお、利益相反の管理は、個別の投資先企業の選定や議決権行使を運用委託機関へ一任する契約とすることで、適切に行われています。