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重点課題 7

パートナーシップを通じて持続可能な社会を実現する

重点課題の考え方

 セブン&アイグループは、お客様に提供する商品・サービスを、パートナーである加盟店オーナー様やお取引先様などと協力して社会・環境に配慮したものにし、持続可能な社会づくりに貢献していくことが、グループとしての重要な役割であると考えています。

 商品の原材料の調達からお客様のもとに届くまでのすべてのプロセスにおいて、法令を遵守するだけでなく社会・環境に価値のある商品・サービスを提供することは、サプライチェーンの強靭さを向上し、事業継続性を担保するうえで重要です。また、SDGsをはじめとする社会課題を解決し新たな体験価値を創出するためにもパートナーシップは重要です 。そのため、オーナー様やお取引先様を含むバリューチェーン全体で取り組みを進めていきます 。

重点課題の背景

サプライチェーンの社会・環境影響への関心の高まり

 現代奴隷とは、強制労働や人身売買、性的搾取、強制結婚などをさせられている人たちのことで、世界に約5,000万人いると言われています。また、2,800万人が強制労働に従事させられ、そのうち女性・少女は1,200万人に上りました

 世界中でこのようなさまざまな社会課題が存在する中、フェアトレードで生産されたものを購入したいという消費者が増えています。エシカルな消費に対する意識の高まりに合わせて、サプライチェーン全体での持続可能なビジネスモデルを構築することが重要になっています。

  • 出典:「現代奴隷制の世界統計」国際労働機関(ILO)の報告書
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パートナーシップの必要性の高まり

 近年、社会課題の影響が大きくなるにつれ、1つの組織で解決することが困難になってきています。その解決のため、SDGsでもパートナーシップの重要性が叫ばれています。それに加え、差し迫った課題に早期に対応し、より大きな価値を提供するためには、自社だけではなく多様なパートナーの知見や技術との組み合わせが必要になっています。

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SDGsへの貢献

 この重点課題に取り組むことで、セブン&アイグループはサプライチェーンの強靭さを向上し、持続可能な開発目標(SDGs)の目標1と8、10、12、16、17の達成に貢献します。

SDGs1 貧困をなくそう
SDGs8 働きがいも経済成長も
SDGs10 人や国の不平等をなくそう
SDGs12 つくる責任、つかう責任
SDGs16 平和と公正をすべての人に
SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう

セブン&アイグループの取り組み