SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.

 SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.(以下SEH)は、2016年3月に「Our Promise(私たちの約束)」を企業価値観に追加しました。その目的は「近くて便利なお店」という方向性を後押しし、企業文化を形づくり、そしてSEHが大切にする価値観を強固なものにするためです。

「Our Promise」は以下の3つの価値観から構成されています。

  1. 1お客様・お取引先様・従業員に笑顔をもたらす
  2. 2チームとして一丸となり目標を達成する
  3. 3さらなる高みを目指す

 「Our Promise」推進するために、優秀な従業員を評価する取り組みを開始。全従業員に3つの価値観を実践している個人を推薦するよう奨励し、選出された従業員にピンバッジとボーナスを贈呈するとともに、社内報と社員限定のFacebookページで紹介しています。

 これらの価値観は、SEHが地域社会・お取引先様・従業員のためのビジネスであることを定義しており、この「Our Promise」の実践は従業員の言動の礎となっています。

地域社会との共生

 良き企業市民として、SEHは子ども・教育・福祉・健康に関する活動やNPOを支援しています。2020年度は、お客様・店舗・従業員・会社からの募金、物資支援、ボランティア活動などを通じて、33団体に金額に換算すると約4万9,000ドル相当を支援しました。

店頭募金を通じたNPO支援

 SEHは開店以来、地域貢献のためにさまざまなNPOを支援する店頭募金を実施しています。この募金の助成を希望する団体は、団体の「使命」および「なぜこのプログラムに参加を希望するのか」を記載した申請書を提出し、毎月1団体が助成先として選出されます。選出された団体は、健康・安全・教育の領域で活動しており、助成金はハワイ州内で使われています。2020年度の募金額は106,878ドルでした。

新型コロナウイルス感染症と闘う病院に寄付

 医療従事者、救急隊員、ボランティアの方々は、地域社会の健康と安全を守るために不断の努力を続けています。私たちSEHも彼らの奉仕と犠牲に対する感謝の気持ちを伝えるため、2020年4月に寄付活動に取り組みました。
 また、クイーンズ病院とストラアブ病院の皆さんに、シフトを乗り切るための活力になればと個包装のスナックを提供しました。両病院ともに、この寄付と私たちが彼らのことを考えてくれたことに感謝していただきました。 さらに、私たちを守ってくれる警察を守るためホノルル警察署にも寄付するとともに、カリヒ地区の警察署にはプライベートブランドのスナックを提供しました。

学生が参加する健康配慮メニューコンテストを協賛

 SEHは、2020年12月4日にハワイ大学と共同で、学生が体に優しいお弁当やお惣菜の創作を競い合う「第3回料理コンテスト」を開催しました。
 今回のコンテストは例年とは少し異なり、それぞれのレシピに5g以上の食物繊維が含まれていなければならないという少し難しい基準がありました。10数点の応募があり、そのうち8点が最終選考に残りました。 レシピには、日本、フィリピン、メキシコ、中国などの影響を受けた料理があり、ハワイが文化のるつぼであることを反映していました。 また、学生たちは自分の個人的なストーリーをレシピに盛り込んでいました。例えば、オーウェン・サイトウさんは日本で生活した経験を生かして「しょうが味噌サーモン弁当」を、さまざまな民族のルーツをもつカレブ・モリナさんは「カルアポークハッシュパテとキムチ焼飯弁当」をつくりました。
 審査員はSEHとわらべやUSAが務めたのですが、1位を決めるのに苦労しました。 その結果、2名の学生に1位を授与することとしました。1位となったエリ・アベさんは、日本の肉じゃがにヒントを得た「和風ウルウシチュー弁当」で優勝しました。 一般的にはジャガイモを使用しますが、アベさんは地元産の「ウル」(パンの実)を使用しました。もう一人の優勝者、ジョンヨン・シムさんは韓国でよく食べられている料理にヒントに「トッポッキ(スパイシー餅炒め)」をつくりました。準優勝はソコロ・ジホさんで、幼いころに祖母が家族のために料理してくれた「メキシコ風ステーキとプリマヴェーラライス」をつくりました。
 近年、男性が多い料理の世界で活躍する女性が増えてきました。 今回の大会でもその傾向は確実に現れており、上位3位の受賞は全て女性でした。 お客様は2021年に1位の料理を食べることができます。シムさんの体に優しい料理は6月15日に、アベさんのウルウシチュー弁当は8月3日に販売され、どちらも好評でした。

殉職した警官のためにハワイのコミュニティが結集

 2020年1月20日は、ハワイのすべての人々にとって忘れられない日となりました。911番通報で駆けつけたティファニー・エンリケス巡査とカウリケ・カラマ巡査が、致命的な銃撃を受けたのです。 ハワイの住民は、警察官を家族のように思っています。2人の巡査は幼い子どもの親であったため、コミュニティは2人の家族のために一丸となりました。 地元の金融機関とハワイ州警察官協会が、2人の追悼基金の設立を支援しました。 SEHは、2月の1カ月間、全店舗の募金箱から集められた寄付金をこの追悼基金に寄付しました。地域の人々の反応は大きく、月平均で7,000ドルの回収がありました。お客様から合計30,000ドルのご寄付をいただき、SEHは加えて2,000ドルを寄付しました。

7-Eleven Hawai'iを授業に取り入れる

食育を支援するために、非営利団体ハワイ農業基金(HAF)は、Localiciousキャンペーンを通じて、地元企業とハワイのK-12学校の連携を進めています。2020年は、SEHとワヒアワ小学校のアンダーソン先生の4年生のクラスを結び付けました。すると早速、SHEのマーケティングチームにアンダーソン先生から連絡が入り、食品が農場から店舗に届くまでの流れを紹介してほしいというリクエストがありました。そこで私たちは彼女の生徒たちに出前授業を実施することにしました。
 出前授業は2020年3月にワヒアワ小学校の教室で開催されました。授業の内容は2つありました。 1つ目は、ブーストボウルのサラダをつくる過程です。 また、ブーストボウルがどのような経緯で販売されるようになったかも紹介しました。そして2つ目は、実際に生徒たちにミニブーストボウル調理体験をしてもらいました。調理の前には手を洗い、わらべやUSAの従業員のようなユニフォーに着替えました。着替えと消毒を済ませた後は、各自でサラダを調理して持ち帰りました。 生徒たちは学ぶ楽しさを大いに感じながら、自分のサラダを親御さんにも見せたいと言っていました。

ダイバーシティ&インクルージョンの実践

ハワイは、言語、文化、教育、年齢などが、非常に多様な地域です。何世代にも渡って、お互いの違いを受け入れ、感謝し合い、物語を共有し続けてきました。その結果、食べ物や、言語、そして祝祭など独特なハワイ州の文化が生まれました。ダイバーシティ&インクルージョンはSEHの文化に根付いており、公共の場所や職場でのすべての関係の中に息づいています。

SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.の従業員関連データ(2020年12月末現在)

環境負荷の低減

SHEは、エネルギー消費量の削減を目的とした「Energy Smart Program」とは別に、プラスチックの削減にも力を入れています。 2015年にすべてのプラスチック製レジ袋を紙袋に変更し、2020年には使い捨てのプラスチック製食器、ストロー、コーヒーの蓋をPLAベースの代替品に、プラスチック製のコーヒーマドラーを木製に変更しました。 2013年を基準とした場合、SEHのプラスチック削減活動によって238トンのCO2排出量を削減しました。今後も、さらにプラスチック使用量の削減に注力していきます。

SDGs13 気候変動に具体的な対策を
温かい飲料のコーナー
スラーピー®のコーナー
SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.の店舗数と店舗運営に伴う環境関連データ
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年目標
店舗数 64 64 66 65 65
電気使用量(MWh) 18,334 18,425 18,849 18,099 18,500
水使用量(千m3 47 51 50 51 50

プラスチック対策

SEHでは、世界的に関心が高まるプラスチック問題に対して、主に容器包装での使用削減に取り組んでいます。

【取り組み事例】

  • スプーン・フォークなどの食器をあらかじめお弁当に付けず、必要な方にレジでお渡しする
  • 使い捨てプラスチック製レジ袋の廃止
  • シュリンクラップを導入して生鮮品の包装を最小化する
  • マイカップの持参を促す「Bring your own cup」プログラムの実施
  • 温かい飲料のプラスチック製の蓋をPLAベースの蓋に変更
  • 温かい飲料のプラスチック製マドラーを木製に変更
  • 食器とストローの材質をプラスチックからPLAに変更
  • 熱で収縮する包装用プラスチックフィルムを使用した密閉包装

2020年度の主な受賞や評価

評価や賞の名称 主催者や授与団体 受賞理由
ハワイアンズ・ベスト2020 ベスト・スパムむすび (1位)
ハワイアンズ・ベスト2020 ベスト・コンビニエンスストア(1位)
ハワイアンズ・ベスト2020 ベスト・弁当(ファイナリスト)
Star Advertiser 読者投票
2020 ベスト・ホノルル ベスト・むすび(1位) ホノルルマガジン 読者投票
2020 ベスト・オブ・ハワイ ベスト・むすび(ファイナリスト) KITV4 視聴者投票

北米での取り組み