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セブン&アイの挑戦

新社長インタビュー
セブン&アイ・フードシステムズ代表取締役社長 大久保恒夫
魅力ある業態開発、味と接客サービスの向上に意欲的に挑戦していきます

「基本の徹底」こそが成長の基盤

●略歴

79年3月(株)イトーヨーカ堂 入社

90年9月(株)リテイルサイエンス設立、代表取締役社長に就任(2011年3月退任)

07年1月(株)成城石井 代表取締役社長就任(2010年8月退任)

11年5月(株)セブン&アイ・フードシステムズ 代表取締役社長就任(18日付)

(株)セブン&アイ・ホールディングス取締役就任(26日付)

●座右の銘

着眼大局、着手小局

「おいしいものを気持ちよく食べたい」という外食へのニーズは、いつの時代も変わらずにあります。ただし、昨今はお客様のニーズは激しく変化しています。こうした変化に対応し、今回の「PHO 24」のようにお客様に魅力を感じていただける業態開発に積極的に取り組んでいきたいと考えています。変化への対応を進めることで、フードサービス事業は長期的な成長力を生み出せると確信しています。

その成長の基盤として、私が最も重視している点は、基本の徹底です。「あいさつ、接客」「クリンリネス」「おいしさの追求」を最優先課題として徹底していきます。私はこれまでいくつかの流通業の改革に携わってきましたが、社員一人ひとりに基本の徹底が浸透し、自主的に実行できるようになった企業は、必ず優れた成果を上げてきました。明るく元気なあいさつでお客様をお迎えし、お客様の立場に立っておもてなしをすることが企業文化となるよう、基本の徹底の浸透に全力を注いでいきます。

こまやかなニーズ対応を追求

おいしさと笑顔の接客で、おもてなしします。
また、デニーズの主力商品であるハンバーグの魅力をよりいっそう高めるため、具材の品質にこだわった商品の提供に挑戦します。さらに、原材料の調達や販売促進などの面でグループシナジーを活かし、ストアロイヤルティの向上に注力します。それとともに、徹底した個店対応による地域ニーズへの対応や時間帯別のメニュー対応により磨きをかけ、お客様のニーズにこまやかに対応していきます。基本の徹底とこうした取り組みを総合することで、他のレストランを通り越してでも私たちの店に来ていただける「ファン」を、一人でも多く増やせるよう努めていきます。
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