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セブン&アイの挑戦

新マーチャンダイジング&売場でもっと楽しく、もっと魅力的に!

生活雑貨専門店「タノシア」

「ロフト」との共同プロジェクトで日常性の高い生活雑貨を集積

ユニフォームやラッピングも含め、売場全体がオレンジで統一され、楽しさを演出。
多様化するライフスタイルに合わせて「自分らしい」生活空間を創造したい…。9月18日、エスパ川崎(神奈川県)1階にオープンした920m 2 の「タノシア」は、そうした今の生活感覚に応える生活雑貨のショップ型売場です。イトーヨーカドーが、グループの雑貨専門店「ロフト」と共同でプロジェクトチームを編成し、既存の総合スーパーにはない「主婦が毎日の暮らしを楽しくするために、気軽に使える生活雑貨」を揃えた新しいMD、売場づくりに取り組んでいます

売場の「鮮度」を重視し新しいMDに挑戦

着せ替えシールや携帯音楽プレーヤー用スピーカーなど、これまでの売場ではなかった商品が人気に。
従来のスーパーの住居部門は、生活必需品が中心で、価格志向性の高い品揃えでした。一方、「ロフト」はライフスタイルに合わせて選択する高付加価値商品が品揃えの中心。「タノシア」が目指すのは、「日常の生活感プラス付加価値」を提案する売場です。

人気はシールや携帯音楽プレーヤー用のスピーカー、クッション型マッサージ器など、日常使いでありながら、楽しさを感じさせるものばかり。友達同士の集まりや、ちょっとしたお返しに使えるデイリーギフトのアイテムも充実しています。

商品ジャンル別に構成されている従来のスーパーの売場と大きく異なるのは、生活シーンに合わせて多様なジャンルの商品を集めて提案する編集型売場になっていることです。さらに、扱い商品をピクトサイン(絵表示)化して売場に散りばめ、スッキリしながらもバラエティ感を表現。各ゾーンでは、トレンド、時代性、季節感を打ち出した演出で、お客様を引き込みます。

お客様のご来店頻度が高い総合スーパーで、つねにこだわりと楽しさを伝え続けるために「タノシア」が重視しているのが、商品と売場の「鮮度」。小さなメーカーが扱うトレンド商品も機動的に導入するなど、つねに新しい提案や発見のある売場を目指しています。

イトーヨーカドーでは、この「タノシア」を、大型店舗を中心に展開していく方針で、2011年度中には首都圏で10店舗に拡大していく計画です。

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