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セブン&アイの挑戦

「上質」と「利便性」で都心部のデイリーニーズをつかむ!

イトーヨーカドー食品館阿佐谷店

「こだわり」の食品もワンストップで手軽に

こだわりの調味料をはじめ、ほかにはない商品を多数品揃え。「楽しい」というお客様の声も多く、滞留時間が長いのが特徴です。
10月1日、イトーヨーカドーが新たに開発した都市型小型スーパーの第1号店「イトーヨーカドー食品館阿佐谷店」(東京都杉並区)がオープンしました。場所はJR中央線阿佐ケ谷駅北口駅前の複合ビル地下1階、売場面積は880m2です。

品揃えは、惣菜・青果・鮮魚・精肉の生鮮4品、加工食品、日用品など、日常生活に密着した商品に特化。自信を持っておすすめできる味、鮮度、お客様の要望に合わせて調理する鮮魚の対面販売など、質の高い商品・サービスに加え、老舗有名店のお弁当、ワイン、チーズ、調味料などの「こだわり商品」の品揃えも充実。「上質」「少量・適量」「簡便」など、都心部のお客様ニーズに応える独自の「ミールソリューション型」店づくりに挑戦し、連日賑わっています。

都心部のマーケットを開拓し収益構造の新たな柱に

「人形町今半」のすき焼弁当や、銀座「鮨からく」監修の握り寿司(期間限定)、ホテルオークラのジャム、ジャージー牛乳など、こだわりの上質商品が人気。
この新店開発の背景には、都心部への人口回帰による高密度化があります。これにともない高齢層、単身世帯、共働き世帯などの絶対数も増加し、「ライフスタイルに合ったこだわりのある上質な商品を、身近なお店で手軽に」というニーズが高まっています。イトーヨーカドーはこれに応え、人口高密度地域で500~700メートルの小商圏のお客様のデイリーニーズに対応する新たな店舗スタイルに挑戦。既存の複合ビル内や借地物件への出店を可能にする都市型小型店の開発に取り組みました。

複合ビル内などでは、バックルームも従来の店舗のように広いスペースがとれません。そのため、品切れを起こさず、余分な在庫を持たないよう、納品タイミングなどをきめ細かく設定した物流の仕組みも新たに構築。マーチャンダイジングとともにインフラ面でも既存店とは異なる新しい挑戦を進め、合理的な収益構造を備えた店舗開発を進めています。

この新型店によって、これまで店舗網がなかった大都市圏の都心部で新たなマーケットを開拓していく方針です。東京23区内には今後1年間で約10店舗を出店し、将来的には大都市圏を中心に100店舗体制に拡大。イトーヨーカドーの新たな収益構造の柱に育てていく計画です。

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