2018年6月 |
革新
共同配送は、その後、米飯1日3便制(1987年〜)、商品の味や品質を維持するために常温・チルド・フローズンといった温度帯に分けて共同配送センターに納品し、各店舗に配送する「温度帯別物流」(1981年※〜)へと発展していきました。さらに2005年には、新鮮な野菜のおいしさを提供するため、生産、加工から店頭まで最適な温度を維持したまま配送する「コールドチェーン」を導入。物流面からも、お客様や社会のニーズにお応えする取り組みに力を注いでいます。
核心
共同配送は、店舗に商品を納入する配送車両を1日9台へと大幅に削減することで、地域の環境負荷の削減や交通環境の改善にも寄与しています。味、鮮度、健康など、お客様に利便性を提供するとともに、店舗やお取引先ともメリットを共有し、地域の環境にも配慮する――こうした多様なステークホルダーと価値を共有する姿勢は、セブン‐イレブンが進めるさまざまなイノベーションの基本姿勢として根づいています。
革新
発注精度の向上などを目指して、その後、総合店舗情報システムは7次にわたって進化。「店舗地域の天候」や「店舗周辺のイベント」など個店への対応を強化してきました。2015年度に導入を開始した第7次総合店舗情報システムでは、新たな決済サービスへの対応や増加する外国人のお客様への免税対応などの機能も一段と強化されています。
核心
単品ごとに「なぜ、その商品が売れたのか/売れなかったのか」を突き詰める「単品管理」を行うことで、つねにお客様のほしい商品がほしい時に揃っているという品揃えの基本を可能にしてきました。これを支えているのが独自の情報システムです。こうした情報活用に注力し続けてきたことが、毎日の店舗販売実績などで優位性を保つ背景となっています。
より見やすく、使いやすい「第7次POSレジスター」を導入
15インチ大画面で、案内を見やすく
液晶パネルの画面サイズを大型化して文字フォントを約2割拡大することで、見やすく、わかりやすい表示にしました。
多彩な決済サービスに対応
国際ブランド決済(磁気、接触IC、非接触IC)、国内電子マネー、Apple Pay、銀聯(磁気、接触IC)など、さまざまな支払い手段に対応しています。
CO2排出量を約30%削減
省エネ技術を活用することで、現行機種に比べてCO2排出量を約30%低減しました。