2018年6月 |
セブン-イレブン 国内小売業で初めて2万店舗を突破!!
革新
1974年当時、日本には現在のコンビニエンスストアの原型となる試みが本部直営の店舗として始まっていました。その中で、セブン‐イレブンは既存の中小小売店との連携を目指し、日本初のフランチャイズ方式によるコンビニエンスストアを創出。加盟店オーナー様と本部が対等のパートナーとして成長をともにするというビジネスモデルは、やがて地域に根差した幾多の起業家を生み、国内小売業初の2万店舗突破へとつながっていきます。
核心
変化するお客様ニーズに応える――時代の変化とともにつねに成長を続けてきた背景には「変化対応」という考え方があります。高度成長期に商品供給側が主導してきた流通小売業のあり方を大きく転換させました。ニーズの変化をきめ細かくとらえ、加盟店様と共有、品揃えなどに反映させていく。その要となるのが、OFC=オペレーション・フィールド・カウンセラー(店舗経営相談員)の存在です。
革新
高密度集中出店を背景にした専用工場による商品づくりは、高品質な商品を提供するとともに、地域に応じた味や品質を備えた商品の提供に通じています。さらに近年、高齢化や働く女性の増加などでニーズが高まる「セブンミール」などの展開も、地域に張り巡らされた店舗網が寄与しています。セブン‐イレブンは、この店舗網を基盤に、今後もさらに新たなサービス展開を進めていきます。
核心
多くのナショナルチェーンが、出店エリアの拡大と、全国展開を志向した中で、セブン‐イレブンの狭いエリアにこだわるドミナント戦略は、「異色」とも見られました。しかし、これによって、セブン‐イレブンは出店エリア内の商圏環境をきめ細かくとらえる店舗開発体制を構築。計画的な出店による出店エリアの拡大と販売力のある新店の創出により出店精度を高めてきました。