このページの本文へ移動します

セブン&アイの挑戦

2012年8月

女性が活躍する店舗
女性視点での「気づき」を活かし領域を超えた商品提案

ショッピングサポートサービスでは、お買物のお手伝いのほか、お客様のご要望などもお聞きし、女性視点でのサービスに活かしています。

西武所沢店

 西武所沢店(埼玉県所沢市)では、一部の男性社員をのぞいて4月からほぼ全員女性となりました。女性ならではのチームワークと、「これとこれが近くにあ ると買物がしやすい」といった生活感覚を活かし、領域を超えた商品提案を行っています。商品陳列やディスプレーもお客様の共感を得やすくなりました。
 食品部門では、お子様連れのお客様や高齢のお客様に声をかけてお買物を手伝うショッピングサポートを実施。お会計や袋詰めも手伝い、出口まで荷物をお運びする中でお客様との会話が増え、品揃えなどさまざまなヒントを得ています。
 こうした取り組みを支えているのはコミュニケーションの力です。「風通しが良くなり、意見を出しやすくなった」という声があがるなど、男性上司には言い にくかった体調や家庭のことも女性上司には相談しやすく、お互いに助け合う風土が育っています。大規模な物産展や力仕事も、部門の垣根を越えて全店をあげ てサポートすることで無事に乗り切りました。
 もう一つの変化は、効率化による業務のスピードアップです。「子育て中の従業員も多いことから、女性は時間を厳しく管理して効率よく仕事を進めることを つねに考えています」と店長。「今後は、マーケットの変化をつかむためにも時間と心の余裕を持てる環境づくりを意識し、女性ならではの感性を活かした情報 発信を行っていきます」と、新しいビジネスモデルに取り組んでいます。

セブン‐イレブン杉並地区

同社では初の女性OFC(店舗経営相談員)チームが活躍しています。価値観が共有しやすく、ミーティングでも活発に意見を出し合っています。

イトーヨーカドー高砂店

ご年配のお客様が多く、休憩スペースの増設や開店前のお茶サービスなどを実施して喜ばれています。お客様も気軽に店長に話しかけてこられます。

  • 全3ページ
  • 1
  • 2
  • 3