このページの本文へ移動します

セブン&アイの挑戦

赤ちゃん本舗

創業80周年を迎える
出産&子育てをサポートするパートナーショップ

10月25日にJR 八王子駅ビル内にオープンしたアカチャンホンポセレオ八王子店。ネット通販感覚の「スマートショッピングコーナー」を設置。商品展開を絞りこんだ同店の品揃えの補完に役立っています。

今年、創業80周年を迎える赤ちゃん本舗は、綿布の卸からスタートし、ベビー用品の問屋として創業。その後、小売りに転じ、お子様の健やかな成長を願うご家族の思いを支援するという経営哲学で、子育て世代において90%以上の知名度と好感度を誇るブランド力を培ってきました。

 2007年、セブン&アイHLDGS. と提携し、イトーヨーカ堂の子会社へ。完全な小売業へのビジネスモデルの変換と過去の仕事の仕方からの脱却で、利益確保できる体質へと業務改革を進めてきました。
 現在、「第2の創業期」と位置づけ、世界に通用する企業を目指して思い切った拡大路線に舵を切っています。

ネットとリアルの融合や店内イベントでファンづくり

好評の店内イベント「プレパパナイトツアー」。仕事帰りの男性が参加しやすい時間帯に店内を案内し、商品を紹介しながら出産や育児について理解を深めていただきます。
 将来的には、国内のマーケットシェア20%を目指し、約2000億円を売上げ目標としています。店舗戦略では、2020年度までに毎年約20店舗の出店を計画。現在の91店舗(10月末現在)から200店舗体制を目指し、モール、ショッピングセンター、GMSを中心に出店。新たに駅前や駅ビルでの展開にも挑戦し、国内で初めて店内にネット通販感覚で利用できる「スマートショッピングコーナー」を設置してネットとリアルの融合を図ります。その他、商圏の広い地方都市や感度の高いファッション専門店ビルにも積極的に出店し、新たなお客様を取り込みます。

 商品は、「安全・安心」「簡単・便利」「かわいい・楽しい・新しい」をキーワードに価値あるオリジナル商品の開発に注力。174万人の活動カード会員に向け、スマートフォンや携帯を介して、さまざまな情報をタイムリーに発信しています。
 また、モノを売るだけではなく、育児支援という視点から、「マタニティスクール」や「プレパパナイトツアー」などの店内のイベントをさらに活性化させ、コミュニケーションの場としての魅力を高めることで、アカチャンホンポのファンを増やしています。

タワーレコード

確かな目利き力と一歩先行く情報発信力で
音楽業界をリードし続けるCDショップ

11月23日にリニューアル グランドオープンする渋谷店のエントランス(画像はイメージ)。入口両サイドは、180インチ相当の大型マルチモニターなどによりライブ感を演出。

 1960年、米カリフォルニア州で誕生したレコード専門店を発祥とするタワーレコード。日本には1979年に輸入レコードの卸業として進出し、現在創業33年、音楽小売りの専門店として全国で87店舗を展開しています。95年に移転オープンした現在の渋谷店は、世界でも最大級の品揃えを誇るメガストアです。

 他チェーンと大きく異なるのは、個店ごとに地域のお客様に合わせた仕入れ等で「音楽好きによる音楽好きのための店づくり」を徹底してきたことです。創業当時は立地に恵まれなかったため、お客様にわざわざ来ていただくために、スタッフの「目利き力」を活かした品揃えや手書きレビュー等で差別化を図ってきました。こうして育った強い個性が「タワレコのセレクトは面白い」「今まで知らなかった音楽に出会える」と支持を集め、確固たるブランド力を築き上げてきました。

 2010年に、セブン&アイHLDGS. と資本提携。独自性を保ちながら一部チェーンオペレーションのノウハウも取り入れて経営の効率化を図り、駅ナカの小規模店舗〈TOWERmini〉などさまざまな店舗展開にもつなげています。

ライブ感のある情報発信でお客様を惹きつける

3階のJ-POPのフロアは、最新作からアイドル、アニメ、大人のJ-POPまで品揃えし、「日本一のJ-POPフロア」を目指します。
 近年、CDの売上高は下降しています。その中で、タワーレコードは、アイドル専門のレーベル「T - Palette Records」の立ち上げや、ツイッターやブログ、USTREAM(※)でのスタッフによる音楽番組の生配信など、プロとしての情報力とこだわりを活かしたライブ感のある情報発信で音楽業界をリードし続けています。

 11月23日にフルリニューアルする渋谷店のキーワードは「ライブ感」。お客様のご要望やジャンルの特性等を考え尽くしたフロア構成をはじめ、ライブストリーミングサイトDOMMUNE(ドミューン)と協業して世界初の店内ライブ映像配信を行うなど、音楽ファンの共感を呼ぶ半歩先行く店づくりを模索していきます。

  • 全3ページ
  • 1
  • 2
  • 3