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セブン&アイの挑戦

2017年1月

お客様満足をもたらす接客サービスの強化を通じて

現場力
多様化するお客様ニーズに適確に対応できるよう接客力の強化を目指しています

「接客」でお客様から選ばれるお店に

 セブン‐イレブンは、お客様にとっての「近くて便利」をより進化させていくために、行政サービス、商品のお届けサービス、マルチコピー機の多機能化、各種クレジットカードや電子マネーでの決済サービス、「オムニ7」の開始など、商品だけでなく多種多様なサービスを強化し続けています。
 こうしたサービスに加えて、東日本大震災以降、街のインフラとしての認知度が高まったこと、また、女性の社会進出や食の外部化などのトレンドを受けて、セブン‐イレブンにご来店されるお客様はご高齢の方や女性の方も増えています。また、週2回以上来店されるお客様は、58%にのぼっています。
 一方で、お店の従業員もシニア世代や外国人の方が増えてきている中で、多様なお客様すべてにセブン‐イレブンならではの質の高い接客サービスを全国どこのお店でも提供していくためには、一店舗一店舗が「誰からも好感を持たれる接客」を徹底することが重要です。どこでも同じような商品が揃う時代、お客様へのあいさつや 声かけ、袋詰めのていねいさなど、お客様に寄り添う接客が「選ばれるお店」の大きな要素になっています。

OFCを通じて店舗支援

 接客サービスのあり方や具体的な実践方法など、全国の個店の現場力を高めていくために、セブン‐イレブンは隔週でOFCが本部に集まり、社長や幹部と方針や新商品・サービスの情報を確認・共有する「FC会議」を開催しています。OFCは、FC会議の内容をオーナーにわかりやすく伝えるとともに、店舗が抱えるさまざまな課題に対し、店舗と一体となって解決を図っています。

勉強会や研修を地区ごとに実施

 さらに、セブン‐イレブンでは、お店のオーナーや店長が担う人材育成に関する業務負荷を低減しながら接客レベルを高めていくために、お店の従業員を対象とした勉強会や研修を地区ごとに開催するなど積極的な支援策を実施しています。
 たとえば、勉強会では、クリスマスや年末年始など季節ごとの催事に合わせた効果的な品揃えや接客、販売促進策などについて情報共有しています。
 また、時間帯ごとの責任者であるシフトリーダーを対象とした「レジ接客研修」は、座学やディスカッションを通じて接客の原点を改めて確認する場として、またお店に戻って売上げを伸ばしていくための実践的な計画を立てる場として役立てています。
 さらに現在は、あいさつや袋詰めを中心とした接客、フェイスアップなどの基本的な業務の習得を目的に、新人の従業員を対象としたレジ接客研修(基本コース)も開発しています。

OFC訪店による打ち合わせ
「品揃え」「鮮度管理」「フレンドリーサービス」「クリンリネス」の基本四原則を中心に、お店の課題をオーナー、従業員とともに解決していきます。

FC会議
隔週でお店の経営相談を担当するOFCが集まり、現場力の強化などに関する情報、ノウハウを共有しています。

レジ接客研修
「接客の基本」から「目標達成に向けた行為計画」まで、多彩なプログラムを提供しています。

ミーティング
OFCのアドバイスや新商品・サービス情報を共有するとともに、月・週ごとの目標達成に向けた行動計画などを確認しています。

オムニ7の魅力を強化する新接客端末を投入

 セブン&アイグループ各社の商品を注文し、決済、受け取り、返品・返金までできるグループのオムニチャネル「オムニ7」がスタートして1年が経過しました。全国のセブン‐イレブンのお店では、商品の受け取りをされる新しいお客様が増えると 同時に、接客端末を通したおすすめにより、ついで買いが増えるなどの効果が出ています。
 こうした効果をさらに高めていくために、お客様一人ひとりに合った商品をおすすめできるよう、2016年9月から新たな接客端末「COMB(コンブ)=Customer Order Management Book(顧客注文管理台帳)」を導入しています。検索機能を強化したことで、お客様のほしい商品が素早く表示できます。また、顧客情報を蓄積することで、お客様ごとの購入商品、商品ごとの購入者名なども瞬時に表示でき、よりお客様のニーズに応じたおすすめができるようになりました。注文手続きも簡単になり、催事商品やキャンペーンの予約獲得などにも効果を発揮しています。

新しい接客端末「COMB(コンブ)」の画面

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