このページの本文へ移動します

セブン&アイの挑戦

赤ちゃん本舗

「アカチャンホンポ ララガーデン川口店」

ポストバブル世代に向けてファッション感度を高めた新型店

マタニティ・お子様連れのお客様が大半であることを前提として「ゆったりとしたメイン通路」「休憩スペースとベビールームの隣接」「中央から全体が見渡せる環境」「広いマタニティフィッティングルーム」など、「安心・安全・清潔」を重視して設計した店内。

新しいアカチャンホンポが一目で伝わるように、イラストレーターMICAO氏による斬新なビジュアルを採用。持ち歩きたくなるかわいいレジ袋が、若いママたちに話題となっています。
赤ちゃん本舗は、25歳~34歳のポストバブル世代を中心ターゲットに、ベビー・子供・マタニティ衣料を豊富に揃えた新型店に挑戦しています。この世代はファッション経験値が高く、ママになっても自分好みのおしゃれを楽しみ、かつ節約志向なのが特徴。そこでターゲット世代の女性社員によるマーケティングチームを立ち上げ、必要なものを近場で安く購入したいという近年の購買傾向も踏まえながら、小商圏に向けた新店舗をゼロから構想しました。

1号店となる「アカチャンホンポ ララガーデン川口店」は、「LOVE&JOY~かわいいがある楽しいがあるお店」をストアコンセプトとし、ファッション性の高い日常着や輸入おもちゃを導入しています。ファッション衣料と実需中心の雑貨の商品構成比も、既存店の3対7から6対4と逆転させ、フレンチカジュアルとストリートカジュアルを柱に、こだわりのオーガニックコーナーなども設置。雑貨売場のゾーニングも「カテゴリー別」から「生活シーン別」へと変更しました。

店舗デザインや陳列も「セルフ販売中心で価格訴求型の店」という従来イメージを一掃。おしゃれな街の散歩道のような主導線を中央に確保し、休憩スペースもポップなデザインに。無駄な媒体物を極力排除した見やすい売場、ゆったりした通路や試着室、対面式のレジなど、使いやすい環境も整備しています。

また、お客様との対話を重視し、オープン前に接客研修を強化。出産・育児に不安をかかえたお客様に、安心かつ信頼していただける接客を心がけ、徹底して居心地が良くお買物しやすい環境づくりに努めました。

こうした取り組みにより、近隣に既存店があるにもかかわらず、川口店の「店舗メンバーズ」には月間600名以上の新規登録をいただくなど、新たなお客様を拡大しています。今後はミルクやベビーフードなどの実需品を強化するなど修正を加えつつ、ここで培ったノウハウを活かして地域に合わせた店舗開発を進めていきます。

  • 全2ページ
  • 1
  • 2