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「次なる成長と飛躍」に向けて「信頼と誠実」の理念を礎にグループの企業価値最大化を図ります。
「次なる成長と飛躍」に向けて「信頼と誠実」の理念を礎にグループの企業価値最大化を図ります。セブン&アイHLDGS 代表取締役社長 井阪隆一

 現在取り組んでいる「中期経営計画2021-2025」では、グループ構造改革を通じて、成長戦略の足場をしっかりと固めてきました。最終年度となる25年度を控え、24年度には、成長を図るうえで構造改革を推し進めるとともに、新たなグループのあり方を示すことに力を注いできました。
 その中でコンビニエンスストア(以下、CVS)事業、スーパーストア(以下、SST)および専門店事業、金融関連事業など、それぞれの事業グループごとの成長段階や成長速度の違いが、改めて明確になってきました。同時に、少子高齢化などの社会構造の変化に根差した国内消費市場の変化や人手不足の進行、共働き世帯や単身世帯の増加による家事負担の軽減への要請、国内のインバウンド消費の急速な拡大などにより、グループ各社を取り巻く事業環境や求められるものも、これまでとは大きく異なっています。これらの変化に対応し「次なる成長と飛躍」に向かうには、自ら積極的な変化に身を置くことで、新たな状況に挑戦していくことが不可欠です。「セブンプレミアム」に代表されるグループ独自の商品開発体制など、これまでグループとして培ってきた基盤を活かしながら、CVS事業、SSTおよび専門店事業、金融関連事業の3つの事業グループがそれぞれの自主性に基づいて、あるべき成長のストーリーを描き、自らの力量で実現していくための新たなグループの形を昨年公表いたしました。
 2025年は3つの事業グループの新たな出発の年となります。当社グループの根幹を支えてきた「信頼と誠実」の理念と、「世界トップクラスのリテールグループ」を目指す信念はこれからも不変であり、最も重要な企業価値創造の源泉です。
 今後とも、すべてのステークホルダーの皆様と誠実に向き合い、これらの有形、無形の経営リソースを最大限に活かして、成長と発展を図ってまいります。

過去の四季報で特集したセブン&アイグループの挑戦は、
こちらからご確認いただけます。

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