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2019年4月4日

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

国内コンビニエンスストア事業、未来志向の事業推進に向け、経営体制を強化

(株)セブン-イレブン・ジャパンは4月8日付で、新たな経営体制を発足させます。これは、従来の経営方針を継承しながら、さらに社内の人財や機能等の経営資源を結集して未来志向の事業展開に向け経営体制を強化するものです。
国内コンビニエンスストア事業を取り巻く経営環境は急速に変化しており、セブン-イレブン・ジャパンはデジタル戦略の推進、店舗レイアウトの革新、最新テクノロジーの導入による店舗や物流業務の省力化および生産性の向上など、新たな取り組みに着手してまいりました。これに加え、環境(E)、社会課題(S)、ガバナンス(G)など社会から強く求められている課題への対応を強化し、新たな経営体制の下で加盟店の皆様と寄り添い、サプライチェーン全体と連携した「未来志向」の革新を推進してまいります。

 (株)セブン-イレブン・ジャパンは、1973年の創業以来、「変化への対応と基本の徹底」を基本指針としながら、加盟店オーナー様との共同事業としてセブン-イレブンを展開し、つねにお客様の立場に立った商品・サービス提供およびニーズ変化に合わせた自己革新に取り組んできました。
 昨今は雇用や配送業務における需給の逼迫、多様な販売チャネルの登場など、コンビニエンスストアを取り巻く環境が、さらに大きく変化しています。また、環境および社会課題への対応も、重要な社会的責務となっています。当社ではこれらの変化に対応し、事業構造の抜本的な改革と製造、物流等サプライチェーンの全体最適化を見据えたビジネス モデルの再点検が不可欠であるととらえています。そのため、出店精度の向上、既存店の成長性の確保に向け、今後、下記に挙げた諸項目をはじめ、多岐にわたる「未来志向」の取り組みを推進してまいります。
このため、新たな経営体制のもとで、よりいっそう柔軟に事業課題の見直しを進め、事業構造改革を推進するとともにビジネスモデルの再構築を通じて、お客様の生活に寄り添った利便性の提供と社会課題への対応を深耕してまいります。また、既存店支援の強化を通じて加盟店の皆様とより一層緊密な連携を図り、「未来志向」のもとに一体となって「セブン-イレブン」のブランド価値の向上に力を注いでまいります。
 
◇「事業構造改革」(取り組みを予定している事項)
 1)立地に応じた出店基準の厳格化による出店精度の向上
  ・<本年出店数:850店(昨差▲539店)>
 2)加盟店様とのコミュニケーション機会の拡充
  ・<全役員と全地区での対話機会の徹底化>
    3)先端技術を活用した“省力化プロジェクト”設立と推進
  ・<PJにて(セルフレジ年内全店導入促進/新検品/スマホ決済による省人化実験等)推進>
    4)非24時間営業の実証実験による課題把握と方向性提示
  ・<3月の直営10店、4月のFC店へのテスト拡大にて今後の営業時間の検討化>

以上

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