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セブン&アイの挑戦

2015年4月

グループ横断でシステム基盤を整備

  セブン&アイHLDGS.が挑戦している変化への対応の「第2ステージ」。オムニチャネルは、その中心を担う取り組みです。今秋の新サイトのオープン、そしてリアルとネットが一体となったオムニチャネルサービスのスタートに向けて、いま、グループでは着実に準備が進んでいます。
 2014年度には、オムニチャネルに関し、グループ全体での取り組みと事業会社単位で担う個別課題を明確化。これを受け、グループ各社トップが参画する推進体制を構築して、「商品」「店舗サービス」「物流」「会員・ポイント・カード」「ネットサービス」の5つのプロジェクトを立ち上げました。各プロジェクトはグループMD(マーチャンダイジング)改革プロジェクト等、既存店舗の商品・サービスの革新とも連携。「上質で新しく価値ある商品開発」と「システム基盤の強化」の両面から「セブン&アイのオムニチャネル」の具体像を描き出してきました。
 グループがオムニチャネルの取り組みで最も重視している点は、既存システム(リアルでの商品・サービス提供を支えている情報システム等)とオムニチャネルシステムを融合させること。これによりお客様が、リアルでもネットでも安心して、しかもストレスなくお買物をしていただくことが可能になります。このため昨年12月には、グループにCIO(最高情報責任者)を設置。グループ各社のシステム強化を横断的に推進する体制を整えました。
  日進月歩に発展するシステムの世界では、日々、新しい技術が生まれています。この変化に機敏に対応するためには、従来のアウトソーシング型ではなく、システムの内製化を進め、システム面での競争力を高める必要があります。そのため、グループ内のシステム開発要員を今後さらに拡充し、オムニチャネルサービスのスタート後もサイトデザインの随時見直し、お客様のご利用状況の分析などをつねに進めながら、最新の技術成果を取り入れてスピーディーにサービスに反映できるよう、社内開発体制を強化していく方針です。

お客様接点の多い強みを活かす

タブレットを使ってお店にはない商品をおすすめできる仕組みも構築しています。

 リアルとネットが融合したオムニチャネルサービス。今後はかつてない買物シーンも見受けられることになるでしょう。
 たとえば、今セブン‐イレブンが進めているご用聞きの宅配サービスのおりに、販売担当者がタブレットを携行。ネットになじみのない高齢のお客様でも、操作等を販売担当者がお手伝いしながら、お店の品揃えにない商品でもスピーディーにお求めいただけるようになります。情報を軸にリアルとネットを結合することから生まれる利便性の提供。それにより、グループの百貨店や専門店の商品等が近くのセブン‐イレブン店舗で入手できるなど、商品、売り方、お客様の買物スタイルを一変させることになるでしょう。
 このような変化には、多彩な業態を擁し、全国に1万9000店以上のお客様との接点を持つセブン&アイHLDGS.ならではの強みが発揮されるのです。
 そしてそれを支える基盤として、リアルとネットの違いや、業態の違いなどを意識せずに、お客様が利用できるシステム環境の不断の整備が不可欠となります。

オムニチャネルを機にグループ一体化したブランディングを

セブン‐イレブンは「街の本屋」として、書籍・雑誌を幅広く取り扱うほか、今後は、化粧品や雑貨も店頭のタブレットでお買い求めいただけます。

 現在、セブン&アイグループでは、ネットで発注した商品の受け取りをセブン‐イレブン1万7000店をはじめ、イトーヨーカドーやそごう・西武などの店舗で受け取り ができるサービスを展開しています。また、セブン‐イレブンでは「街の本屋」を目指し、店舗に設置した端末で書籍や雑誌の発注・受け取りを展開しています。今、一部地域で、化粧品、靴などの商品の発注、受け取りとともに、それら商品の円滑な返品対応の実証実験も始めています。
 また、セブン&アイHLDGS.にCI(コーポレート・アイデンティティ)室を新設。今後、こうしたオムニチャネルに関する取り組みを、より広範なお客様にご理解 いただけるよう、情報発信を進めていく計画です。オムニチャネルのスタートに合わせて、グループ一体化のブランディングとイメージアップに取り組んでいきます。
 もちろんこれには商品の安全・安心、上質さ、新しさがともなってこそ実現するものです。グループの力を結集し、業態を超えた価値ある商品づくりにいっそう注力していきます。
 お客様が求める新たなお買物のスタイルの創出へ。セブン&アイHLDGS.ならではのオムニチャネルサービスの開発は、グループを挙げて本格化しています。

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