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セブン&アイの挑戦

2020年1月

セブン‐イレブンの改革最前線

「対話(コミュニケーション)」を通じて、
変わり続ける。

セブン-イレブン・ジャパンは現在、社会構造や環境の変化に対応し、持続可能な成長を実現していくための「行動計画」を遂行しています。その中心にあるのが、“店舗オーナー様をはじめとしたステークホルダーとの対話によって自らを変革していこう”という基本姿勢です。ここでは、セブン-イレブン・ジャパンが「商品展示会」と「セブンあんしんお届け便」に積極的に取り組むお店の様子を通じて、対話を通じて変わり続けるセブン-イレブンの“今”をご紹介します。

グループシナジーを拡大し、成長と分配の好循環へ。現行中期経営計画2017~2019年、2019年10月にグループ成長戦略、海外コンビニエンスストア事業の成長戦略、事業構造改革の方向性、国内コンビニエンスストア事業の再成長に向けた基盤づくり、次期中期経営計画では2020年4月 通期決算発表「次期中期経営計画の公表」。成長と分配の好循環

Scene I

「商品展示会」での対話をもとに

加盟店様とともに成長への指針を共有

 春と秋の年2回、セブン‐イレブンに加盟されているオーナー様と店舗の従業員さんとともに成長に向けた想いを共有する場、それがセブン‐イレブン・ジャパンが継続的に開催している「商品展示会」です。2019年秋期商品展示会は全国16ヵ所でのべ26日間にわたって開催し、加盟店からは約10万人、お取引先や今後のオーナー様候補の方々を含めると約11万4千人が参加しました。
 会場では、セブン‐イレブンの経営方針を共有するとともに現在の社会状況や消費トレンドをもとにした新商品、売場づくりの提案などを紹介しています。2019年秋期商品展示会では、人手不足や消費税増税といった事業環境の中、「オーナー様が経営に専念できる環境づくり」「持続的に成長できるお店づくり」をともに推進していくというコンセプトで、立地商圏別の品揃えと売場づくりなどを紹介しています。商圏別の売場では、それぞれの立地に応じた買い合わせや購買特性についてグラフなどを使って自店と比較ができるように工夫。オーナー様や店舗の従業員さんたちもオペレーション・フィールド・カウンセラー(OFC)に積極的に質問するなど、会場はいつも熱気に満ち溢れています。

店舗ごとに担当しているOFCが、今期の政策を新商品とともに各店舗ごとの特長に合わせて説明します。

新商品の試食や最新設備も展示しています。

メーカー様同士でも最新情報を交換

永松社長をはじめとする幹部社員は商品展示会だけでなく、定期的なお店訪問でもオーナー様や店舗の従業員さんたちと直接会話を交わしています。

 対話を通じてモチベーションを高めているのは、オーナー様や店舗の従業員さん、担当OFCだけではありません。展示会場には、セブン‐イレブンの商品づくりを担う多くのメーカー様も来場し、商品本部のマーチャンダイザー(MD)と販売戦略を確認するとともに、従業員さんの声など市場調査では得られない生きた情報をもとに商品開発や販売促進の方向性を話しています。また、これからセブン‐イレブンに加盟される方々もお招きして、強みである商品力や運営サポート力などを紹介しています。
 セブン‐イレブンが持続可能な成長を実現していくためには何が必要なのか――セブン‐イレブンはこれからもステークホルダーの皆様との「対話」を起点とした変革に挑戦していきます。

デイリーメーカー様からMessage

株式会社武蔵野
代表取締役社長

安田 信行

加盟店様と直に接する貴重な場として商品開発につなげています。

 1981年のお取引開始以来、当社はお弁当やおにぎり、調理パンなどを開発・製造するデイリーメーカーとしてセブン‐イレブンとともに成長を続け、2019年には全国25番目となる生産工場を沖縄に開設しました。
 当社にとって商品展示会は、加盟店オーナー様と直に接することができる貴重な場です。そこで皆様の〝生の声〟に耳を傾けてきたことが「ツナマヨおにぎり」や「金の食パン」といったヒット商品の開発につながっています。また、商品展示会は当社社員のモチベーション向上にも有効な機会となっています。
 多くの加盟店と多種多様なパートナー企業の方が一堂に会し、それぞれの思いやこだわりをぶつけ合うのが商品展示会です。そこで生まれる熱気は、セブン‐イレブンのサプライチェーンをより強固なものにしています。これからも自社の開発力を高め、新たな商品・市場の創造に貢献していきます。

食品メーカー様からMessage

日清食品株式会社
代表取締役社長

安藤 徳隆

こだわり、強みを発揮し合いながら新たな価値を店頭にお届けしていきます。

東京都板橋区に本店がある人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」シリーズの新商品「辛旨味噌」を多くの来場者に試食していただきました。

 セブン‐イレブンとの協業は、1999年に発売した「日清名店仕込み」シリーズが最初でした。有名ラーメン店の味をカップ麺で再現するという挑戦は、発売後2ヵ月で500万個、初年度で1000万個という伝説的な売上げを記録し、現在の「セブンプレミアム」の原型になったと聞いています。以来、新しい価値創造に挑戦する良きパートナーとして、お互いに共通する2つのこだわりをぶつけ合いながら切磋琢磨し、ともに成長してきました。
 まず一つ目は、「食」に不可欠な安全性・品質へのこだわりです。当社の創業者である安藤百福は「食為聖職」という言葉を遺しています。食の仕事を聖職と位置づけ、人々の生命の根源を支える仕事に携わる者として品質管理体制を強化し続けています。当社のブランドコミュニケーションは、他社が真似できないようなユニークでインパクトの強いものが多いのですが、そんな当社らしさも厳格な品質保証体制に基づき安全性を確保しているからこそ成立します。そして、これら基本の確かさを追求する姿勢は、セブン‐イレブンが求める姿勢と一致していると感じています。
 もう一つは、「セブンプレミアム」の「進化するブランド」、当社のグループ理念「EARTH FOOD CREATOR」が象徴するように、つねに時代や人々の生活スタイルの変化をリードする存在でありたいという想いです。女性や若者、シニアなど、ターゲットごとに“刺さる”部分は異なりますが、食を通じて時代の一歩先を示すという気概は共通しています。さらに、既存商品を絶えず改良し、消費者に新しい驚きと楽しさを提供しようという姿勢も同じだと感じています。

OFCの説明を熱心に聴く加盟店の皆様。

 加えて、私が常々感心させられるのが、徹底力です。品質、安全性、おいしさ…すべてにおいて、方向性を決めたら何度でも試行錯誤を繰り返し、結果を出す力。その姿勢は、先日訪れた商品展示会でも肌で感じました。一般に、展示会ではエンターテインメント性も重視されますが、セブン‐イレブンの商品展示会は実にシンプルかつユニークです。社会環境や消費志向の変化に対するセブン‐イレブンの針路が、商品紹介のパネルで、売場の事例で、設備機器の展示で、一貫したメッセージとして打ち出されています。とくに当社のようなメーカーは、新商品に込めた味や品質へのこだわりを知っていただきたいのですが、担当するMDさんだけでなくOFCの方もそうした点を実によくご理解いただいており、来場者に丁寧に説明しておられる姿には毎回頭が下がります。また、オーナーさんや従業員さんもそうしたこだわりのポイントを期待されているようで、熱心に会話を交わしながらメモをとられる姿が印象的でした。こうした内容の濃いコミュニケーションから徹底力が生まれ、店内でのお声がけやPOPづくりなど、販売につながる実践的な取り組みになっているのだと思います。
 これからもそれぞれの強みを発揮しながら、つねに新鮮なブランドとしてともに成長していきたいと考えています。

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