Made in Japan

セブン&アイグループで取り扱う「こだわり」の品をご紹介

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イトーヨーカドー

日本産の生地にこだわった
播州織 先染パジャマ

兵庫県神戸市から車で北上すること約1時間。「播州織」の産地、西脇市に到着します。
糸から染める先染織物の木綿生地で、国内生産のシェア70%を占める播州織。
この生地に冷感機能をプラスした、夏用パジャマの生地を生み出す現場を訪ねました。

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兵庫県の北播磨地域(北播)にあたる西脇市。東経135度、北緯35度の交差地点があり、「日本のへそ」のまちといわれ、「日本へそ公園」もある。
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播の加西工場では24時間、織機が猛スピードで稼働中。工場の中は糸が切れないよう湿度65%に保たれています。1台の織機が24時間稼働して、約50mの布地が生まれます。

豊かな水と分業体制が支える伝統の織物産地

 西脇市内を車で走っていると、つねに片側にゆったりとした川の流れが見えます。中国山地から流れ出る加古川と、その支流の杉原川、野間川です。
 「西脇は水量が豊かなこれらの川が集まる場所。しかもこの川の水は超軟水で、糸が鮮やかに染まり染色に適しています。川の水が豊かなことが、この地に播州織が発展した大きな理由です」
 播州織の織元である(株)播の営業部長、高瀬秀典さんが教えてくれます。
 江戸時代中期、京都の西陣から一人の男が織物の技術を持ち帰り、北播磨地域で農家の副業として生産が広まった播州織。この地で220年以上の歴史を誇ります。

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播磨染工(株)で行われる糸の染色工程。原糸を染色釜に入れ、染料を投入。濃色は全部で7時間ほどかけて染め上げます。

 この布の一番の特徴は、あらかじめ染め上げた糸で生地を織る「先染織物」であること。織った後の布になってから染める後染織物やプリントとは異なり、染色された糸で織り上げる布は、柄がくっきりと出て美しく、奥深い印象を与えます。

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「色は無限。どんな色でも染めることができます」と言って見せてくれた播磨染工の見本室。各色の配合比がすべて記録されていました。

 また、播州織は分業が基本。糸を染める染色、糸にのりづけをするサイジング、織機にかける織布、仕上げ加工と、いくつもの会社が分業で布づくりを支えています。
 「播州織はこの地域に根づく産業です。どの会社の工場も車で30分ほどに位置し、何かあればすぐに協力しあう関係です。各工場にはそれぞれの分野のスペシャリストがいるので、皆さんの技術力を結集して、播州織の歴史を守り、これからも発展させていきたいと思います」と高瀬さん。

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加美サイジング(株)では、たて糸を染色ビームに巻きつける作業が行われていました。

 とはいえ、播州織がどこに使われているのか、普段は気づかないかもしれません。たとえばワイシャツ生地。繊細なストライプ柄や、細かなチェック柄の生地は、光沢があり、着る人の体にするっとなじみます。こういった製品に播州織の名前はついていませんが、実は日本製のシャツ類では、播州織の生地が使われることが圧倒的に多いのです。

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のりを落とし、毛羽を焼き落とすなどの最後の仕上げ加工を施して、播州織の布地が生まれてきました。これがイトーヨーカドーのパジャマになります。

 今夏、イトーヨーカドーで販売するパジャマは、この播州織でつくられた機能性の高い綿100%の布を使用しています。糸を染める過程で、横糸に吸熱効果のある「キシリットクール」を吸収させ、その糸で織り上げた布を縫製して仕上げたものです。
 「糸から加工するので、吸熱冷感効果が高く、その効果が持続するのが特徴です」と高瀬さん。寝苦しい夏の夜を快適にしてくれる冷感パジャマです。
 「染色でも織の技術でも、すべてに妥協を許さず、高いクオリティーを保った布をつくる。それが播州織の矜持きょうじです」 そう話す高瀬さんの背後には、信頼できるたくさんの仲間たちがいます。

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これがキシリットクール。ペースト状にして釜に入れ、糸の芯まで浸透させることで、冷感効果が長持ちします。キシリットクールは水分に反応するため、汗をかくとひんやり感じます。
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Kent キシリットクール
長袖シャツパジャマ 4,990円(税込価格5,489円)
Kent キシリットクール
半袖シャツパジャマ 4,990円(税込価格5,489円)

どちらもS、M、L、LL、3L、4Lの幅広いサイズ展開で、全国のイトーヨーカドー、omni7ともに7月末頃までの販売を予定しています。

ムービー

セブン&アイグループが自信を持ってお届けする、メイド・イン・ジャパンの商品。
そのこだわりの商品を生み出す産地をご紹介します。

こだわりの産地を訪ねて「伝統の格子柄の巻」(4:32)