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セブン&アイの挑戦
セブン&アイグループのサステナビリティ

女性の悩みに寄り添った商品開発
お客様の課題解決に向けて取り組むフェムケア商品の拡充

2022年5⽉

お客様の課題解決に向けて取り組むフェムケア商品の拡充

女性がライフステージごとに感じる心身の不安や悩みに注目。
上手にケアできる商品を提案することで、より快適な暮らしをサポートします。

女性のライフステージに対応する専門商品の開発に意欲

本取り組みに関するSDGsの目標
本取り組みに関するSDGsの目標

 女性の社会進出が進み、妊娠や出産などのライフイベントを取り巻く環境が大きく変わる中、注目を集めるのが「フェムケア」商品です。あらゆるライフステージの女性が快適な暮らしを送るため、女性の心身の健康をケアする商品・サービスの需要が高まっています。
 セブン&アイグループでは多様な人々が活躍できる社会を実現することを重点課題の一つとし、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組んでいます。お客様の生活の質を高めるフェムケア商品を開発するために、消費者一人ひとりのご要望を受け取る仕組みづくりについて、グループの各社で工夫しています。
 ニッセンは、アンケートや各種SNSなどを用いてお客様のご要望を直接吸い上げ、商品開発に反映。赤ちゃん本舗は、産後の女性に向けた商品の強化とともに、妊娠前の女性へもアプローチできる棚割を展開。イトーヨーカ堂は、あらゆる年齢のお悩みに寄り添う品揃えと、商品選びのアドバイスを行うなど、各社それぞれが、お客様と直接の接点を持つ強みを活かしてお客様の生の声を取り入れ、より満足いただける商品展開に取り組んでいます。
 今後も女性の快適な暮らしを実現する、商品・サービスの迅速な提供に努めます。

ニッセンホールディングス

一人ひとりのお客様にフィットする商品を展開

 ニッセンでは2017年10月より、これまで品薄だったFカップ以上(グラマーサイズ)のブラジャーの開発に本格的に取り組んでいます。プラスサイズブランドの「スマイルランド」での知見を活かし、お客様一人ひとりのご要望を受け取る仕組みを構築。お客様から寄せられる手紙やメール、各種SNS、オンライン上での商品レビュー、社内モニターなど、あらゆるツールを用いてお客様のニーズを分析し、商品開発に活用しています。
 バストの重さや形は一人ひとり異なるので、新商品を開発する時には必ず社内外のモニターに協力いただき、フィッティングをして調整。お客様のニーズに細かく応えた商品はお客様からの評価も高く、また、その声も現場に届きやすいことから、双方向での継続的な関係を構築しているのが強みです。
 2020年9月からは、乳がん手術をされた方に向けた締め付けのないブラジャー「ハートエール」ブランドを展開。手術後の身体の変化に不安を感じるお客様に対して、手術直後から術後の経過が落ち着くまでのシーンに合わせた商品開発を推進しています。
 また、ニッセンは「ニッセンオンライン」内に、女性の悩みに寄り添い、自分らしい暮らしを見つけていただくためのフェムテック特集ページを開設しました。今後もお客様一人ひとりの課題解決に向け、「フェムケア」の概念とフェムケア商品の周知に取り組んでいきます。

赤ちゃん本舗

妊娠期を迎える前から産後まで女性のウェルネスに貢献

赤ちゃん本舗
妊娠前の女性へ、売場からアプローチ
妊娠を意識するすべての女性に必要な、葉酸や各種ビタミンなどのサプリメントの陳列を、栄養素別にするなどの工夫を施し、女性のウェルネスに貢献します。

 赤ちゃん本舗は、妊娠・出産・子育ての課題解決に向けた商品開発に取り組んでいます。商品の中でも需要のあった、産後の女性の乳房をサポートする母乳パッドに着目し、2022年3月24日に、機能性を高めた商品としてパッケージも合わせてリニューアル発売しました。
 また、妊娠前の女性にも視野を広げ、手に取っていただけるような商品開発、ウェルネスの意識を高める売場展開を試行しています。

イトーヨーカ堂

女性のライフステージの悩みや不安を軽減する商品を提案

イトーヨーカ堂
機能も充実、バラエティ豊かな生理用ショーツ
不安な睡眠中のズレにも安心な夜用・多い日タイプ、デイリー使いにも使用できる2WAYマチタイプ、フィット感の良いスポーツタイプなど、幅広い品揃えからお選びいただけます。

 イトーヨーカ堂は、さまざまなライフステージの女性の悩みや不安に寄り添い、快適に自分らしく過ごすためのインナーウェアを「SuTeKi Care」シリーズとして生理用ショーツや、おりもの対応、吸水ケアなどのサニタリー商品、冷えからくる身体の不調をサポートする温活アイテムなど、一人ひとりの悩みに寄り添った商品を展開しています。吸水性、ニオイ対策などの機能はもちろん、肌に直接触れるインナーウェアだからこそ、やさしい着用感にもこだわりました。
 社会で活躍する女性が増える中、今後は更年期などの健康課題にも向き合っていきます。