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セブン&アイの挑戦

2018年3月

セブン&アイ × アスクル

食品〈新業態〉創出!

2017年11月28日、セブン&アイグループとアスクル株式会社(以下、アスクル)協同の新サービス「IY フレッシュ」がスタート。スマホで簡単にお買物、レシピ検索もできる、簡単・便利な食品の〈新業態〉の創出を目指していきます。

献立のアイデアから決済までお客様の不便を解消

 30〜40代の有職女性や子育て世代、そしてご高齢のお客様の中には「毎日の食事の献立を考えるのが大変」「食事の用意に時間や手間をかけられない」といった悩みを抱える方が少なくありません。そうした声に応える新サービスがIYフレッシュです。IYフレッシュはアスクルが運営する日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」の中にあります。Yahoo! JAPAN IDさえあれば、スマホで簡単にいつでもどこからでも注文できるので、ちょっと手の空いた時に、簡単にお買物を済ませられます。しかもIYフレッシュのサイトでは、動画などでさまざまなメニューの調理手順やコツを紹介するコンテンツも豊富に提供。
 さらに、予めカットした野菜や煮るだけ、焼くだけの魚や肉、メニューに必要な下ごしらえ済みの食材をセットにしたミールキットなど、調理の時間や手間を省く商品が充実。取り扱い商品は、既存のイトーヨーカドー店舗やネットスーパーで扱っていない独自の商品を含め、全部で約5000アイテム。今後順次拡大していく予定です。
 これまでのネットスーパーとの大きな違いは、きめ細かな配送体制にあります。ロハコの受け取りサービス「Happy On Time(以下、ハッピー・オン・タイム)」により、1時間単位で時間帯指定ができ、お届けの前日から当日にはアプリやメールにより30分単位でのお届け時間をお知らせするほか、アプリではお届け10分前の通知も可能。こうした事前通知により、お客様の待ち時間を極力短縮。一般的に約20%※といわれる不在率が2%となるなど、きわめて精度の高い配送を実現しています。また、IYフレッシュ以外のロハコ商品も一緒にお届けでき、代金精算も合わせて一度で済ませられます。

  •  環境省「平成26年度低炭素地域づくり集中支援モデル事業」調査より。

商品開発から仕組みづくりまで両社一体のプロジェクトで

 セブン&アイグループとアスクルでは、今後もお客様にいっそうの利便性を提供するために、商品開発からお届けまで一貫したIYフレッシュのプロジェクトチームを編成し、スピーディな課題解決とサービス向上を推進していきます。
 セブンプレミアムをはじめ、独自の価値を追求した商品開発・提供に取り組んでいるセブン&アイグループ。全国8カ所の物流拠点を中心にお客様まで直結した物流体制と、お客様との接点になるサイトデザインなどにノウハウを有するアスクル。プロジェクトチームは、この両社の強みを活かして、お客様にとってより身近で、使いやすいサービス、商品開発、レシピ開発などを進めています。
 このIYフレッシュの取り組みを通じて、セブン&アイグループは、マーケットチャンスが広がる都心部での迅速なニーズ対応を強化。実店舗と同様、わかりやすく商品の価値を伝え、快適にご利用いただけるEコマースサイトを目指し、クオリティにこだわった商品写真や動画づくりなどにアスクルのノウハウを取り入れています。これにより、価格競争ではなく、商品・サービスやサイトのクオリティによって、お客様に選んでいただける生鮮食品Eコマースを実現していきます。
 今回、IYフレッシュがスタートしたのは東京都新宿区と文京区。今後、検証を進めながら、2018年度中には東京23区内に対象エリアを拡大する予定です。
 また、IYフレッシュのスタートに先立ち、2017年11月から「オムニ7」とロハコが相互送客を開始。2つのEコマースサイトを通じて顧客を拡大するとともに、データ共有することでお客様の購買行動をよりきめ細かくとらえ、品揃えや商品開発などに活用していく方針です。このような取り組みを積み重ねていくことで、セブン&アイグループとアスクルは、今後さらに多様な分野でパートナーシップを広げ、お客様の利便性をよりいっそう高めていきます。

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