このページの本文へ移動します

四季報 VOL.148 セブン&アイグループ新時代へのアプローチ(1)

2020年8月

セブン&アイグループ 新時代へのアプローチ 日本の社会構造は大きく変化し、消費マーケットも生まれ変わろうとしています。そのような新しい社会環境においてセブン&アイグループは「暮らしになくてはならないグループ」になるために、お客様の暮らしに寄り添う2つの戦略を推進しています。首都圏食品戦略×ラストワンマイル

目指す未来

グループシナジーでお客様の暮らしに
寄り添う

新時代を切り開く新たな取り組みを推進

 今”生活の変容”が進み、大きく生まれ変わろうとしている消費マーケット。
 セブン&アイグループが進める成長戦略は、これからの時代に求められるお客様との接点の多様化、そして豊かで快適なお買物体験を広げる取り組みなど、新たな生活様式に対応し、まさに時代の変化をリードするものです。
 今回は、その中でもグループの力を結集して取り組んでいる「首都圏食品戦略」と「ラストワンマイル」の対応についてご紹介。セブン&アイグループは、これらの取り組みを通じてお客様の暮らしに寄り添う新時代の流通サービスを追求しています。

首都圏食品戦略 首都圏の肥沃なマーケットにおいて食を中心にグループシナジーを最大化 ラストワンマイル お客様の多様なライフスタイルに対応したお届けサービスを拡充

お客様との接点の多様化と快適なお買物体験の提供

セブン&アイグループでは、首都圏食品戦略とラストワンマイルの推進により、お客様との接点の多様化、そして利便性の向上や健康、安全・安心などお客様ニーズへの的確な対応を実現します。

お客様の意見を反映したネットの機能拡充 ネットスーパーや宅配サービスなどにお客様の声を反映することで、より使いやすいサービスへと進化させていきます。 受取りサービスでお買物の利便性向上 グループの各店舗のみならず、各種の外部施設でも商品の受取りサービスを実施。多様な購買ニーズに応えていきます。 宅配サービスによる新規顧客の獲得 子育てや介護などの理由で、店舗に足を運ぶことが難しいお客様に対しても商品をお届けします。 地域ニーズに合ったお店づくり 複数の店舗フォーマットを持つことで、立地の特性や商圏の環境に合わせた戦略的な出店が可能になります。 品質の安定した商品供給 プロセスセンターを開設することで、素材利用のノウハウを蓄積。つねに安定した品質の商品を提供できる体制を整えます。 生鮮食品や惣菜などのクオリティー向上 将来的に、セントラルキッチンなどのインフラをグループ内に持つことで、独自商品の品質向上が見込めます。