セブン&アイの挑戦

2013年5月
高松からフェリーで小豆島にやって来るセブン‐イレブンの配送車。離島では小豆島に4店舗(今後2店舗オープン予定)、直島に1店舗展開。

大きな期待と反響 想定以上の好スタート

 2013年3月、セブン‐イレブンが四国へ初出店しました。小豆島や直島などの離島も含め、香川県と徳島県で4月末現在、83店が営業しています。
「工場や配送などインフラ整備の目途が立ち、ついに念願の四国への進出がかないましたが、実際にオープンして予想を超える反響、お客様の期待の大きさに驚いています」と語るのは、出店計画を推進してきたセブン‐イレブン第4リクルート部部長。(1)商品力、(2)現場力、(3)立地というセブン‐イレブンの強みである3要素が揃えば成功するという自信はあったものの、オープン後の来店客数・売上げは、予想を大きく超えるものでした。
 全体としてセブンプレミアムを筆頭とするデイリー商品が好調で、セブン銀行のATMサービスや電子マネーnanacoなどへの関心が非常に高いという特徴があります。
 四国出店にあたっては、行政や地元企業にも事前に協力を求めて連携を重視。新たな雇用の創出をはじめ、なると金時のスイートポテトなど地元産の食材を使った商品開発を積極的に行うなどWIN - WINの関係づくりにも尽力しています。

「バリエーションが豊富で味がよくて驚き!」とお客様からも従業員からも好評のフライヤー。

お客様のニーズをチェックしながら単品管理を行い、品揃えの充実に取り組んでいます。

お客様の喜びが従業員の喜び、モチベーションに

 今回、他チェーンからセブン‐イレブンに転換した店舗もありますが、駐車場や売場の拡大を行い、旧店舗の平均1.7倍の品揃えを実現しています。
 そのひとつ、高松市内にある店舗ではオープン以来女性や年配のお客様が増え、1日の来店客数は200人、売上げは20万円以上増加しています。同店のオーナーは、お客様から「やっとセブン‐イレブンが来てくれたね」「商品がおいしくてうれしい!」と喜ばれることが多く、期待の大きさを実感していると言います。
「お客様が喜んでくださるのが何よりうれしく、それが従業員の喜びやモチベーション、店の活気にもつながっています」と、セブン‐イレブンに変わったことによる変化と喜びを語ってくれました。

商品力だけでないセブン‐イレブンの強さを実感

 オープンした店舗からは、基本4原則を徹底し、仮説・検証を繰り返すというセブン‐イレブンの仕事の仕方やオペレーションに驚いたという声も少なくありません。
 セブン‐イレブンの配送車がフェリーで海を渡り、毎日3便配送している小豆島にある店舗の店長もそのひとり。
 「商品力はもちろんですが、商品を売るために何をするかを考え、売れなかったらその理由を考える。そういった仕事の仕方が徹底されていて、強く細かくやり続ける。これがセブン‐イレブンの強みなんだとしみじみ感じています」と語ります。同店は年配のお客様が多く、周辺にスーパーがないこともあり、「セブン‐イレブンになって品数が増えて選ぶ楽しみが増えた」「お惣菜が揃っていて助かる」と喜ばれています。

小豆島の土庄港へ向かう幹線道路沿いにある小豆島池田店。1日の来店客数は1,000 人。

大勢のお客様から「おいしい」「やっと食べることができた」とご好評をいただく商品を運んでいます。(写真は徳島県鳴門市への納品)

18年度までに4県で570店を出店予定

 今後の予定としては、年内には米飯と惣菜の専用工場が完成。2014年度には愛媛県へ、16年度には高知県へ、18年度までには4県で570店の出店を計画しています。集中出店していくことで、お客様により「近くて便利」を実感していただくことを目指すとともに、「ご用聞き」をはじめ配達サービスも積極的に展開していきます。
「本部と加盟店が40年近くかけて築きあげてきたブランドを背負うプレッシャーは大きいですが、四国に出店してよかったと思っていただけるように頑張りたい」
 そんな緊張感と熱い思いを持って、新たな仕事に挑む四国のセブン‐イレブンのオーナー、そして従業員たち。近くて便利なお店としてセブン‐イレブンが、四国になくてはならない存在となるための努力が始まっています。

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