~JCLP制定の新記念日への賛同とともに自分ごと化・行動変容を促進~
2025年8月8日
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
株式会社セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・ヘイズ・デイカス、以下当社)は、一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(以下「JCLP」)が制定した、毎年8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」とする活動に賛同いたします。
日本各地で猛暑が続く中、熱中症による死傷者の増加や、労働・農業への影響、水害をはじめとする社会インフラの負荷拡大など、気候変動の影響が私たちの暮らしや企業活動に深刻な形であらわれています。こうした猛暑について「暑さ」としての言及はあっても「気候変動」と結びついた報道や議論は限定的であり、気候変動対策への機運に結びついていないのが現状です。当社では、こうした課題に対し、最も暑いこの時期に、8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」としてJCLPが制定したことを受け、「暑さ」を気候変動の問題として捉え直す社会的なきっかけづくりにしていきたいと考えます。未来世代のために気候危機を止めるという意思のもと、社内外問わず自分ごと化し、行動変容につながるアクションの起点としてまいります。
当社は、2019年に環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を表明しており、グループの店舗運営に伴うCO₂排出量を2030年までに50%削減、2050年までに実質ゼロとする目標とともに、サプライチェーン全体でのCO₂排出量削減を目指しています。
■記念日概要
名称:「暑すぎる夏を終わらせる日」
記念日の制定:2025年8月8日(金) (一般社団法人日本記念日協会に登録)
期間:温暖化を止めることができるまで ※「なくすため」の記念日
内容:最も暑いこの時期に「暑すぎる夏を終わらせる記念日」を設け、「暑さ」を気候変動の問題として捉え直す社会的なきっかけを作ることに。この記念日は、未来の世代のために気候危機を止めるという意思を共有し、“社会全体のシステム転換を進めていくための起点”としていく。
【記念日のロゴ】
(ご参考)当社グループで現在実施中の具体的なアクション
<みんなで『デコ活』*1しよう」キャンペーンを実施>
株式会社セブン&アイ・ネットメディアが開発・運用する、従業員向けアプリ『サステナスマイル』*2(以下:サステナスマイルアプリ)において、社内キャンペーン「みんなで『デコ活』しよう」キャンペーンを当社グループ18社の従業員を対象に実施
*1
デコ活とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らし」の愛称で、環境省が2022年より推進するライフスタイルの提案です。2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者(生活者)の脱炭素に向けた行動変容ライフスタイル転換を促す取り組み。
*2
サステナスマイルアプリは、グループ内のサステナブルな取り組みの情報共有や、学・投稿・クイズなどのコンテンツを通じて、従業員のサステナビリティに対する意識向上と行動変容を促すことを目的としたアプリ。獲得したポイントはランキングに反映されるほか、1ポイント=1円として寄付も可能で、社会貢献にもつながる取り組み。
https://www.7andi.com/company/news/release/202507311400.html
■(ご参考)昨年の取り組み
<行動変容につながるJCLP世論喚起PJに参加>
気候変動に本気で向き合う245社の企業団体、ご当地キャラクターと共に「♯だから1.5度」キャンペーンを実施。自分ごと化と1.5℃目標の認知拡大を目指し実施。
一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)は、脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に発足した企業団体。幅広い業界から250社超が加盟(2025年7月時点)。加盟企業の売上合計は約160兆円、総電力消費量は約80TWh(概算値)。2017年より国際非営利組織The Climate Groupの公式地域パートナーとして、日本におけるRE100、EV100、EP100の窓口・運用も担う。セブン&アイ・ホールディングスとしては2019年に初回加入、2025年より正会員として活動中。
以上