ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート 環境への取り組みを発信することで未来につなげる。【動画公開中】セブン&アイ・ホールディングスの「環境月間」とは?

「7つの重点課題」活動レポート

Takeo Murakami [ セブン&アイ・ホールディングス
サステナビリティ推進部​ ]

セブン&アイグループでは、豊かな地球環境を未来につなぐために、環境に配慮した商品をグループの各店舗で販売し、お客様へ情報発信しています。2023年度は商品を通じて「CO₂排出量削減」「プラスチック対策」「食品ロス・食品リサイクル対策」「持続可能な調達」をテーマに訴求。グループ各社のみならず、様々な外部団体にも賛同いただき、サステナビリティの認知・理解促進につなげる活動を実施しました。その取り組みについて、サステナビリティ推進部 村上健夫さんにお話を聞きました。

環境課題への理解を、
身近な「商品」から。

セブン&アイグループは環境問題の解決には「たとえ、ひとりではできないことでもみんなで手を取り合い協力すれば、きっとできることがある」と考えています。今回の取り組みのきっかけを村上さんはこう話します。『私は2022年にサステナビリティ推進部に着任して以降、グループの環境への取り組みについてお客様に理解していただくため、様々なイベントや情報発信に取り組んできました。しかし、なかなかお客様の目に留めていただくことができず、伝わらないという状況が続いていました。これを改善するには、まず発信する立場である従業員の理解をもっと深める必要があると考えました。』この活動は従業員にとっても身近で、実感の持ちやすい「商品」で発信していこうと決めたそうです。

想いをひとつに、
パートナーシップとの協力

2023年9月、10月は「持続可能な調達」というテーマに欠かせない“環境に配慮した食に関わる商品”を取り上げました。
『このテーマの取り組みは、安全・安心で環境にやさしい農産物・水産物、地球にやさしいサステナブルな原材料を使った食品を選びました。私たちだけではなく認証などに取り組む外部団体と連携できれば、訴求力が増すと考えました』村上さんは、外部団体に協力をお願いしたそうです。外部団体の方も『我々も同じように自分たちの取り組みをどのように広めていくか悩んでおり、一緒に発信できれば環境や未来の食への想いを広めやすい。』と考えられたようです。

『実際に認証団体の方等にも店頭で接客をしていただき、その際に「直接お客様の声に触れられて嬉しかった」「これから先の未来を担う方とも一緒に取り組めて、新しい意見もたくさん聞くことができた」と感謝の声もいただけました』と村上さんは嬉しそうに話していました。

想いをつないで、
未来を守る。

お店の環境月間のイベントに村上さん自ら参加してみると、お客様がワッと入って列を作っており、大変な盛況ぶり。
お客様からは「こんな取り組みをしていたんだ」という言葉をいただき、お店の従業員からも「こんなに大きな取り組みだったんですね」と声をかけられ活動が浸透していく様子を目の当たりにできたそうです。

『私たちは、「商品」を通して想いを届けることができます。それは、未来の地球環境をより良くすることにつながります。だからこそ私たちは率先して活動しなくてはいけないと考えています。』そのように、村上さんは語ります。
5年後、10年後へ豊かな地球環境をつなげるために、そして未来もおいしい食事をするために、1人でも多くの従業員やお客様に発信していきます。

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