ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート 海岸清掃を通して、人をつなぐ「場」に。【動画公開中】セブン‐イレブン・沖縄の「ビーチクリーン活動」とは?

「7つの重点課題」活動レポート

海岸清掃を通して、
人をつなぐ「場」に。

Hideki Tokuno [ セブン‐イレブン・沖縄 リクルート本部​ ]

2019年の初出店からもうすぐ丸5年を迎えるセブン‐イレブン・沖縄。“地元の企業として、地元のために何ができるか”を考え、沖縄の綺麗な海を守る清掃活動「ビーチクリーン活動」を進めています。この活動は、企業や加盟店だけではなく、地域の方やNPO団体、中・高校と一緒に行う清掃活動。沖縄の海を守る行動が、ポイ捨てや不法投棄を減らす意識の変化につながるように、綺麗な海とより良い沖縄の未来を目指し取り組みを続けるセブン‐イレブン・沖縄 リクルート本部 徳野秀樹さんからお話を聞きました。

“仲間”が愛する海を、
いっしょに守りたい。

セブン‐イレブン・沖縄が海岸清掃活動に取り組む理由。それは“沖縄の企業として自然保護に貢献したい”という強い想い。きっかけとなったのは沖縄の方たちの海への愛だったと徳野さんは語ります。「沖縄へ赴任して多くの方とふれあう中、本当に海を大切にしているんだなと実感しました。また沖縄には仲間同士で助け合う“ゆいまーる精神”が根付いています。だから横のつながりも強く、仲間想いで、地元が大好きなんです。」そんな沖縄の方の人柄に触れるにつれ、“人と人のお付き合いを大事にしていけば、何かの取り組みにつながるのではないか?”と考えるように。この発想が、仲間と一緒に海を守る活動へと結びついていきます。

人と人のつながりの強さを感じた徳野さんは「この海岸清掃活動は、セブン‐イレブン・沖縄が『つながる』から『つなげる』役割となり、地域に貢献・密着していく必要がある」と考えました。そこで、加盟店オーナー様に案内状を送付。企業、団体、個人については海上保安庁が事務局である「おきなわクリーンコーストネットワーク」のホームページ上に活動を告知。また、市役所などの行政や、地元の企業に訪問の際にも海岸清掃実施の告知を行い広く参加者を募集。その結果、様々な枠を越えて100名以上の方が参加してくれるという結果に。

地域で取り組む、
未来のための“一歩”。

この清掃活動に参加したセブン‐イレブン新天地浮島店オーナーの角屋 隆司さんは「沖縄の豊かな自然を次世代の子どもたちに引き継ぐためにも、こういった清掃活動は沖縄の将来にとってより良いものになると思う。また、地域の方と直接話し合い、“共に海を綺麗にしよう”という気持ちを共有できる場がある、ということはありがたい。」と語ります。また徳野さん自身も、中・高生の参加者から「個人では実施しにくいけどセブン‐イレブンが主催だから参加しようと思った」という声を聞き、今まで一歩を踏み出すことが出来なかった方々の参加するきっかけをつくることができたのは大きいと、手応えを感じたそう。

今後の展望について徳野さんは次のように語っています。
「海岸清掃をきっかけに自然保護に同じ価値観を持った人が増えていくといいなと思います。それが結果的に綺麗な海に戻る未来をイメージしています。地元の企業として、沖縄の海と未来のために。地域の人と人をつなげる場所となるために。これからも沖縄の仲間と一緒に活動を続けていきます。」