ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート 食べ物を捨てないことが、当たり前の世の中に。【動画公開中】デニーズの「mottECO(モッテコ)」とは?

「7つの重点課題」活動レポート

日本で年間523万トン※も発生していると言われる“食品ロス”。その削減に向けて、デニーズが全店で進める取り組みが『mottECO(モッテコ)』です。食べきれない料理をお持ち帰りいただくための専用容器をご提供することで、飲食事業者として“食べ物を大切にしたい気持ち”をお客様へ目に見える形でお伝えする。その積み重ねで、食べ物を捨てないエシカルな社会をお客様とともに実現していく。そんな目標に向かい、日々『mottECO』の普及に取り組んでいる上壁正和さんにお話を聞きました。

※出典:令和5年6月9日 農林水産省プレスリリース「令和3年度の食品ロス量(推計値)」

食品ロスの課題を、
解決するために。

デニーズでは、お店からでるコーヒーの豆かすや調理くずなどを資源として活用するプロジェクトや、余った食材のフードバンク寄贈などを通じて食品廃棄物の削減につとめてきました。こうした活動を続ける中で、食品ロスをより減らすためにはお客様の食べ残しを捨てない取り組みが必要と考え、『mottECO』を導入しました。私たち自身、心を込めて提供した料理を自分たちの手で捨てなければならないことには心が痛い想いがありましたので、気持ちが救われてとても嬉しく思っています。

この取り組みについて、お客様から「子どもが親の食べているものを欲しがり、結局食べきれず子どもが残してしまった食べ物をを持ち帰ることができて助かった。」という声をいただいたことがあります。この声で、「なるほど、ファミリーレストランという業態にはそういうニーズがあるのか」と気づかされました。実際、WEBアンケートでも『mottECO』ではお子様メニューが多く持ち帰られているデータが出ています。

日々の積み重ねから、
取り組みの輪を
広げていく。

『mottECO』の目的は、本来食べ切るべきものを「やむを得ず」残した時は自己責任で持ち帰り、ゴミにしないこと。つまり、食べ残しを「無くす」ための取り組みです。その意義が正しく伝わる発信を続けながら、トラブルなく安全にサービスを運用していくことを心がけています。

私たちが実績を積み重ねることで、『mottECO』が他の飲食店にも注目され、普及していく。日々の活動を通じて取り組みの輪を少しずつ広げながら、食べ物を捨てないことが当たり前の世の中を実現していきたいです。

従業員インタビュー
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