ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート セブン‐イレブンのお仕事、授業で発見!~おにぎりの発注のカギは仮説にあり~

「7つの重点課題」活動レポート

2024.4.26

  • 課題4

セブン‐イレブンのお仕事、授業で発見!
~おにぎりの発注のカギは仮説にあり~

セブン‐イレブン・ジャパンは、東北地区のさまざまな小学校の子どもたちに、“働く”ことから未来につながる生きた学びを提供する『出張授業』を開催してきました。


授業のテーマは「情報活用」と「おにぎりの擬似発注」。
発注のために重要となる情報の集め方・考え方・情報を使った仮説の立て方などを学ぶ授業です。


子どもたちが自ら考え、答えを出す力を養うことを目的としたこの出張授業が始まった経緯、さらに実際の授業の様子や子どもたちの声などを詳しくご紹介します。

Chapter 1

子どもたちに、新しい学びの体験を。

『出張授業』の取り組みが始まったのは23年夏頃、東京書籍(株)の5年生の教科書にセブン‐イレブンが紹介されていたことがきっかけです。


この教科書の内容になぞらえた授業を自分たちの手で行えば、セブン‐イレブンの仕事の本来の姿や働くうえで役立つ視点や考え方を子どもたちに伝えられるかもしれない。


そんな思いから「情報活用とおにぎりの模擬発注」をテーマにした授業プログラムを作成しました。

このプログラムを東北地域の教育委員会に説明したところ、職員の方から“これは良い!”と太鼓判を押してもらい、小学校での出張授業を開始しました。

Chapter 2

「おにぎり」は、情報と仮説から。

授業はセブン‐イレブン・ジャパンのディストリクトマネージャー(地区マネージャー)による業務レクチャーからスタート。
店舗業務の中で特に重要な“発注”を学びます。


発注には仮説が大切で、仮説を立てるには、お店の立地・天気・地域の行事など、様々な情報が必要。それを聞いた子どもたちは、情報からどうやって数を決めるの?いつも並んでいる商品も毎日発注しているの?と興味津々です。

そして授業後半、いよいよセブン‐イレブンのお仕事を体験!4〜5名でのグループで「おにぎりの擬似発注」にチャレンジしました。


この擬似発注で何よりも大切なのは、正解を当てることではなく子どもたちが考えや発注の理由を、自分の言葉で説明できること。
そこへたどり着くように、各グループにセブン‐イレブン・ジャパンの社員や加盟店のオーナー様などがディスカッションをフォロー。


子どもたちは先生が“普段の授業より積極的”とおっしゃるほど自由に発言し、意見を交わし、自分の考えをまとめることに真剣に取り組んでいました。

Chapter 3

未来の笑顔を、広げる、育てる。

授業に参加した子どもたちからは『毎日発注をする前に、仮説を立てていることに驚いた』『好きなものを好きなときに買えるのは、コンビニが考えてくれているから』など、セブン‐イレブンの普段の業務に驚く声がたくさん寄せられました。
中には『家に帰ってお母さんに授業の内容を説明して、それぞれが立てた仮説を比べてみた』という声も。こうした子どもたちの反応から「出張授業の取り組みに確かな手応えを感じられた」と授業の担当者は語ります。

『子どもたちから寄せられた感想の一部ご紹介』

普段お店を利用するだけでは分からないお店の裏側に触れることで、子どもたちの将来につながる気づきや学びを得る機会を作りたい。
そんな思いで、セブン‐イレブン・ジャパンは「出張授業」を続けてきました。


この取り組みは、まだ終わりではありません。地域と手を取り合い、未来を担う子どもたちの可能性を育てていくために、これからも活動を続けて行きます。

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