



地域に笑顔を生み出すために、セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)が始めた社会貢献活動。それが、今回ご紹介する『清走中』の取り組みです。
『清走中』は、株式会社Gabが運営するゲームとごみ拾いを融合させた話題のコンテンツ。この企業とコラボレーションしたセブン‐イレブン主催の『清走中』を、2023年から各地で開催してきました。
取り組みを推進したセブン‐イレブン・ジャパン オペレーション本部 オペレーションサポート部の田添友祐さんは、『清走中』が持つ魅力を次のように語ります。
「街中でのポイ捨てや海洋ごみの問題に、多くの自治体が頭を悩ませています。こうした課題を解決する活動(ごみ拾い)にゲーム感覚で参加できることは、お客様にとって大きな魅力。また、私たちにとっては普段は店舗でしか接点を持てない地域のお客様や小学生から20代のお客様と触れ合うことができ、とても嬉しく思っています。」
セブン‐イレブン主催の『清走中』は2023年から2024年にかけて計13回開催し、全体で2,000名を超えるお客様にご参加いただきました。参加申込の抽選倍率は平均で2倍以上、各地域の自治体の方々や開催地域のセブン-イレブン店主様をはじめ店舗従業員の皆様にも多数ご参加いただくなど、想像以上の反響があったそう。さらに、イベントを通じて「お客様とセブン‐イレブンの距離が近くなったと感じられた」と田添さんは話します。
「私たち、セブン‐イレブンが取り組む食品ロス削減の施策「エコだ値」やペットボトル回収などのSDGs活動をイベント内で紹介すると、良い活動だね!自分も参加したい!といった声をいただきます。また、イベント当日に通りかかった地域の方から声をかけていただいたり、思いがけず“ありがとう”の言葉をもらったり…。セブン‐イレブンを身近に感じていただけている、そんな手応えを多くの場面で実感することができました。」
『清走中』の開催にあたっては、自治体との調整、会場や人の手配など、クリアすべきハードルがいくつもあります。そのような中、社内外の関係各所と連携して、多くの計画から実行までを、10週間という短い期間で行わなければなりません。
困難に直面したこともたくさんありましたが、それでも「イベントが成功した時の喜びは何ものにも代えがたい」と田添さんは話します。
「イベントに参加した方も、運営に関わってくれた社員や従業員の皆さんも、全員がイベントを通じて笑顔になっていくんです。お子様と一緒に参加されたお父さん・お母さんも、心からごみ拾いを楽しんでくださっている。そんな姿を目にすると、本当にやってよかったと思います。」
地域の方々と手を取り合って、地域にたくさんの笑顔を生み出していく。そんな活動を、セブン‐イレブンはこれからも続けていきます。