ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート 世界文化遺産登録10周年の節目に、地域の食の魅力を発信! セブン‐イレブン・ジャパンの『富士山フェア』

「7つの重点課題」活動レポート

2023.7.21

  • 課題3
  • 持続可能な調達

世界文化遺産登録10周年の節目に、地域の食の魅力を発信!
セブン‐イレブン・ジャパンの『富士山フェア』

セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)は、富士山のユネスコ世界文化遺産登録10周年を記念して、静岡県のご当地グルメや地域の優良食材を用いた商品を揃えた『富士山フェア』を2023年7月21日(金)~7月31日(月)に静岡県内のセブン‐イレブンで実施します。日本の象徴であり地域の誇りでもある「富士山」をテーマにしたフェアを開催する理由、さらには商品ラインアップや実施企画の詳細について、セブン‐イレブン・ジャパン オペレーション本部 静岡・東東海 ゾーン マネジャーの高橋 塁さんにお聞きしました。

富士山の記念すべき節目の年に。

セブン‐イレブンは、2009年に静岡県と地域活性化包括連携協定を結び、自治体と手を組んでさまざまな地域貢献活動をつづけてきました。その中でも、特に力を入れてきたのが“地産地消の商品づくり”です。
包括連携協定の締結以降、静岡県内で生産された食材を活用して多彩な商品を開発し、県内の店舗で販売。2023年4月には、静岡県の優れた農林水産物を厳選・認定する “しずおか食セレクション「頂」ブランド”の食材を用いた商品を販売する『静岡“頂”フェア』も実施しました。

2023年4月に実施した『静岡“頂”フェア』の商品
“しずおか食セレクション「頂」ブランド”のロゴマーク

こうした“地域の食の魅力”を発信していく活動を一層盛り上げるために企画されたのが、今回実施する『富士山フェア』です。この取り組みの推進を担当している高橋さんは、フェアを企画した背景にある思いを次のように話してくれました。
「2023年は、富士山がユネスコ世界文化遺産に登録されて10周年を迎える年です。富士山は世界に誇る日本の文化の象徴として多くの人々が愛着や敬意を寄せる存在であり、とりわけ、地元である静岡県民の皆様はその気持ちを強くお持ちであると感じています。そんな富士山の記念すべき節目を地域の方々と一緒に祝い、静岡県の食の魅力をより広く発信する機会にしたいという思いで『富士山フェア』を企画しました。」

富士山世界文化遺産登録10周年記念ロゴマーク
『富士山フェア』のためにリデザインされた10周年記念ロゴマーク

『富士山フェア』で販売する商品には、目印として富士山の世界文化遺産登録10周年を記念したロゴマークが貼付されます。実はこのマーク、もともと自治体側で制作した10周年記念のロゴマークを、商品に貼り付けるシールにするためにリデザインしたものだそう。
「今回の『富士山フェア』も静岡県との包括連携協定の一環として立ち上がったプロジェクトであり、富士山の記念すべき節目をより効果的にアピールするために自治体と協議を重ねながら準備を進めてきました。フェアで使用するロゴマークも、商品に貼り付けた際に富士山の世界文化遺産登録10周年の記念マークであることがお客様にひと目で伝わるよう、自治体と協議してデザインを作り直しました。」と、高橋さん。このロゴマークが付けられた商品が、2023年7月21日(金)からいよいよ静岡県内のセブン‐イレブンに並びます。

地域の人々に必要とされる商品を。

『富士山フェア』では、地域の食の魅力を発信する7つの商品を静岡県内のセブン‐イレブンで販売します。これらの商品を開発する上で心がけた点を高橋さんにお聞きすると、「地域の人々に本当に必要とされる商品をつくること」だと答えてくれました。
「今年4月に実施した『静岡“頂”フェア』では商品開発を本部主導で行いましたが、今回の『富士山フェア』では加盟店のオーナー様にも商品企画の打ち合わせにご参加いただき、さまざまなご意見を頂戴しながら開発を進めてきました。地域でお店を経営するオーナー様は言わば地域住民の代表であり、その土地のニーズを知り尽くした存在でもあります。そんな方々の声を取り入れることで、より地域に根差した商品を開発できると考えました。」

富士宮やきそば
(うるおいてい監修)

地域の人々のニーズに合わせた商品を開発するためには、乗り越えなければならないハードルもあったそう。
「今回、オーナー様からのご意見をもとに、静岡県富士宮市のご当地グルメである『富士宮やきそば』の商品化に取り組みました。開発にあたっては、富士宮やきそばの名店である“うるおいてい”に監修いただいたのですが、店主の方が求める品質になかなかたどり着くことができず、商品開発担当者と試行錯誤を繰り返しました。」
しかし、最終的には店主の方にもご納得いただけるだけの商品が完成し、『富士山フェア』に満を持して登場します。「麺の食感から味付けまでこだわり抜いた自信作を、ぜひ一度お試しいただきたい」と高橋さんは話します。

一番だしおむすびおかかづくし
焼津産鰹の鰹節
桜えび天丼
駿河湾産桜えび使用
静岡県産ねぎと
蒸し鶏の塩だれサラダ

『富士山フェア』では、他にも駿河湾産の桜えびを使用した『桜えび天丼』、焼津産鰹節のおかかを使用した『一番だしおむすび おかかづくし』、静岡県産のねぎを使用した『静岡県産ねぎと蒸し鶏の塩だれサラダ』など、静岡が誇る食材を使用した多彩な商品が登場。さらに、今回はより幅広い年代のお客様のニーズに合わせた商品をご提供するために、スイーツのラインアップにも力を入れているそうです。

富士山ミルクの
とろけるミルクプリン
富士山ミルク使用
富士マウンテンホイップ入り
富士山ミルク使用
ホイップ&カフェオレサンド

「今回のフェアでは、「富士山ミルク」を使ったミルクプリン、ホイップパン、ホイップ&カフェオレサンドを販売します。年齢の若いお客様に人気の高いスイーツ系の商品にも静岡県産の原材料を用いることで、地域の食材の魅力をより多くの方にお届けしたいと思っています。」と高橋さん。
ご当地グルメからスイーツまで、充実のラインアップを揃えた『富士山フェア』の商品。お近くにお住まいの方は、ぜひ一度お試しください。

活動の輪を広げ、よりよい未来へ。

今回の『富士山フェア』では、“地域に根差した商品の開発”だけでなく“活動の輪を広げること”にも力を入れて取り組んだと高橋さんは話します。例えば、フェアの開催は静岡県だけに留まらず、同じく富士山の地元である山梨県のセブン‐イレブンでも実施。フェア期間中に、山梨県の優れた食材を活用したさまざまな商品を県内の店舗で販売します。
また、今年4月の『静岡“頂”フェア』で実施して好評を博したイトーヨーカドーとの合同イベントを、今回の『富士山フェア』でも開催するそう。
「前回、イトーヨーカドー静岡店で開催した『静岡“頂”フェア』の合同イベントでは本当に多くのお客様と接する機会に恵まれ、楽しい催しを通じてセブン‐イレブンが取り組む社会貢献の活動内容を発信できたことに大きな手ごたえを感じました。今回の『富士山フェア』では、イトーヨーカドーとの連携をさらに深めて、より大きな盛り上がりを生むイベントにしていきたいと考えています。」
セブン‐イレブンとイトーヨーカドーの『富士山フェア』合同イベントは、2023年7月22日(土)・7月23日(日)の2日間にわたってイトーヨーカドー静岡店で開催されます。

さらに、今回の『富士山フェア』では商品の売上の一部を富士山の環境保全活動への支援金として寄付をするそうです。こうした取り組みを行う理由を、高橋さんは次のように話してくれました。
「私たち静岡・東東海ゾーンのセブン‐イレブンと、同じく富士山に隣接する長野・山梨ゾーンのセブン‐イレブンは、セブン‐イレブン記念財団、自治体、NPOと連携して富士山の環境保全のためのボランティア活動を毎年行っています。こうした活動をつづける中で、富士山が今後も文化の象徴であるためには環境保全の取り組みの継続が不可欠だと常々感じていました。今回の『富士山フェア』では商品の売上の一部を寄付する形をとりますので、いわば“お客様参加型”の支援活動になります。この取り組みをきっかけに、地域全体で富士山の環境を未来につなげていく機運を盛り上げていきたいと考えます。」
自治体、グループ各社、地域の皆様とつながり合うことで活動の輪を広げ、地域の未来をよりよいものに変えていく。そんな取り組みを、セブン‐イレブンはこれからも続けていきます。

セブン‐イレブン・ジャパン
オペレーション本部
静岡・東東海 ゾーン マネジャー

高橋 塁

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