ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート キッチンカー「なないろ食堂」で使用するLPガスをカーボンニュートラル化

「7つの重点課題」活動レポート

2023.8.25

  • 課題3
  • CO2排出量削減
  • 持続可能な調達

キッチンカー「なないろ食堂」で使用するLPガスをカーボンニュートラル化

株式会社セブン&アイ・フードシステムズ(東京都千代田区)が運営するキッチンカー「なないろ食堂」は、2023年8月1日(火)より、店内調理に使用するLPガスの燃焼時に発生する温室効果ガスを全量カーボンオフセットします。

これはキッチンカー「なないろ食堂」で調理に使用するLPガスを、富士瓦斯株式会社(東京都世田谷区)が販売する、『フジガス・カーボンニュートラルLPガス』(以下「FCN-LPG」)※1、その中でも山梨県の<やまなし県有林活用温暖化対策プロジェクト ※2>により創出したオフセット・クレジット(J-クレジット)※3 を用いた『富士山LPG』にすべて切り替えることで、年間約1t のCO2排出量実質ゼロを実現するものです。
当該LPガス使用によるカーボンニュートラル化は、キッチンカーとしては国内初の試みとなります。

セブン&アイ・フードシステムズは、2021年5月に、山梨県と『森林及び環境の保全等に関する連携協定書』を締結しています。キッチンカー「なないろ食堂」のLPガスのカーボンニュートラル化も、その協定を背景に山梨県が創出したオフセット・クレジットを用いた取り組みとしたものです。

当社が運営するキッチンカー「なないろ食堂」
「なないろ食堂」に貼付するステッカー

FCN-LPGの活用は、キッチンカー「なないろ食堂」だけにとどまらず、当社の主要業態でもあるレストラン「デニーズ」 の実店舗への導入も、今後検討を始める計画です。
今後も当社は、セブン&アイグループの「GREEN CHALLENGE 2050」に則り、CO2削減の目標達成に向けて様々な施策を講じていきます。

※1:フジガス・カーボンニュートラルLPガス(FCN-LPG)とは、LPガスの消費燃焼において発生する温室効果ガスについて、カーボンクレジットを用いてオフセットしたものです。
※2:山梨県は、国際的な森林管理認証の原則により、県有林の管理経営を行っています。本プロジェクトは、その一環として、県有林で実施した間伐によるCO₂の吸収量について、環境省の推進するオフセット・クレジット (J-クレジット)制度に基づき、クレジット化しています。そのクレジットの売却による収益を活用し、更に環境の保全や生物多様性の確保に配慮した持続可能な森林経営等を推進しています。
※3:環境省のオフセット・クレジット(J-クレジット)制度に基づいて発行される、国内における自主的な温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトから生じた排出削減・吸収量を指します。信頼性の高い国産のクレジットとしてカーボンオフセットに用いることが出来ます。

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