ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート サステナブルに生きる【赤ちゃん本舗】業界初。哺乳びんのリサイクルに向けた実証実験がスタート

「7つの重点課題」活動レポート

2022.12.9

  • 課題3
  • プラスチック対策
  • 持続可能な調達

サステナブルに生きる【赤ちゃん本舗】業界初。哺乳びんのリサイクルに向けた実証実験がスタート

哺乳びんには本体が「耐熱ガラス製」と「プラスチック製」の2種類があります。哺乳びんのリサイクルが進んでいない経緯として、耐熱ガラス製は、特殊なガラスを使用し、不燃ごみとして扱われてしまうこと。
また、プラスチック製もパーツごとに素材が異なるため、分別して回収する仕組みがないことがあげられます。今回哺乳びんの国内シェアNo.1のピジョン様とリサイクラー様の3社で協働し、ピジョン製哺乳びんの回収ボックスをアカチャンホンポの店舗に設置。哺乳びんを回収し、プランターや路面の舗装材などにリサイクルする実証実験を今年の8月より関東エリア10店舗で実施しています。回収は、習慣化しやすさを考え、お客様自身で回収ボックスに入れていただく運用にしています。

回収ボックスはガラスびんとプラスチックびん、
乳首・フード・キャップで入り口を分け、
お客様に分別いただく仕様です。
ご協力いただいたお客様には「シード(種)ペーパー」をお渡しします。土に埋め水をあげると芽が出て、花を咲かせるもので、お子様と一緒に植物をいつくしむ気持ちを育んでほしいとの願いを込めました。

耐熱ガラス製の哺乳びんは割れないように回収ボックス内にスロープを設けたり、お子様がけがをしないように回収口を高めに設定し、扉も設けるなど仕様の決定に議論を重ねました。
実証実験を行う店舗に取り組み内容を説明すると快く協力してくれ、10月末時点で592本もの哺乳びんが集まりました。お客様からも「愛着のある哺乳びんが生まれ変わり、誰かの役に立つと思うとうれしい」とのお声もいただきました。業界初の挑戦でしたが、哺乳びんのリサイクルは私たちが先陣を切って行うべきだと考え、取り組みを進めています。今後は実証実験で収集した情報を分析し、実施に向けて尽力していきます。
この実証実験は来年2月末まで継続予定です。

<ピジョン様お取引先の声>お客様の大切な思い出を未来につなげるパートナー
本プロジェクトは、単なる資源回収活動ではなく、お客様一人ひとりの大切な育児の思い出を取り扱う活動だととらえています。その中で、取り組み先企業として最初に名前があがったのが、日頃からていねいなお客様応対をされている赤ちゃん本舗様でした。
また、店頭で衣類やコンタクトレンズの空ケースの回収・リサイクルの実績をお持ちで、先進的に環境活動に取り組まれていらっしゃることからお声がけさせていただきました。

ピジョン(株) 開発本部 デザインソリューション部 パッケージデザイングループ松田さん、阿南さん

※出典:インテージ(2021年5月~2022年4月の哺乳器売上金額シェア)

赤ちゃん本舗
商品本部 雑貨・食品部
マネジャー

谷野恵太

赤ちゃん本舗
広報部 シニアスタッフ

上田航平

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