ホーム サステナビリティ 明日にいいこと。つなげる、つづける。 「7つの重点課題」活動レポート 【セブン&アイ・フードシステムズ】食品ロス削減の取り組み:企業、業種の垣根を超えて推進 - 環境省の「令和4年度 mottECO(モッテコ)導入モデル事業」に採択 -

「7つの重点課題」活動レポート

2022.6.24

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  • 食品ロス・食品リサイクル対策

【セブン&アイ・フードシステムズ】食品ロス削減の取り組み:企業、業種の垣根を超えて推進 - 環境省の「令和4年度 mottECO(モッテコ)導入モデル事業」に採択 -

株式会社セブン&アイ・フードシステムズ(東京都千代田区)は、ロイヤルホールディングス株式会社(福岡県福岡市)、SRSホールディングス株式会社(大阪府大阪市)、日本ホテル株式会社(東京都豊島区)と共同で、環境省「令和4年度地方公共団体及び事業者等による食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業など」に応募し、2022年5月31日(火)「令和4年度 mottECO導入モデル事業」として採択されました。

今回採択されたのは、「パートナーシップによるmottECO導入事業者拡大とツール普及スキームの構築、及び、業界、自治体、教育機関と連携した啓発活動によるmottECO普及促進」事業です。
これは「食品ロス削減」という大きな社会課題に対し、事業者がmottECO導入と拡大を通じて、競合関係を超えたパートナーシップで取り組み、その解決を図るもので、次の4つを柱として実施します。

 1つ目に、業種業態を超えたアライアンスによるmottECO実践店舗の拡大。
 2つ目に、食べ残し持ち帰り用容器など、ツールの共同調達スキーム構築と有償化の検討。
 3つ目に、食品ロス削減と脱プラスチック両立のため、持続可能性が担保された紙素材のmottECO容器実用実験と、宅配やテイクアウト容器への応用研究。
 4つ目に、mottECO推進事業者ならではの、実践経験とデータに基づいた啓発活動の実施です。

具体的には、4社が運営する各店舗で、お客様が食べ切れない料理のお持ち帰りをご希望された場合、共通の専用容器をお渡しし、ご自身の責任においてお持ち帰りいただくことで「食べ残したものは自分の責任で持って帰る文化」の普及と啓発を図るものです。
本事業についての実施期間は2022年5月31日(火)~2023年2月28日(火)までとなります。

セブン&アイ・フードシステムズでは、運営するデニーズにおいて、さまざまな施策の結果、店舗の食品廃棄量を直近5年間で20%以上削減してきました。
2021年、環境省から「自己責任による食べ残し持ち帰り= mottECO (モッテコ)」が発信されたことを受け、2022年、同業態のロイヤルホストと共同でその導入と普及促進を図り、食品廃棄物の3分の2(デニーズ:重量ベース)を占める食べ残しの削減に取り組んできました。今年度、より事業者側の意識と消費者行動の変化をうながすため、参加企業を拡大して実施いたします。

※令和元年実績(平成27年比較:売上原単位重)

mottECO専用の容器(持続可能性を担保した紙でできています)

企業別実施ブランド

-「mottECO(モッテコ)」とは

環境省で、利用者とお店の相互理解のもとで、飲食店などにおける食べ残しの持ち帰りをより身近な文化として広めることを目的として開催した「NEWドギーバッグアイデアコンテスト」で大賞に輝いたネーミングです。
今回作成された「mottECO(モッテコ)」のロゴは、食べ残しを持ち帰ると、おいしくて笑顔、ムダがなくて笑顔、自分もエコに貢献できたことに笑顔、と、人々が笑顔になることを表現したデザインとなっています。

環境省Webサイト参照

https://www.env.go.jp/press/108796.html

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