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INTERVIEW

未来を予測しながら、技術者がDXを推進する

グループDXソリューション本部でCRMに関わるシステム開発をリードしているグループデジタルシステム部。どんなメンバーが、どんな思いを持って日々の業務にあたっているのか、グループデジタルシステム部オフィサーの根岸靖章が語ります。

目指すべき姿に向けたロードマップを描いていく

– 根岸さんのチームの業務内容について教えてください。

グループデジタルシステム部は、セブン&アイグループのCRMに関わるDXを推進している部署になります。2025年までに7iD会員数5,000万人という目標を達成するため、さまざまな施策立案やシステム構築、デジタルサービスの開発を行うことで、お客様との新たな接点を増やし、より良いお買物体験をしてもらえるよう日々業務に向き合っています。

現在、私が担当している業務では、CRM系システムの構築や保守運用に加え、数年先を見越した新しいサービスやアプリについて、経営層やグループ各社のメンバーと共に、どのタイミングで、どのような施策を打ち、どれくらいの効果を狙うか、またそのためにどんなシステムを作っていく必要があるかのロードマップ作りに注力しています。 今後はアプリなどを通じて、オンラインでお客様との接点を増やし、お客様一人ひとりのし好に合った商品やサービスの提案ができるようデジタルマーケティングを強化していきたいと思っています。

技術者サイドから仕掛けていくという業務スタンス

– 業務を行う中で、どのようなやりがいを感じられていますか。またどんな学びや経験値が得られるでしょうか。

グループの中期経営計画でも示された通り、私たちが担うCRMの領域は、セブン&アイグループが今後より注力していく領域であると考えています。そのためか、入社前に想定していた以上に経営層との距離感も近く、プレッシャーを感じることもありますが、我々の出す提案にも耳を傾け、実際に取り組みをやらせてもらえることも多いため、ダイナミックなチャレンジのできる面白い環境だと感じています。

また、言われた通りのシステムを作るのではなく、自らの頭で分析・熟考して、右往左往しながら、手を動かし、その場における最適解を探り当てていく。そんな好奇心や探究心の強い方は、DX推進のために必要な経験を着実に積んでいけるはずです。

難しい領域に挑んでいく、だからこそ安全・安心な環境が大切

– 職場の様子、カルチャーについてお聞かせください。どんなタイプの人たちが、どういった雰囲気の中で働いているのでしょうか。

メンバーは本当にさまざまなタイプの方がいます。立ち上げ当初はエンジニアが中心でしたが、最近ではプロジェクトマネジメント寄りのスキルに長けたメンバーも増えてきました。単純な技術者集団ではなく、技術を用いた課題解決を推進していくチームとして、さまざまな職能を持ったメンバーが各自の得意分野を活かしながら働いています。

マインド面では、サービスを通してお客様に幸せと感じていただくことはもちろん、自分たち関係者も幸せになるような仕事をしよう……そんな気概を持って働いているメンバーが多いと感じます。

当部の仕事は、常に新しいチャレンジを追求し続けるので、思い通りにいかないことも失敗することも多々あります。そうした時でも、いつも前向きに受け止めてくれる上司・仲間がいるので安心して働くことが出来ます。「良いチャレンジだったね」「次は必ずうまくいくよ」「今度はこうしてみたら」と、第一にチャレンジを認めてくれる……そして次のステップに繋がるアドバイスがもらえる、さらには、失敗をみんなで共有し、みんなで改善策を考えることで、組織力で失敗を次の成功の糧にする……グループデジタルシステム部にはそんな文化が根付いているように感じます。

大企業とスタートアップ、それぞれの良さを感じられる環境

– 今後どんな方に仲間になってほしいと思われていますか。

「DXに関わる仕事がしたい」と思っている方には、素直に「ぜひ一度、うちの部の話を聞いてみて」とお勧めしたいです。技術サイドからビジネスサイドに提案をして、DXを推進していこうとしている組織は、まだ少ないように感じますが、私たちの組織では間違いなくそれが推奨されているので、「自分たちが変えていける、変えていくんだ」という実感をもって、日々の仕事に打ち込むことができます。

当社は、本気でDXを推し進め、イノベーションを生み出そうとしています。試行錯誤のサイクルは速く、小回りのきく動き方ができる……その一方で、動かす規模や、施策がうまくいった時のインパクトはとても大きいです。豊富なリソースを持つ会社としての一面と、気鋭のスタートアップ企業のような一面を兼ね備えている職場は、他ではなかなかないのではと思います。

忙しい中にもイノベーションを体感しながらワクワクできる環境であると、私自身は感じています。広くテクノロジーに興味・関心があり、デジタルの力で世の中をより良くしたいという熱い思いのある方、自分の生み出したもので組織や社会の変革を支えていきたいと思っている方、そして、そういう仕事を日々、仲間たちと一緒に楽しく積み重ねていきたいと願っている方、そんな思いを持った方々と一緒に働けることを我々は心待ちにしています。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます

根岸 靖章
グループデジタルシステム部 オフィサー
根岸 靖章

2000年、大手コンサルティングファームに新卒入社。ハイテク業界のクライアントを中心にグローバルサプライチェーンの業務改革・システム導入のプロジェクトに参画。2011年、外資系大手総合流通企業へ転職し、プロダクトマネージャーとして物流施策の企画・推進を担当。2019年、大手コンサルティングファームに戻り、APAC/China地域でのRetail DX推進担当としてシンガポール・中国オフィスと協業しアジア圏の小売企業のDXを支援。2021年、セブン&アイ・ホールディングスに入社。グループ横断でのCRM領域のDX施策に関するPJ企画/推進・システム構築を担当。