CSR

トップメッセージ

本業の誠実な取り組みを通じて社会的要請に応え、社会との持続性の調和に努めます。

変化し続ける社会の中で「新・総合生活産業」の創造をめざします

 セブン&アイHLDGS.は、進展する少子高齢社会や消費飽和の時代において変化するお客様のニーズに応えるため、「コンビニエンスストア」「総合スーパー」「百貨店」「食品スーパー」「フードサービス」「金融サービス」「IT/サービス」という生活に密着した7つの事業領域を中心に、新たな価値を創造する「新・総合生活産業」をめざしております。
 また同時に傘下の事業会社を監督・統括する持株会社として、グループ全体のコーポレート・ガバナンスを強化するとともに、グループ各社と一体となって企業の社会的責任(CSR=Corporate Social Responsibility)を果たすべく力を注いでおります。

本業である事業活動を通して社会的課題の解決に取り組みます

 セブン&アイHLDGS.およびグループ各社は、株主、お客様、お取引先、地域社会の皆様、そして従業員の声に耳を傾け、その声を日々の改革や事業活動に反映させることを、CSR(企業の社会的責任)の基本に据えております。店舗、売場など各事業現場におけるステークホルダーとの積極的な対話を通して少子高齢社会の進展、総人口の減少、地球温暖化、食の安心・安全など現在直面するさまざまな社会的課題を的確に把握し、各事業会社が本業を通した取り組みによってその解決にあたっていくことに力を注いでいます。
 また、セブン&アイHLDGS.が企業グループとして継続的に成長・発展していくためには、法令・ルール・社会的規範の遵守、公正な取引の維持、多様性の尊重、地域社会との共存、地球環境への配慮などについて、グループ各社、社員一人ひとりが重要性を認識し、着実に実践していくことが不可欠であると考えています。そのために、セブン&アイHLDGS.では、CSR推進委員会を組織し、各事業会社のCSRに関する取り組みを統括・指導しながら、グループとして一貫した視点で実効性のあるCSR活動を推進しています。

社会的要請にどう対応しているかCSRの視点で取り組みを検証

 さまざまな社会的課題には、政府・行政でしか扱えない分野が存在する一方で、企業だからこそ、そして本業や本業のもつインフラを活用することで対応可能な問題・領域もあると認識しております。今回セブン&アイHLDGS.および各事業会社のCSRの取り組みを報告するにあたり、各事業会社が現状の取り組みをCSRの視点で再度検証した上で、本業を通じて実践している代表的な取り組みをまとめました。今回の報告を含め、透明性をもった情報の発信に引き続き注力するとともに、さまざまなステークホルダーの方々との対話を通して、グループ全体でCSR活動の深化を図ってまいります。

 セブン&アイHLDGS.は、今後とも社会と共生した持続的な成長をめざし、企業価値の最大化に挑戦してまいります。皆様には、引き続きまして、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

ステークホルダー・エンゲージメントを通して、
CSRのさらなる深化を図ります。

5つの専門部会を通してステークホルダー・エンゲージメントを推進します

 セブン&アイHLDGS.では、各事業会社のCSR(企業の社会的責任)に関する取り組みを統括・指導するため、CSR推進委員会と「企業倫理・コンプライアンス部会」「FT(フェアトレード)部会」「環境マネジメント部会」「社会・文化活動部会」「情報管理部会」の5つの専門部会を組織し、各事業会社の取り組みの共有化を図るとともに、グループ全体の課題の抽出や方針について継続的な議論を通して、CSRの視点から経営や事業活動を検証し、CSRの推進を図っています。同時にこれらの部会を通して、グループ各社とステークホルダーとの対話を促し、ステークホルダーの「声」を経営に反映させていく「ステークホルダー・エンゲージメント」を積極的に進めています。

自社のみではなく、サプライチェーン全体に配慮したCSRを推進します

 企業活動のグローバル化にともない、投資家、消費者、NGOなどのステークホルダーの関心は、CSRのあり方についても企業自身の取り組みだけでなく、取り扱う商品の開発から製造、流通、販売、さらには廃棄に至るサプライチェーン全体における法令の遵守、環境保全、労働条件への配慮などに向けられています。
 このような社会的な要請に応えていくために、セブン&アイHLDGS.では、2007年3月に「セブン&アイHLDGS.お取引先行動指針」を策定し、現在2007年度内の運用開始に向けて準備を進めています。本指針は当社の「セブン&アイHLDGS.企業行動指針」がベースとなっており、各事業会社とお取引先がともに本指針を遵守し、社会的責任を果たしていくことでお取引先およびセブン&アイHLDGS.各社双方の企業価値向上につながるものと確信しております。
 また社会貢献活動のよりいっそうの発展のため、2007年6月にはグループ共通の方針として「セブン&アイHLDGS.社会・文化貢献活動基本方針」を策定いたしました。今後はこの方針にそって、よりいっそう地域社会、国際社会との連携と協調を図り、積極的に平和で豊かな生活環境づくりに取り組んでまいります。

経営トップの認識と社員自らが主体的に考え、実践を通じて体得していくCSR

 今年度は、各事業会社の経営トップとそれぞれの事業領域における重点課題について、社外のステークホルダーや有識者の方々との対話の機会を設け、社会からの要請や課題、今後の活動や方向性などについて、意見交換を実施いたしました。今後は、各店舗・事業所で働く全ての従業員ともどもその実行に向けて、主体的・能動的に行動しCSRのさらなる深化に努めてまいります。

 セブン&アイHLDGS.は、今後とも多様なコミュニケーション機会を大切にし、誠実で信頼される企業の実現をめざしてまいります。皆様には、忌憚のないご意見、ご指導を賜りますよう、お願い申しあげます。