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重点課題 4

多様な人々が活躍できる社会を実現する

重点課題の考え方

 セブン&アイグループは、人種や国籍を始め、性別や年齢、宗教、障がいの有無、性的指向などさまざまなバックグラウンドや価値観を持つ多様な人々が活躍できる社会を実現していくことが重要だと考えています。
 異文化理解の促進や、未来社会を担う次世代の応援などを実施することは、社会全体の発展だけではなく、社会から求められる商品・サービスの提供にもつながります。当社グループだけでなく、社会全体がさまざまな価値観やライフスタイルを認め合うことのできるように、取り組みを進めていきます。

重点課題の背景

高齢化と生産年齢人口の減少

 日本は出生率の低下とともに高齢化が進み、生産年齢人口が減少しています。2040年までに、老年人口は増大する一方、生産年齢人口は約1,750万人減少することが予測されています。次世代の育成を支援していくことは、より良い社会の実現する上で重要です。

25年ごとの人口の増減

女性活躍支援

 生産年齢人口が減少する中、女性の活躍推進は必要不可欠です。しかし、子育てと仕事の両立ができない、子育て後に就職ができないなど多くの理由で働きたくても働けない女性も多くみられます。また、日本では管理職に占める女性の割合は、課長相当職以上で12.4%(2020年)と世界に比べても低いため、高い能力を持つ女性が活躍できるような社会にしていくことが課題となっています。

  • 厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査(企業調査 結果概要)」より
男女年齢別就業率(2019年)

異文化に対する受容性

 自分とは異なる文化に対しての受容性を複数の国で比較すると、特に日本のスコアは低い状態にあります。多様な人々が活躍できる社会を目指すためには、異文化に対しても認め合うことが課題となります。

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SDGsへの貢献

 この重点課題に取り組むことで、セブン&アイグループはジェンダー平等を含む多様な人々の活躍を支援し、持続可能な開発目標(SDGs)の目標5、10の達成に貢献します。

SDGs5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGs10 人や国の不平等をなくそう

セブン&アイグループの取り組み