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謹んで地震・津波のお見舞いを申し上げます。令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。セブン&アイグループは、今般の災害に際し、人命と安全を最優先として行動するとともに、地域社会のライフラインとしての役割を果たす べ く、関係者の皆様と復旧・復興に貢献してまいります。2024年、国内・海外でさらなる価値の創造に向け、グループ成長戦略を積極的に進めてまいります。セブン&アイHLDGS. 代表取締役社長 井阪隆一
謹んで地震・津波のお見舞いを申し上げます。令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。セブン&アイグループは、今般の災害に際し、人命と安全を最優先として行動するとともに、地域社会のライフラインとしての役割を果たす べ く、関係者の皆様と復旧・復興に貢献してまいります。2024年、国内・海外でさらなる価値の創造に向け、グループ成長戦略を積極的に進めてまいります。セブン&アイHLDGS. 代表取締役社長 井阪隆一

 昨年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、お客様の消費行動が活発化した一方、物価上昇にともなう節約志向も相まって、消費を取り巻く環境は複雑化しています。さまざまな先行指標から本年を見通しますと、物価上昇は徐々に落ち着きを取り戻し、実質賃金の上昇や、数十年続いたデフレ基調からの脱却に期待がかかります。当社グループでは、こうした消費市場を取り巻く環境変化をチャンスととらえ、成長機会の創出に結び付けていきます。
 「『食』を中心とした世界トップクラスのリテールグループ」の実現に向け、本年も引き続き、グループ共通インフラの構築や会員数3000万人を超える顧客基盤「7iD」の活用を積極的に進めていきます。また、この先少子高齢化に加え、コロナ禍を経て生じた生活様式の変化やDXの進展などを背景に、お客様の日常における購買圏の狭小化が見込まれ、身近なコンビニエンスストア(以下、CVS)の役割がいっそう重要になります。従来のCVSの品揃えにとどまらず、日常生活を幅広く支える食品の強化を図るため、セブン‐イレブンとイトーヨーカドーの連携による新コンセプト店舗「SIPストア」の取り組みも、今春にスタートいたします。
 海外CVS事業においては、昨年来オーストラリアおよび北米におけるCVS事業の取得に関する契約締結などを進め、事業領域の拡大を加速させてきました。今後、日本で培ったバリューチェーン構築力を発揮し、地域のニーズに合ったフレッシュフードの強化を戦略の軸に据え、成長力を着実に高めていきます。
 こうした積極的な成長戦略の推進は、株主の皆様をはじめ、あらゆるステークホルダーの皆様のご支援の賜物です。利益向上に見合った適切な還元を行う方針のもと、昨年12月より自己株式の取得を開始しております。また、この3月には株式分割を通じ、より多くの皆様に投資をしていただける環境を整えてまいる所存です。株主の皆様には、今後とも末永く当社グループへご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

過去の四季報で特集したセブン&アイグループの挑戦は、
こちらからご確認いただけます。

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挑戦は、
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