重点課題 1高齢化、人口減少時代の社会インフラの提供

社会インフラとしてのサービスの拡充

 セブン&アイHLDGS. は、近所の行政や銀行の窓口、小売店舗などの社会インフラ拠点の減少により生活に不便を感じる方へ、自治体と連携し、不便を軽減するための公共サービスを提供しています。

  • SDGs11 住み続けられるまちづくりを

包括連携協定など、自治体との連携を推進

 セブン&アイグループは、地域の活性化に向け、各自治体と、地産地消、高齢者支援、健康増進、環境保全など、幅広い分野で連携する「包括連携協定」の締結を推進しています。また、通常の店舗営業時やお届けサービスの中で、高齢者などの異変を察知した時に、自治体と連携して対応することや、高齢者雇用の促進、認知症サポーター養成への協力などの活動に関して自治体と連携する「見守り協定」の締結も推進しています。
 そのほか、「物資支援協定」を締結することで災害時の迅速な地域支援に備えるとともに、可能な範囲で水道水やトイレ使用、周辺情報を提供する「帰宅困難者支援協定」の締結も進めています。

各社別自治体との包括連携協定数


  2018年2月末 2019年2月末 2020年2月末
セブン–イレブン・ジャパン 91 140 184
イトーヨーカドー 42 63 66
ヨークベニマル 8 13 13
ヨーク 2 4 4
そごう・西武 9 13

13

セブン&アイ・フードシステムズ 1 1 3
合計 153 234 283 


自治体と連携した地域活性化支援

 セブン&アイグループでは、包括連携協定の締結を機会として、各自治体と連携したさまざまな地域活性化の取り組みを進めています。
 セブン‐イレブン・ジャパンでは、地元の味や食文化を大切にし、地域の食材を使用した商品の開発を行っているほか、イトーヨーカドー、そごう・西武、ヨークベニマルなどでは、地域商品や地域の食材を使用したメニューの提案などを行い、地域の魅力を発信することで地域活性化に貢献しています。

 また、ヨークマートでは千葉県八千代市の店舗にて、行政との取り組みの一環として地元の高校生が考案したパンの製造・販売するイベント「やちパン プロジェクト」に参加し、3種のパンを販売しました。

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長野地区のセブン-イレブンで販売した

♪1/2日分の野菜!上州地粉のおっきりこみ

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青森県のイトーヨーカドーで販売した

「中短生(青森中央短期大学生)が伝える味!縄文遺跡群登録応援弁当」

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西武福井店で開催した

「おいしいふくい大博覧会」

やちパン.png

千葉県八千代市のヨークマート2店舗で

「やちパン プロジェクト」に参加

行政サービス(各種証明書発行)

 セブン‐イレブン・ジャパンでは、店内のマルチコピー機を利用し、住民票の写しと印鑑登録証明書を発行するサービスを提供しており、717の市区町村と連携しています(2020年2月末現在)。さらに、494自治体では戸籍証明書の発行、503自治体では税の証明書が発行できるなど、サービスを拡充しています(ご利用にはマイナンバーカードが必要になります)。このサービスはマイナンバーカードをかざす簡単な操作で、夜間や休日でも利用できます。個人情報は専用ネットワークと高度なセキュリティーで保護し、特殊印刷によって偽造や改ざんを防止しています。

保険加入と保険料支払いサービス

 セブン‐イレブン・ジャパンでは、店内のマルチコピー機で画面に氏名や住所などの必要情報を入力し、レジで保険料をお支払いいただくことで24時間いつでも簡単にバイク自賠責保険(原動機付自転車・車検不要の排気量250cc以下の二輪自動車対象)と自転車向け保険の加入、保険料の支払いができるサービスを、業界に先駆けて展開しています。

 2015年9月からは、「1DAY保険」(1日単位の自動車保険)を、2018年4月からは、必要な補償を必要な時にだけ受けられる商品「1DAYレジャー保険」 を、2020年6月からは、「ガン保険」をセブン‐イレブン全店で販売しています。

コピーやプリント、各種証明書発行、保険加入などもできるマルチコピー機

自転車シェアリング

 セブン‐イレブン・ジャパンでは、店舗敷地内の駐輪スペースをシェア自転車の貸し出しや返却の拠点にする取り組みを開始しました。エリアを順次拡大し、2019年度に首都圏や地方都市の630店で合計3,700台を設置しました。また、イトーヨーカドーは2018年6月、デニーズは2018年9月から取り組みを開始しています。
 自転車シェアリングは、一定区域内にある複数のステーションのどこからでも乗ることができ、借り場所ではなく最寄りのステーションに返却することが可能です。交通機関が十分でないエリアでは、公共交通機関の補完として期待されており、インフラとしての役割を担っていきます。

シェア自転車の拠点となる店舗

店舗内に選挙の投票所の設置

 イトーヨーカドー、そごう・西武では、市町村合併による投票所の減少や投票率の低下、さらに改正公職選挙法の施行で、選挙権年齢が満18歳以上へ引き下げとなったことに伴い、投票率の向上を目指す自治体と連携し、店舗内に投票所を無償で設置しています。有権者がよりアクセスしやすくなることで、お買物ついでにご活用いただいています。2019年度は、イトーヨーカドー25店舗、そごう・西武4店舗にて実施し、店内ポスターの掲示や店内放送、レシートへの印字などの告知による選挙の啓発活動を行いました。

イトーヨーカドー店舗内に設置した投票所

重点課題1の取り組み