開発者のサステナビリティの想いをご紹介

セブン‐イレブン・ジャパン
商品本部
加工食品・雑貨部
マーチャンダイザー

菊池　つかさ

――商品開発の経緯・理由・開発者の想い

「セブンプレミアム ライフスタイル ボタニカル フォース」は、2014年の発売以来、多くのお客様からご好評いただいているスキンケア化粧品ブランドです。今回、ブランドの強みである“無添加処方による肌へのやさしさ”と“パッケージ素材等の環境へのやさしさ”の両方を進化させるため、シリーズ商品のリニューアルを行いました。
大きな変更点は、クレンジング・洗顔料・化粧水など主力商品の外装をプラスチック素材から環境に配慮した森林認証紙を使用した紙パッケージへ切り替えたことです。また、同じく主力商品の容器やチューブの原料には、サトウキビ由来の環境配慮素材「バイオマス素材」を新たに使用しています。こうしたパッケージのリニューアルによってブランドの持つ“環境へのやさしさ”をさらに進化させ、プラスチック対策やCO₂排出量の削減などに貢献していきたいと考えます。

――商品開発において苦労したこと、商品を通じたサステナビリティへの想い

ブランドのもう一つの強みである「肌へのやさしさ」をより追求するため、従来の防腐剤・合成香料・合成着色料の“3つの不使用”から、さらに石油系界面活性剤・紫外線吸収剤・鉱物油・殺菌剤を加えた“7つの不使用”としました。また、男女を問わず多くの方が抱えている“毛穴悩み”にも対応した商品となっています。
商品の原料には従来品と同様にフェアトレード^※のアルガンオイルを使用。アルガンオイルとは環境保護と持続的発展を目的として設立された『タルガニン生産協同組合』が製造する最高品質の希少なオイルで、この原料を使用することで原料を生産する途上国の人々の雇用や地位向上などにも貢献しています。環境、肌、そして人にもやさしい商品づくりを通じて、持続可能で豊かな社会の実現につなげていきたいです。