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重点課題 5 お客様、お取引先を巻き込んだエシカルな社会づくりと資源の持続可能性向上

持続可能な原材料の調達

 セブン&アイグループでは、トレーサビリティ、生物多様性の保全、気候変動問題への対応、人権配慮などを内容とする「持続可能な調達基本方針」を定め、環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」に掲げる自然共生社会の実現に向けた取り組みを推進しています。また、「GREEN CHALLENGE 2050」では、持続可能な調達の取り組み目標として、2030年までにオリジナル商品(セブンプレミアムを含む)で使用する食品原材料の50%を、2050年に100%を持続可能性が担保された原材料にすることを定めています。

  • SDGs2 飢餓をゼロに
  • SDGs14 海の豊かさを守ろう

水産物の調達に関する考え方

 セブン&アイグループでは、豊かな海の恵みを未来世代に引き継ぐためにMSCをはじめとした持続可能性が担保された商品の販売に取り組んでいます。また、生産者とお客様をつなぐ小売業の責任として、こうした商品の価値や生産者の想いを店頭・ウェブサイトなどを通じて、お客様にお伝えすることにも、力を入れています。

  • MSC:Marine Stewardship Council

    「持続可能で環境に配慮した漁業」の認証制度を運営・管理する機関

    https://www.msc.org/jp/home

MSC認証商品の販売

 2018年10月より、セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」の水産商品において、水産資源や海洋環境に配慮した漁業で獲られた天然水産物で、その加工・流通の過程でも管理体制の審査を通過したMSC認証のたらこ8品、辛子明太子13品(2020年2月末現在)をグループの各店舗で販売しています。

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MSC認証を取得した水産商品

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MSC認証

ASC認証商品の販売

 イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークでは、グループのプライベートブランド「セブンプレミアム」の水産商品において、環境と社会に配慮した責任ある養殖業に与えられるASC認証商品5アイテム(2020年2月末現在)を販売しています。

  • ASC: Aquaculture Stewardship Council

    養殖に関する国際認証制度を運営・管理する機関

    https://www.asc-aqua.org/

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ASC認証を取得した水産商品

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ASC認証

MEL認証商品の販売

 イトーヨーカドーでは、日本の大手小売業として初めて、環境に配慮し漁獲・養殖された水産物の認証制度である「MEL 認証」を取得しました。2020年4月より、オリジナル商品『顔が見えるお魚。』のぶり、かんぱち、真鯛、平目の合計4魚種に「MELマーク」を付与し、全国 155 店舗のイトーヨーカドーで販売を開始しました。 また、お客様にこうした認証商品の価値をお伝えするために、一部店舗の鮮魚売場では、各認証について説明するPOPを取り付けています。

  • MEL:マリン・エコラベル・ジャパン

    水産資源の持続的利用、環境や生態系の保全に配慮した管理を積極的に行っている漁業・養殖の生産者と、そのような生産者からの水産物を加工・流通している事業者を認証する水産エコラベル

    https://www.melj.jp/

ぶりシール合成 (1).jpg

MEL認証を取得した水産商品

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MELマーク

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水産認証の説明POP

アラスカシーフードの販売

 セブン&アイグループ各店舗では、環境に配慮した漁業を実践する「アラスカシーフード」を積極的に販売し、お客様にその良さをお伝えしています。「アラスカシーフード」はすべて天然の水産品で、産地のアラスカ州では、この天然水産資源が育まれる生態系を損なうことのないよう資源管理・漁業管理などを徹底しています。

 2019年度は、そごう・西武では12店舗でアラスカシーフードの店頭プロモーションを開催し、お客様にアラスカシーフードの魅力をお伝えしました。また、お中元やお歳暮でのアラスカシーフードギフトの提案も実施しました。

 イトーヨーカドーでは、食品売場で「紅鮭(新物)」と「筋子」の販売を強化しました。

セブンプレミアム 天然紅鮭の塩焼

農産品の調達に関する考え方

 セブン&アイグループでは、持続可能性が担保された農産物の調達を推進するために、安全な農場運営や適性管理のためのGAP(Good Agricultural Practice)認証の取得を進めているほか、農薬の使用を低減したもの、オーガニック、フェアトレードなどの認証された原材料を調達しています。

GAP認証取得促進・農薬低減商品の販売

 イトーヨーカドーのオリジナル商品「顔が見える野菜。」「顔が見える果物。」と、イトーヨーカドーによる環境循環型農業「セブンファーム」では、農産物の安全性確保、農場の適正な経営などを目指し、GAP(Good Agricultural Practice)認証取得を推奨しています。GAPとは、農林水産省が導入を推奨している農業生産工程管理手法の一つで、安全性向上や環境保全を図るために、日々の農場管理の中で実践すべき基準が定められています。GAPの中には「食品安全」と「環境保全」に関する取り組みがあるため、こうした商品でも農薬の使用は必要最低限にとどめています。

 また、イトーヨーカドーとヨークベニマルでは、農薬の使用を法律基準値よりも低減させたオリジナル商品を販売しています。例えば、イトーヨーカドーでは減農薬で栽培され、生産地と生産履歴が担保されたオリジナル商品「顔が見える野菜。」「顔が見える果物。」を販売しています。これらの商品の2019年度の売上は約228億円です。

 農薬の使い方や使用回数は地域や作物によってさまざまですが、「顔が見える野菜。」などでは、それぞれの地域で通常使用されている回数(地方公共団体などの公的機関が各作物について定めている平均的な使用回数)の半分以下を目標としています。

添付②農薬提言食品の取り扱い_商品写真.JPG

顔が見える野菜。

「顔が見える野菜。」「顔が見える果物。」5つの約束

  1. 国産の農作物に限定して取扱います。
  2. 適地適作に取り組む農家の方を、全国をまわって厳選します。
  3. ひとりひとりの農家の方のお名前で、お客様にお届けします。
  4. こだわりや人柄を、ホームページや売場で紹介します。
  5. 農薬抑制の目標を掲げ、農薬や放射性物質を継続的にチェックします。

GAPの取り組み(抜粋)

食品安全(食品の安全を保つためのルール作りを行い、実施する)

  • 環境由来の重金属やカビ毒などによる汚染を防止・低減する対策
  • 農薬の適正な保管・使用、作業者自身の健康・衛生管理
  • 農機具等の安全な保管・取扱い
  • 異物の混入防止、収穫した農作物の保管方法 など

環境保全(農場および周辺の環境の安全を守るためのルール作りを行い、実施する)

  • 農薬による環境汚染の防止
  • 適切な土壌管理
  • 正しい廃棄物処理方法・排水処理方法
  • 不必要・非効率なエネルギー消費の節減
  • 有害鳥獣よる被害防止策の作成  など

有機JAS認証食品の販売

 セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」では、たけのこなどの農産品やコーヒーなどの加工食品で有機JAS認証商品を販売しています。また、イトーヨーカドーでも、オリジナル商品「顔が見える野菜。」で有機JAS認証の商品を販売しています。

国際フェアトレード認証商品の販売

 セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」では、開発途上国の生産者の持続可能性と食生活を支える仕組み「国際フェアトレード認証」を取得したコーヒー豆などを販売しています。

パーム油の調達について

 パーム油は、さまざまな加工食品をはじめ、洗剤などの住居関連商品にも広く利用されていますが、生産国での自然環境破壊や農園での児童労働・強制労働などの問題も指摘されています。セブン&アイグループは、2020年1月に「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO :Roundtable on Sustainable Palm Oil)に加盟し、持続可能性が担保されたパーム油の利用に向けた取り組みを検討しています。

コットンの調達に関する考え方

 セブン&アイグループでは、安全・安心、環境に配慮した商品への関心が高まりを受け、持続可能な調達の取り組みの一環として、肌着や寝具などで使用するオーガニックコットンの調達を進めています。2020年2月からは、オーガニックコットンの価値をわかりやすくお客様に伝えるために、オーガニックの国際認証「アメリカ有機繊維基準(OCS)」または、「オーガニックテキスタイル世界基準(GOTS)」のコットンであることなどの条件をクリアした商品に、共通のアイコンを順次取り付けて販売しています。

cotton1.png

オーガニックコットンのアイコン1

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オーガニックコットンのアイコン2

オーガニックコットン製品の販売

 セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」では、2015年12月に初めて厳しい有機製造基準をクリアした女性用肌着「オーガニックコットン100%インナー」を全国のイトーヨーカドー127店舗(2020年2月末現在 )とグループの総合通販サイト「オムニ7」で販売しています。この商品には「アメリカ有機繊維基準(OCS)」の認証を取得したオーガニックコットンのみを使用しています。 そのほか、オーガニックコットンを使用した掛布団カバーや枕カバーなどの寝具や、タオルなども販売しています。  

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「セブンプレミアムライフスタイル」オーガニックコットン 100%インナー

森林資源の活用に関する考え方

 セブン&アイグループでは、適切に管理された森から生産された木材や紙製品の活用に取り組んでいます。

森林認証紙の活用

 セブン&アイHLDGS.では、森林の保全につながる「FSC®森林認証」「PEFC森林認証紙」の活用を進めています。2017年3月からプライベートブランド「セブンプレミアム」の紙箱へのFSC®認証紙の採用を開始しました。2020年2月末現在、アイスクリーム用容器をはじめとした356アイテムでFSC®認証紙を、37アイテムでPEFC認証紙を採用しています。
 また、セブン-イレブン・ジャパンは、2016年度から、セブンカフェの焼菓子を販売する什器についてFSC®認証紙を採用しています。そのほか、セブン銀行でもATMに設置している現金封筒や「森の戦士ボノロン」の雑誌で FSC®認証紙を採用しています。

  • FSC®N002571
  • FSC®森林認証は、適切に管理された森林や、その森林から切り出された木材の適切な加工・流通を証明する国際的な認証制度です。

重点課題5の取り組み