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重点課題 5 お客様、お取引先を巻き込んだエシカルな社会づくりと資源の持続可能性向上

お取引先行動指針の運用強化

 セブン&アイHLDGS. は、お客様に安全・安心な商品を提供し、お取引先様と協働で人権・労働・環境面などの社会的責任を果たしていくため、お取引先行動指針の運用を強化しています。

お取引先行動指針の徹底

 セブン&アイHLDGS. は、2007年に策定した「セブン&アイHLDGS. お取引先行動指針」を、2017年4月に「セブン&アイグループお取引先行動指針」(以下、本指針)として改定し、お取引先様に本指針への理解と遵守をお願いしてまいりました。さらに、2019年12月に「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」として改定いたしました。本指針の趣旨は、グループで取扱っている商品・サービスの安全性と品質の確保だけでなく、サプライチェーン全体の人権の保護と尊重、法令遵守、地球環境保全、労働環境への配慮などを推進し、お取引先様の皆様とともに社会的責任を果たすことです。本指針については、グループ各社のお取引先様とのさまざまな会議を通じて周知を図っています。

  • SDGs7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • SDGs8 働きがいも経済成長も
  • SDGs10 人や国の不平等をなくそう
  • SDGs12 つくる責任 つかう責任
  • SDGs13 気候変動に具体的な対策を
  • SDGs15 陸の豊かさも守ろう
  • SDGs16 平和と公正をすべての人に

セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針(抜粋)

  • 人権の尊重と保護
  • 法令遵守
  • 児童労働の禁止、若年労働者の保護
  • 強制労働の禁止
  • 生活賃金の支払い
  • 虐待・ハラスメント・差別・懲罰の撤廃
  • 雇用・労働者保護
  • 地球環境保全
  • 機密漏洩防止・情報管理
  • 個人情報管理
  • 品質管理とエシカル対応
  • 地域社会・国際社会との関係
  • 腐敗防止と公正な取引
  • 知的財産の保護
  • 輸出入管理
  • 内部通報制度の整備
  • 災害対策
  • サプライチェーンへの展開
  • モニタリング

セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針の推進

 セブン&アイHLDGS.は、社是の「信頼と誠実」の精神に則り、お取引先様とともに「共存共栄・持続的発展」を目指して、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針を推進してまいります。

 当社では、SDGsへの貢献とESGへの対応を目的に、お取引先様に本指針をご理解いただき、実効性のあるサステナブルな活動を推進しています。加えて、主にセブン&アイグループ各社のプライベートブランド商品の製造委託お取引先様向けに、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針の理解および周知、実践を方針に掲げて以下の通り、PDCAのサイクルにて取り組んでいます。

  • 周知・浸透 :説明会の開催
  • 実行の確認:セルフチェックシートの運用
  • 実行の支援:コンプライアンス研修の開催
  • 実行の検証:CSR監査の実施と是正促進

 サプライヤーリスクを人権・労働環境・地球環境保全などの視点から、地域別に5段階(R1〜5)に分け、最もリスクの高い地域を「R1」とし、「中国・東南アジアの新興地域」を位置づけ、この地域を重点的に対応しています。 

セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針の配布・配信

 2018年6~10月に、セブン&アイグループ各社の商品開発担当者より、18,484社のお取引先様に指針の配布・配信を実施しました。

セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針および品質方針説明会の開催

 セブン&アイHLDGS.は、プライベートブランド商品の製造を委託しているお取引先様のうち、CSRリスクが高いと思われる中国・東南アジア地域について、お取引先行動指針および関連する方針の現地説明会を開催しています。2018年4月と10月に青島、上海、深圳の中国3会場およびタイ(バンコク)、カンボジア(プノンペン)、ベトナム(ホーチミン)の東南アジア3会場で開催し、合計260工場(参加率94.9%※1)、402名のお取引先様が参加しました。2019年3月と4月には、大連、青島、上海、深圳の中国4会場およびミャンマー(ヤンゴン)、タイ(バンコク)、カンボジア(プノンペン)、ベトナム(ホーチミン)、インドネシア(ジャカルタ)の東南アジア5会場で開催し、合計287工場(参加率94.4%※2)、482名のお取引先様が参加しました。

 また、説明会では品質管理とCSR監査項目の管理が優良なお取引先様を表彰し、表彰状とトロフィーを授与しています。

  • 1 2018年度CSR監査対象工場(海外)のうち、説明会参加工場の割合
  • 2 2019年度CSR監査対象工場(海外)のうち、説明会参加工場の割合

お取引先行動指針説明会の様子

50写真_お取引先へのお取引先行動指針の説明会の様子.jpg

2019年3月 上海会場

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2019年4月 ジャカルタ会場

セルフチェックの実施

 セブン&アイグループでは、お取引先行動指針の推進状況を確認させていただき、是正対応を支援させていただくために、お取引先様向けセルフチェックシートを運用しています。このチェックシートは、「ISO26000」「経団連企業行動憲章」「OECD多国籍企業行動指針」「ILO国際労働基準」などを参考に作成したものです。2018年11月にセブン&アイグループ各社のプライベートブランド商品製造委託先を対象に人権と労働環境や地球環境保全、情報管理など61項目について実施しています。

セルフチェック回答状況

項目

  配布お取引先数   回答お取引先数      回答率   回答工場数合計     国内工場数   海外工場数
数値      1,437社      1,050社      73.1%     1,902工場     1,468工場    434工場

セルフチェックシートの項目(抜粋)

  • 法令遵守
  • 人権・個人の尊厳の尊重
  • 雇用・職場環境
  • 環境管理
  • 地域・社会との関係
  • 情報の管理
  • 商品の安全確保
  • 公正な取引
  • モニタリング

(「本指針の遵守を証明する文書・実施記録を作成し、適切に保管しているか」を問う)

【お取引先様】コンプライアンス研修の開催

 セブン&アイHLDGS.は、CSRリスクの高い中国・東南アジア地域のプライベートブランド商品製造委託先お取引先様に対し、人権や労働環境、地球環境保全などに関する啓発と、関連基本法令に関する理解促進と法令遵守の徹底を目的に、コンプライアンス研修を開催しています。この研修では、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針やILO国際労働条約、ISO26000、各国の労働安全法令、設備管理、化学薬品管理についての周知と、CSR監査結果を踏まえた是正対応についての相談を実施しています。研修の運営準備については、CSR監査の委託先であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社に依頼しています。

 

2018年度の実施状況

開催時期 開催地 参加人数 参加工場数
2018年4月 中国(上海)        33名     22工場
2018年7月 中国(青島)        44名     28工場
中国(上海)        50名     37工場
タイ(バンコク)        48名     30工場
2018年9月 中国(青島)        24名     18工場
中国(上海)        28名     25工場
タイ(バンコク)        17名

    11工場

 

2019年度の実施状況(2020年2月末現在)

開催時期 開催地 参加人数 参加工場数
2019年4月  中国(1回目) 3会場     185名     123工場
2019年5月  東南アジア(1回目) 4ヵ国     117名       67工場
2019年6月  中国(2回目) 3会場     135名       96工場
2019年7月  東南アジア(2回目) 3ヵ国       42名       24工場
2019年8月  中国(3回目) 3会場     176名     116工場
2019年9月  東南アジア(3回目) 4ヵ国     113名       59工場
延べ実施回数 20回

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2019年4月 青島会場

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2019年5月 バンコク会場

【社内】コンプライアンス研修の開催

  セブン&アイグループでは、商品開発および商品仕入を担当している部署の責任者および担当者が出席する会議において、CSR監査の結果報告と監査に関する勉強会を実施しています。また、勉強会ではCSR監査の委託先であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社の監査責任者を招へいし、製造委託先の工場がある国・地域に関する情報や法令について、具体的な事例を用いてご説明いただいています。

開催 概要 参加人数

2019年1月

  消費者・公正取引部会 グループ事業会社28社幹部

 ・18年CSR監査概要

61名

2019年6月

(2回開催)

 CSR監査研修会 59名
2019年7月

 消費者・公正取引部会 グループ事業会社28社幹部

 ・19年第1四半期CSR監査概要

 ・20年対応案

49名
2019年11月

 消費者・公正取引部会 グループ事業会社28社幹部

 ・19年第2四半期CSR監査概要

 ・20年対応準備

50名
2019年12月

 セブン&アイグループCSR監査報告勉強会

 ・サプライチェーンマネジメントとCSR監査結果

 ・世界と日本のサプライチェーン管理の動向

 ・中国のCSR監査の現状報告

79名
2020年1月

 消費者・公正取引部会 グループ事業会社28社幹部

 ・19年第3四半期CSR監査概要

 ・20年度計画

63名

2020年2月

(3回開催)

  新お取引先サステナブル行動指針勉強会

 各事業会社CSR監査担当者

19名


人権・経済関連団体との連携

  セブン&アイHLDGS.は、人権・経済関連団体とも連携しながら、サプライチェーンマネジメントに関する情報収集と情報発信に努めています。


 主な活動:

 ・ 2019年9月:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)

         GCNJの「基礎セミナー」 において、お取引先行動指針とCSR監査について説明を行いました。

 ・ 2019年11月:日本経済団体連合会のOECD諮問委員会と企業行動・SDGs委員会、BIAC日本代表委員

   OECD、EU、日本政府、ILOが共同主催する「アジアにおける持続可能なサプライチェーン実現に向けて

   ~責任ある企業行動のための国際協調の促進~」に参加し、情報収集を行いました。

 ・ 2020年1月:公益社団法人 企業市民協議会(CBCC)

     CBCC主催の「サプライチェーンにおけるCSR推進に向けた課題に関する懇談会」 において情報共有を行いました。

お取引先CSR監査の実施

 セブン&アイグループは、お客様に提供する商品の安全・安心の確保と、お取引先様との共存共栄による持続的発展可能な社会の実現、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針の推進とその実効性の検証を目的としたCSR監査を実施しています。

セブン&アイグループCSR監査項目

 セブン&アイグループが実施しているCSR監査では、独自に作成した監査項目(16大項目と114のチェック項目)に沿って、第三者機関がお取引先様の工場を監査しています。監査項目は、世界標準であるILO(国際労働機関)条約などの国際条約とISO26000に準拠し、「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」「人権の保護」「法令遵守」「労働安全衛生」「環境保全」などで構成されています。

監査項目16大項目と114チェック項目(抜粋)

1. マネジメントシステムおよび規範実施

  • 組織は、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針のすべての項目に準拠したシステムを実行し、維持しなければならない。
  • 組織は、実現可能な場合、同指針を自社のサプライチェーンに拡大すべきである。
  • 組織は、関連する法令および国際条約などを把握し、遵守しなければならない。

2. 強制労働

  • 強制、拘束、あるいは、強要された囚人労働がないこと。
  • 雇用者に供託金あるいはパスポートなどの身分証明書の提出が強要されておらず、移動の自由が確保されていること。
  • 退職時は妥当な通知を行った後、自由意思に基づいて退職できること。
  • 強制労働に関する国・地域の法律が認識されていること。

3. 結社の自由

  • 作業者は、差別されることなく、彼ら自身が選択する労働組合に参加する、あるいは、結成する権利を有し、団体交渉権を有す。
  • 結社の自由に関する地域の法律や作業者の権利が認識されていること。

4. 健康および安全

  • 設備機械には安全保護策が施され、予防的なメンテナンス訪問が実施されていること。
  • 化学薬品の取扱い・保管が適切であること。
  • すべての必要な防具(PE)は、購入され、定期的に交換されていること。

5. 児童労働および若年労働者

  • 児童労働をさせてはならない。
  • 児童および18歳未満の若年者は、夜間および危険な環境での就業はしてはならない。これらの業務には、化学物質を使用する、または、その近くでの作業、危険な機械のある場所や過度に騒音のある場所での業務を含み、重労働、夜間労働、長時間労働も含む。

6. 生活賃金

  • 賃金は、国・地域の法令で定める標準以上であること。
  • 残業手当は、法的に義務付けられた比率で支払われること。
  • すべての法的義務のある手当や福利厚生は従業者に提供されること。
  • 賃金伝票、採用担当者に関する情報、契約書など、労働者の労働条件を詳述する書類を労働者に開示すること。

7. 労働時間

  • 作業者は習慣的に、48時間/週を越える労働が要求されてはならず、少なくとも、平均で7日ごとに1日の休日が与えられなければならない。残業は任意でなければならず、12時間/週を越えてはならない。また、習慣的に要求されてはならず、常に追加料金が支払われなければならない。

8. 差別

  • 採用、報酬、訓練授与、昇給、解雇、および、退職における、人種、階級、国籍、宗教、年齢、障がい、性別、配偶者の有無、性的指向、組合員、所属政党で差別されないこと。

9. 正規雇用

  • 可能な限り、国家法規制に基づいた、広く認められた雇用関係をベースに業務は実行されなければならない。
  • 労働者が職を得るための斡旋料は労働者ではなく、地域の労働法で認められる場合を除いて、雇用主が負担していること(事業主負担の原則)。

10. 下請け契約、家内工業、外部加工

  • 顧客との事前合意がない限り、下請契約は実施してはならない。

11. 懲罰

  • 身体的虐待、あるいは懲罰、身体的虐待の脅威、性的あるいはその他ハラスメントおよび、言葉による虐待、あるいは脅迫は禁止されなければならない。
  • 懲罰方法は公正で効果的であり、恣意的なものであってはならない。
  • 雇用者は、必要な懲罰行為に関連して、作業者の精神的・感情的・身体的健康への尊重を示すこと。

12. 環境

  • 組織は、その環境パフォーマンスにおいて継続的改善を追求していかなければならず、最低限、地域の要求事項や国際法規制に準拠すること。
  • 国際条約または法規制で禁止されている化学物質を使用していないこと。

13. 公正な取引

  • 公正な取引に関連する法令を把握し、遵守していること。

14. 商品の安全確保のために

  • グループ各社に納入する商品において、該当事業会社から要請された品質基準および日本で定められている関連法基準を遵守していること。

15. セキュリティ管理

  • 悪意のあるアクセスから情報を保護するため、セキュリティの仕組みが導入されていること。

16. 地域社会の便益

  • 反社会的勢力との関係を断絶していること。

CSR監査の流れ

 監査する工場には、事前に通告したうえで訪問し、現場・書類・データの確認と管理者や労働者へのインタビューによって、CSR監査項目の遵守の有無を確認しています。労働者へのインタビューは、使用者からの指示や報復などを防ぐため、別室にて監査員のみの立ち合いで行います。実地監査は、原則午前9時~午後6時の1日で実施します。ただし、工場からご質問などをいただき、納得いただけるようご説明し、時間が延長される場合もあります。監査時にご提出いただいた資料・画像については機密保持契約に基づき外部に流出することはございません。

 csr_audit.png

監査後の是正確認

 監査の結果、監査項目に適合しない事項(不適合事項)が発見された場合には、第三者の監査機関より当該お取引先様に対し、不適合事項の指摘を行います。お取引先様には、この指摘に基づいた「是正処置計画(CAP)」を監査終了後10営業日以内に監査機関に提出していただくとともに、直ちに指摘事項の改善に取り組んでいただいています。お取引先様から指摘事項の改善完了の報告を受けた後、改善を示した写真・担保資料(エビデンス)の提出などを受けて、改善完了の確認を行います。ただし、重大な不適合項目が多数発生する場合など、一定の基準を超えた場合は、再度工場を訪問し、再監査を実施することで問題の改善を確認しています。


●是正措置計画書(CAP:Corrective Action Plan)提出の流れ

 (1)不適合項目発生原因の報告・是正計画:10日以内に監査人に提出

 (2)是正措置の実施:90日以内にエビデンスを監査人に提出※

 (3)適正なCAP:監査人受理→セブン&アイHLDGS.確認・承認→認証書発行、

   不適正なCAP:差し戻し

    ※監査終了後90日以内に是正のエビデンスの提出がない場合は、再監査(フォローアップ監査)を実施

重大不適合への対応

 セブン&アイHLDGS.では、CSR監査において上記の16大項目のうち、「強制労働」「児童労働および若年労働者」「生活賃金(最低賃金)」「懲罰」に関する不適合を発見した場合は【重大不適合Critical 1】とし、該当工場と契約するグループの事業会社にお取引中止勧告を行います。

 また、「健康および安全」「労働時間」「下請け契約」「環境」「商品の安全」に関する法令不適合は【重大不適合Critical 2】とし、該当工場と契約するグループの事業会社にお取引継続の検討を通達します。【Critical 1】【Critical2】のどちらの場合も、取引を継続する際は再監査(フォローアップ監査)を実施し、是正を確認した上でお取引継続となります。

CSR監査適合認証制度

 セブン&アイHLDGS.では、CSR監査の結果、適合と認められた場合はお取引先様に「適合認証書」を発行しています。不適合が発見された場合は、不適合の是正が完了しているか、またはCAPに記載された計画内容が有効であると第三者監査機関およびセブン&アイHLDGS.が判断した時点で、お取引先様に「適合認証書」を発行しています。

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適合認証書

お取引先CSR監査の実績

 セブン&アイグループでは、海外および国内工場における実地監査は第三者機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社に委託しています。

海外工場のCSR監査

 セブン&アイHLDGS.は、2012年度よりセルフチェックシートの提出をお願いしたお取引先様のうち、リスク管理の観点から特に重要であると判断した工場※をクリティカルサプライヤーと定義し、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針への遵守状況を確認するCSR監査を毎年実施しています。

  • セブン&アイHLDGS. のプライベートブランド商品(セブンプレミアム)の製造委託先工場およびグループ各社のプライベートブランド商品を製造する中国、東南アジア(13ヶ国)の製造委託先工場

CSR監査件数(海外工場)

年 度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

2019年度


2020年度

計画

件 数   17件   28件  328件  226件  245件  215件   274件※1  304件 約600件※2

 

  • 1 2018年監査実績に再監査数が含まれていたため工場数として修正しました
  • 2 2020年は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により縮小の可能性があります

  2019年度の監査結果では、80.0%の工場で何らかの法令違反が確認され、是正対応を実施しています。不適合事例として環境対応関連(80件)、労働時間関連(76件)、設備安全・保守関連(44件)、残業手当関連(42件)、法的手当関連(36件)、化学薬品取扱い関連(33件)が確認され、すべて是正対応を行いました。 また、強制労働は確認されませんでした。重要な不適合または多数の不適合が確認された75工場については、再監査(フォローアップ監査)を実施しました。

国内工場のCSR監査

  セブン‐イレブン・ジャパンでは、国内の一部のお取引先様に対して、セブン&アイグループCSR監査と同じ基準で、第三者機関に委託しCSR監査を実施しています。2016年度から取り組みを開始し、2019年2月末時点までに54工場で監査を実施しました。今後もサプライチェーンを巻き込んでCSRを推進していきます。

 セブン&アイHLDGS.では、従業員の働き方改革や外国人労働者の雇用、地球環境保全などの課題に適切に対応するために、2018年より国内のプライベート商品(セブンプレミアム)の製造委託先工場へのCSR監査を開始しました。監査件数は2018年度に50工場でテストを実施し、2019年度は327工場(全体の約30%)で監査を実施しています。2019年度の監査結果では、約90%の工場について何らかの不適合が確認され、是正対応を行っています。なお、外国人労働者に関する差別や強制労働に関する不適合はありませんでした。

今後の対応

お取引先との契約継続と新規契約について

  セブン&アイグループは、セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針を推進し、SDGs・ESGへの対応を強化してまいります。お取引先様とともに、SDGsの目標8に掲げられている「働きがいのある人間らしい雇用」「強制労働の根絶」「児童労働の禁止および撲滅」の実現を目指します。また、「サプライチェーンにおける労働の適正化」などお取引先様の適正な労働環境の維持・向上にも積極的に取り組みます。今後、このような取り組みにご賛同いただけるお取引先様と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

CSR監査と認証制度の運用

 セブン&アイHLDGS.では、プライベートブランド商品(セブンプレミアム)およびグループ各社のプライベートブランド商品の製造委託先工場のうち、人権保護、法令遵守についてリスクの高い地域(主に中国・東南アジア)については、CSR監査にご協力いただきます。また、「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」の推進状況を共有し、問題点の是正対応を支援しています。

・CSR監査の結果と是正対応状況から「適合認証書」を発行します。お取引継続のためには「適合認証」を前提とさせていただきます。

・新しくお取引をお願いする場合は、「セブン&アイグループお取引先サステナブル行動指針」の理解と遵守をお願いし、CSR監査の「適合認証」にてお取引開始とさせていただきます。

重点課題5の取り組み