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温暖化防止基本方針

地球温暖化防止に関する基本方針

セブン&アイHLDGS. 及び事業会社は、環境に関連する法規制を遵守し、事業活動が、地球規模の資源問題、温暖化問題に関っていることを深く認識し、商品の開発・生産、配送といったサプライチェーンから、販売、消費までのすべての段階における環境負荷を評価し、CO2排出量を削減するよう努めます。

I.CO2排出量の把握・検証

  • 各事業会社は、各々の事業活動におけるCO2の排出量を正確に把握するとともに、加盟する協会が設定した目標指標(エネルギー消費原単位:床面積×営業時間あたりのエネルギー消費量)等を活用し環境の取組みを検証します。
  • PB商品である「セブンプレミアム」について、今後製造・配送・販売・廃棄の各段階において排出されるCO2排出量を調査します。
  • 2007年度よりグループオリジナル商品を製造委託しているお取引先様に対し環境への配慮も含めた「セブン&アイHLDGS. お取引先行動指針」の遵守を要請し、さらに2008年度よりその取組みの検証を目的に内部及び外部監査を開始します。

II.CO2排出量の削減

各事業会社は、CO2削減に向けて、以下の取り組みを事業特性に合わせて実施します。

II-1商品の開発・生産によるCO2の削減

  • 商品の開発・生産にあたり資源や環境の持続可能性の配慮に努めます。
  • 商品の開発・生産・配送を含め環境効率の最大化を図ります。
  • 商品の容器・包装では、軽くする・薄くするなどの他、環境負荷の低い新素材を導入します。
  • 食品の安全・安心、地域との共生、フードマイレージの観点から地場商品を積極的に導入します。

II-2.物流の効率化によるCO2の削減

  • お取引先様と連携した共同配送により物流過程での環境負荷を最小化します。
  • 配送車両については、CNG車等の環境配慮型車両を積極的に導入するとともに、廃食用油を利用したバイオディーゼル燃料(BDF)などの新しい 燃料の研究を開始します。
  • 車載端末などを使って、配送車両のよりきめ細かな運行管理を進め、燃費の改善・燃料の削減に努めます。
  • 店舗への商品の配送は繰り返し使える『通い箱』を活用することで資源を有効活用します。

II-3.販売にともなうCO2の削減

店舗設備・什器

  • 環境マネジメントを徹底し店舗、事業所でのエネルギー使用を削減します。
  • 新しい店舗は以下の取組みを導入することで、「環境配慮型店舗」を目指します。
  • 燃料電池などの新エネルギーや、太陽光・風力発電・バイオマス燃料など再生可能エネルギーを導入します。
  • ヒートポンプや畜熱システムなど、エネルギー高効率利用型機器・ システムを導入します。
  • 店舗の照明や冷蔵ケースなどの設備機器を省エネ型に変更します。

販売

  • 省エネルギーに役立つ商品・サービスの提供などを通じ、温室効果ガスの削減に貢献します。
  • お客様が環境負荷低減への配慮を実感できるような環境満足度の高いサービスや販売方法に努めます。
  • 無料でお配りしている容器・包装資材については、有料化も使用量の削減につながる一つの効果的な手段と位置づけ、各事業会社の事業特性やお客様・行政等、関連するステークホルダーのご理解・ご協力のもと、有効な手段を考えて導入します。
  • 店舗から排出される食品残さを焼却せず、循環資源として飼料化または堆肥化などのリサイクルを積極的に実施します。また、これらを活用した農畜 産物を商品化しグループ各社にて販売することで、循環型社会の構築に努めます。

II-4.社員によるCO2

  • グループ全社員に対して環境教育等を通じた啓発に努め、社員自らがCO2削減を積極的に進めていきます。

策定日 2008年6月5日