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重点課題 3商品、原材料、エネルギーのムダのない利用

食品リサイクルの推進

 セブン&アイHLDGS. は、食品が売上高の多くを占めているため、食品廃棄物の削減・リサイクルを重要テーマに掲げて取り組みを推進しています。

SDGs12 つくる責任 つかう責任
SDGs13 気候変動に具体的な対策を

食品廃棄物についての考え方

 食品廃棄物の削減については、発生抑制、再利用、飼料化、肥料化で優先順位があります。セブン&アイグループでは、現在、飼料化・肥料化を中心に取り組みを行っています。例えばイトーヨーカドーは、2008年からセブンファームを活用して、店舗から出た食品残さを肥料化し、その肥料を使って栽培した野菜を店舗で販売する循環型農業を行っています。今後も、こうしたリサイクルの仕組みを地域ごとに確立し、リサイクル率の向上につなげていきます。
 発生抑制に関しては、販売方法の工夫や長鮮度商品の開発などを行っています。今後も新しい商品・サービスの開発などを通じて、食品廃棄物を発生させない工夫を進めていきます。また、再利用に関しては、重要な課題と考え、フードバンクの活用などを検討し、取り組みを強化していきます。

食品廃棄物削減の図再利用「イトーヨーカドー店舗から出る賞味期限前の商品のフードバンクへの寄付を開始」飼料化「販売期限切れ商品の飼料化と、その飼料を使って生産された鶏卵のチルド弁当への活用、販売期限切れパン・ペストリーの飼料化」発生抑制「お客様が適量を購入できる販売方法、食べきりサイズ商品の販売、味や品質を落とさずに従来よりも長い消費期限を可能にしたチルド弁当、長鮮度商品の販売、食べきりキャンペーンの実施」肥料化「店舗から出る食品残さの肥料化と、その肥料を使ってセブンファームで栽培した野菜の店舗での販売(完全循環型食品リサイクル)」
[そごう・西武]61.7% [セブン-イレブン・ジャパン]53.4% [ヨークベニマル]53.4% [イトーヨーカドー]52.1% [ヨークマート]51.9% [セブン&アイフードシステムズ]46.2%

食品廃棄物の削減

 セブン&アイグループでは、食品廃棄物削減のために、販売方法・商品などでさまざまな工夫を行っています。例えばイトーヨーカドーは、バラ売り・量り売りなどを導入することで、お客様が必要な分だけを購入できるようにしています。また、セブン-イレブン・ジャパンは、素材や製造工程、温度管理を見直すことで、味や品質を落とさずに従来よりも長い消費期限を可能にしたチルド弁当を開発しました。パン類や惣菜についても、長鮮度の商品を開発することで食品廃棄の削減に努めています。
 そのほか、セブン&アイ・フードシステムズは、デニーズ各店にて、食べきれるサイズの小盛のメニューやお持ち帰り用の容器の提供、自治体と連携して「おいしく残さず食べきること」をお客様へ呼びかけるキャンペーンを実施するなど、食べ残しを減らす取り組みを実施しています。

生ごみ処理機の設置

 イトーヨーカドーでは、2011年10月から微生物の働きを利用した「生物分解型生ごみ処理機」を導入し、2017年2月末現在では24店舗に設置しています。繊維質が多いなど、リサイクルに向かない生ごみを微生物の力で水とCO2に分解することにより、焼却処分に比べてCO2発生量の低減が図れると同時に、ごみの減量化にも効果があります。

生ごみ処理機

食品廃棄物の飼料化・堆肥化

 セブン‐イレブンでは、廃棄物の適正処理・リサイクルを推進する仕組みとして「エコ物流※1」を1994年から推奨しています。この仕組みの中で、販売期限切れ商品の飼料・堆肥などへの食品リサイクルに取り組んでおり、27都府県において実施しています。販売期限切れ商品と廃食油を合わせた食品リサイクル率は2016年度53.4%となりました。
 東京都・埼玉県の一部のセブン‐イレブンでは、店舗で排出される販売期限切れ商品を、循環型資源としてサプライチェーン内で循環させる経路を確立しています。店舗から回収された販売期限切れ商品はフライドミールにされ、そのフライドミールを用いて配合飼料※2を製造。指定の養鶏工場で鶏の飼料として利用し、生産された鶏卵を弁当の原材料の一部として使用しています。

  • ※1エコ物流:セブン‐イレブン独自の廃棄物回収システム。
    地域ごとに加盟店に推奨した廃棄物処理業者が、セブン‐イレブン各店舗から排出する廃棄物を一括して収集し、適切な処理とリサイクルを推進していきます。
  • ※2配合飼料に使用している販売期限切れ商品は、農林水産省が飼料への使用を許可したもので、国が安全な原料として認めているものです。また、飼料製造元については、農林水産省発行の「BSEガイドライン」を順守して飼料を製造・販売しております。
鶏卵を通じた販売期限切れ商品の循環経路確立、セブン-イレブン東京都・埼玉県の一部の店舗→販売期限切れ商品を回収→飼料化センターフライドミールの生成→飼料製造工場フライドミールを用いて配合飼料を製造→指定養鶏業社鶏卵の生産・製品卵製造→デイリー工場生産された卵を商品化

セブン‐イレブンの取り組み詳細はこちら

環境循環型農業(セブンファーム)

 イトーヨーカドーは、2008年8月に食品リサイクル率の向上と地域農業の活性化を目的として、農業生産法人「セブンファーム富里」(千葉県富里市)を設立し、「環境循環型農業」を小売業で初めて開始しました。
 「環境循環型農業」とは、イトーヨーカドー店舗から排出される食品残さ(生ごみ)を堆肥化し、セブンファームの農場で使用し、そこで栽培・収穫された農産物を食品残さが排出された店舗などで販売するものです。2017年1月には全国で12カ所目となる農業生産法人「セブンファーム」が群馬県太田市でオープンしました。

セブンファームの概要

【循環型農業に取り組み、食品廃棄物の削減を推進】[店舗]・食品残さを堆肥場へ運搬 ・作物を店頭で販売 [堆肥場]・食品残さを堆肥化処理 [セブンファーム]・食品残さでつくられた堆肥を使って作物を栽培 〈最終的に店舗からお客様へ〉
セブンファーム

セブンファームの詳細はこちら

重点課題3の取り組み

環境マネジメント

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サプライチェーンにおける環境負荷の低減

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資源の有効活用

環境に配慮した容器・包装の導入

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