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サステナビリティを巡るリスク・機会

 環境・社会に関わる様々な課題は、企業のサステナビリティを脅かすリスクとなる一方、社会課題の解決に取り組むことは、新しいビジネスチャンスにつながります。当社では、5つの重点課題に関わるリスクとチャンスを把握し、リスクの低減に努めるとともに、社会課題を解決する新たなビジネスモデルの創出を通じて、持続可能な社会と企業の持続的成長を目指しています。
 そのために、企業行動指針をはじめとした各種方針を定め、グループ横断組織CSR統括委員会とその傘下に企業行動部会、消費者・公正取引部会、環境部会、社会価値創造部会を設置し、具体的な対応を検討しています。

「重点課題(マテリアリティ)」と主なリスク・機会

重点課題1 高齢化、人口減少時代の社会インフラの提供

  • 【リスク】
    • 高齢化に伴うニーズの変化への対応が遅れた場合の来店動機の低下
    • 人口減少による来店客数の減少 など
  • 【機会】
    • 高齢化に対応した商品やネットをはじめとした便利なお買物環境・サービスの創出による販売機会の拡大
    • 生活インフラとしての社会的役割の拡大とステークホルダーからの信頼獲得 など
  • 【リスク低減と機会の創出】
    1. ① 方針:企業行動指針
    2. ② 体制・仕組み:CSR統括委員会および傘下の社会価値創造部会、デジタル戦略部
    3. ③ 取り組み:ネットを活用したお買物支援サービスの提供、個食・少量・便利を切り口にした商品提供、様々な公共サービス提供、自治体との連携協定、外国人旅行者向け(多言語サービス)

重点課題2 商品や店舗を通じた安全・安心の提供

  • 【リスク】
    • 商品事故・店頭事故の発生や法令違反による信用の低下
    • 自然災害による営業停止
    • 個人情報事故によるお客様からの信頼低下
    • 機密情報漏洩による経済的損失
    • 情報システム停止 など
  • 【機会】
    • 徹底した安全・品質管理や健康配慮商品等、お客様ニーズに即した新しい商品提供による販売機会の拡大
    • 災害時の早期の営業再開による社会的価値の提供
    • グループ会社のお客様情報を総合したCRM戦略による販売機会の拡大 など
  • 【リスク低減と機会の創出】
    1. ① 方針:企業行動指針、品質方針、情報セキュリティ基本方針、個人情報保護基本方針、情報セキュリティ基準、個人情報基準
    2. ② 体制・仕組み:CSR統括委員会および傘下の消費者・公正取引部会、社会価値創造部会、グループQCプロジェクト、情報管理委員会、デジタル戦略部、内部通報制度(従業員・お取引先)
    3. ③ 取り組み:NDF-HACCP運用、健康志向に配慮した商品の開発・提供(保存料・着色料排除・トランス脂肪酸・低アレルゲンメニュー)、食品トレーサビリティ情報の公開、情報セキュリティ教育

重点課題3 商品、原材料、エネルギーのムダのない利用

  • 【リスク】
    • 気候変動に伴う店舗・物流網への物理的損害
    • 環境規制の強化とコスト増加
    • 生産地の気候の変化や資源をめぐる紛争による原材料調達の困難化
    • エシカル消費への関心の高まりに対応が遅れた場合のお客様の減少
    • 廃棄物の増大による社会的批判と処理コストの増加 など
  • 【機会】
    • 省エネや廃棄物削減、リサイクル、エネルギー供給源の見直しによるコスト削減
    • 環境保全活動推進による企業イメージの向上
    • エシカル消費・環境配慮型商品の売上拡大 など
  • 【リスク低減と機会の創出】
    1. ① 方針:企業行動指針、環境宣言、地球温暖化基本方針、環境指針・規約、持続可能な調達基本方針
    2. ② 体制・仕組み:CSR統括委員会および傘下の環境部会
    3. ③ 取り組み:省エネ設備の導入、再生可能エネルギー・新エネルギー(水素)の導入、環境配慮車両の導入、パッケージの簡素化・素材見直し、食品廃棄物の飼料化・肥料化、循環型農業の実施、店頭資源回収、従業員の環境意識啓発

重点課題4 社内外の女性、若者、高齢者の活躍支援

  • 【リスク】
    • 労働力人口の減少による人材不足・人件費の高騰
    • メンタルヘルス・ハラスメント、長時間労働問題の発生による人材確保の困難化・社会的評価の低下 など
  • 【機会】
    • ダイバーシティ経営推進による競争力の強化・新規事業の開発と優秀な人材の獲得
    • ワークライフバランス実現による社員のモチベーション向上
    • AI・IoTなどを活用した労働生産性の向上とコスト削減 など
  • 【リスク低減と機会の創出】
    1. ① 方針:企業行動指針
    2. ② 体制・仕組み:CSR統括委員会および傘下の企業行動部会、ダイバーシティ推進プロジェクト、内部通報制度
    3. ③ 取り組み:ダイバーシティ意識啓発(管理職向け・女性向けセミナー)、経営幹部候補社員の育成(研修会)、育児・介護との両立支援策の導入、健康経営の推進、障がい者雇用の推進、特例子会社、学生のキャリア教育への協力

重点課題5 お客様、お取引先を巻き込んだエシカルな社会づくりと資源の持続可能性向上

  • 【リスク】
    • サプライチェーン上の人権問題の発生による商品供給の停止や品質の劣化・社会的評価の低下(風評の拡散)
    • 漁業資源をはじめとする天然資源の枯渇による原材料仕入れの困難化 など
  • 【機会】
    • サプライチェーンの人権・環境配慮の徹底による高品質商品の安定的仕入
    • 持続可能な原材料調達による競争力の拡大・エシカル消費に対応した商品・サービス提供による販売機会の拡大 など
  • 【リスク低減と機会の創出】
    1. ① 方針:企業行動指針、お取引先行動指針、持続可能な調達基本方針
    2. ② 体制・仕組み:CSR統括委員会および傘下の消費者・公正取引部会、環境部会
    3. ③ 取り組み:お取引先アンケート・お取引先CSR監査、内部通報制度(お取引先)、森林保全活動、FSC認証紙の活用、ASC・オーガニック商品の取り扱い、お取引先行動指針説明会の開催

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