新・総合生活産業  変化し続ける社会の中で、進化し続ける「新・総合生活産業」を目指しています。

セブン&アイの挑戦

グループ全社の力を結集して効果的な取り組みを推進

2008年2月

セブン&アイHLDGS.は、流通業ではいち早く 1991 年に環境開発プロジェクトを発足させ、環境保護活動の推進、環境負荷の定量的な把握など、毎日の事業活動に根ざした環境負荷削減の取り組みを進めてきました。今、あらゆる産業や日常生活で、温暖化ガスの削減を目的とした環境施策が強く求められる中、セブン&アイHLDGS.もグループをあげて、よりいっそう環境負荷の削減に努めています。

お客様とともに取り組む「レジ袋削減」

レジ袋有料化の実験では、多くのお客様に
ご協力をいただいています。
レジ袋有料化の実験では、多くのお客様にご協力をいただいています。

資源の有効活用の面では、レジ袋・食品トレイをはじめとする容器包装の削減に継続して取り組んでいます。イトーヨーカドーでは、2006年よりショッピングトートバッグ、2007年にはカゴと同じサイズの大型バッグを開発し、これまでにヨークベニマル、ヨークマートと合わせて約40万枚を販売しています。
 さらに今年1月、セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマルなどグループ傘下1500店舗で、携帯タイプのオリジナルエコバッグの販売をスタート。このバッグは、販売収益の一部を国連に承認された環境プロジェクトからのCO2排出権取得に充て、その排出権を日本政府に寄付します。排出権取得先を明確にした取り組みはこれまでほとんど例がなく、注目を集めています。

容器包装の見直しや削減による資源の有効利用

セブン - イレブンでは、お弁当をすべて
「ラップ包装」から「テープ止め」に変更。
セブン- イレブンでは、お弁当をすべて

セブン‐イレブンでは、2007年12月からお弁当のラップ包装を、テープ止めに替えました。汁気をもらさない容器やふたの形状、さらに配送の仕方など広範に見直しを実施することで、包装形態の変更を実現しました。この2月までに全店で転換を完了する予定です。これによって削減できるプラスチック原料は年間で約570トン。レジ袋に換算すると現在の使用量をおよそ5%削減するのと同様の効果があります。
 割り箸も、成長が早く植樹する必要のない竹素材に変更し、環境負荷を削減するとともに、レジで要不要をお客様に確認しています。
 イトーヨーカドーでは、お惣菜、生鮮食品などに使用する食品トレイ、プラスチック容器の薄肉化・軽量化を行うとともに、より環境負荷の小さな紙製に切り替えるなど、商品特性に応じてさまざまな工夫をこらし、容器・素材の変更を推進。2006年度の食品トレイ総使用量は、前年度に対し約7%減量できました。さらに、食品トレイの76.5%はリサイクル可能なものとなっています。


「資源循環型社会」を目指して
食品廃棄物のリサイクルを強化
「リサイクル・ループ」の仕組み

「リサイクル・ループ」の仕組み

セブン&アイHLDGS.では、店舗から発生する食品廃棄物の抑制と減量化を進めると同時に、堆肥・飼料などへのリサイクルシステムを確立し、国内の農畜産業を振興させることを目指しています。その具体策が、「リサイクル・ループ」の仕組みづくり。店舗で出た食品残さを回収して堆肥化・飼料化し、その肥料で育てた野菜や豚などを再び原料として商品化していく仕組みです。
 セブン‐イレブンでは1994年から独自の廃棄物の回収・処理をする「エコ物流」を運用していますが、2003年からはそれを利用して、東京都23区内の店舗とデニーズの一部店舗からの食品残さを回収し、堆肥化を開始しました。また2006年からはその堆肥で栽培した野菜を使った商品をセブン‐イレブンやイトーヨーカドーで販売しています。昨年は、「循環型飼料化センター」を本格稼動させ、食品残さの100%リサイクルを目指しています。飼料化したものは豚や鶏の飼料として利用し、将来的には惣菜やお弁当の原料として活用していきます。また、この「循環型飼料化センター」は、今後グループ各社でも活用していく予定です。
 イトーヨーカドーでも一部店舗での食品廃棄物を堆肥化し、それで育てた野菜を使った商品をイトーヨーカドー、ヨークマートで販売しています。
 セブン&アイHLDGS.はグループとしての情報共有、インフラ共有により、今後、さらに実効性の高い環境負荷削減の取り組みを推進していきます。

セブン - イレブンみどりの基金が「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞