新・総合生活産業  変化し続ける社会の中で、進化し続ける「新・総合生活産業」を目指しています。

セブン&アイの挑戦

社会との対話を通じて誠実で信頼される企業を目指します

2006年11月

コンビニエンスストア総合スーパー百貨店食品スーパーフードサービス金融サービスIT/サービスなど、日常生活に密着した事業を展開しているセブン&アイHLDGS.およびグループ各社は、株主、お客様、お取引先、地域社会、社員といったステークホルダーの皆様との「対話」を重視し、多様なコミュニケーションの機会を大切にしています。
そして、この対話を通じて「ステークホルダーが社会に対して、また当社とグループ各社に対して、どのようなことに関心を寄せ、何を懸念しているのか」を察知・把握し、それらを経営目標や企業行動に反映させていく――それが企業としての社会的責任(CSR:Corporate SocialResponsibility)だと、私たちは考えています。
こうした考えのもと、セブン&アイHLDGS.は、設立と同時にグループ横断組織として『CSR 推進委員会』を設置。グループ各社の経営層および従業員の意識向上を図るとともに、各社のCSR 活動に関する目標の設定、行動計画の策定を進めています。今回の特集では、セブン&アイHLDGS.のCSR 推進体制、グループ各社がステークホルダーの皆様との「対話」をもとに進めているCSR 活動についてご紹介します。

『CSR推進委員会』を組織し、取り組みを促進

セブン&アイHLDGS.は、持株会社として株主や事業会社に対する責任を果たすだけでなく、グループ各社が事業活動を通じてステークホルダーへの責任を果たしていくよう管理・監督する責任も負っています。そこで、2005年9月の持株会社設立と同時に、最高執行責任者を委員長、関係役員などを委員とする『CSR推進委員会』と、その下部組織である「5つの専門部会」を発足させました。
CSR推進委員会は、「社是」や「企業行動指針」に沿って、グループ全体のCSR活動方針を決定するとともに、「専門部会」を通じて、各事業会社が法令・ルール・社会的規範を確実に遵守するよう徹底を図っています。(図1)
また、5つの専門部会では、各事業会社とセブン&アイHLDGS.の担当者が集まって、それぞれの部会のテーマに関する情報を共有するとともに、各社の取り組みを検証。その結果をCSR推進委員会に適宜報告していきます。

図1 CSR推進委員会と5つの専門部会

各事業会社の取り組みを2つの視点から検証し推進

それぞれの専門部会がグループ各社の取り組みを検証する際の視点は2つあります。
1つは、「取り組みの実行範囲」。その取り組みが事業会社の中で完結しているのか、関係会社やお取引先にも波及しているのかなどを検証します。また、一部の事業会社でしか実行されていない取り組みも、それが有意義で、かつ他の事業会社に応用することが可能な場合には、各社に情報発信してグループ全体へ拡大を推進していきます。
もう1つは、「取り組みの質」です。法令遵守や自主基準の策定・運用、各社の事業特性を活かした活動など、グループ各社の取り組みレベルを、「ステップ1 〜3 」に分類・評価するとともに、いっそうレベルアップしていくために必要な施策を検討します。(図2)
さらに、CSR推進委員会と専門部会は、これらの検証結果をグループ全体の次の経営目標と行動計画策定につなげ、計画・実践・検証のサイクルを回していきます。

図2 専門部会の2つの評価軸