
市内唯一の百貨店として開店25周年を迎えたそごう八王子店が、3月6日に全館リニューアルオープン。「八王子でおしゃれな買物ができる!」「華やかで楽しい!」とお客様から大好評を得ています。
八王子市は多摩地区一の人口を擁し、増加率も高水準にありますが、リニューアル以前は、より都心寄りで商業集積の高い立川エリアへ顧客が流出していました。そこで、1000人のお客様にアンケートを実施するなど徹底したマーケット調査を行い、地元のお客様ニーズを満たす百貨店を目指しました。
新生そごう八王子店のストアコンセプトは、「おしゃれな上質都市型百貨店」。ターゲット層は、30代の団塊ジュニアと、その親世代である50代の団塊世代に絞りました。いずれも通勤で都心に通っている方が多く、ファッション感度が高いのが特徴です。こうしたお客様にご満足いただけるよう、都心店同様の高感度かつ時代性の高い品揃えを行い、お客様に店舗のWill(意思)を明確に伝えるために、婦人靴やキャリアファッションなど8つの売場を再編・新設。快適に買い回りができるよう工夫しています。
最新トレンドは足元から。4万足の品揃えを誇る婦人靴売場。
婦人雑貨では、都心に負けないブランドを集めた化粧品売場や、地域最大級の4万足が揃う靴売場を展開。30代キャリア女性向けの品揃えを強化するとともに、親娘でご来店されたお客様がバッグや婦人服などへ買い回りしやすい売場設計をしています。
ファッションでは、そごう初となる自主編集売場「キートゥースタイル」が好評。20以上のブランドからセレクトした旬のスタイルをトータルコーディネートできる売場です。また、キャリアファッションでは、人気の高い11のブランドがデビュー。同世代の女性社員による「ヴィーナスプロジェクト」も発足させ、女性の視点でさまざまなイベントを企画し、お客様にアピールしていきます。
トール&ラージ売場のブランド数も多摩地区最大級。食品部門も、菓子・惣菜を中心に、上質でありながら毎日ご利用いただける地域性を重視した品揃えで魅力を高めました。
サービス面では、ベビー休憩室に離乳食用の「モグモグカウンター」を新設。各階の女性専用化粧室を改装し、パウダールームも設置しました。こうした施設面の充実とともに、専門的な技術と豊富な商品知識を持つ専門販売員200名を全館に配置してお客様とのコミュニケーションを深め、さらに地域から愛される百貨店へと進化し続けていきます。
売場をコーナー化してPR。足を止めてPOP を確認してからカゴに入れるお客様も多く、食品の品質や安全性への関心の高まりがうかがえます。
ヨークベニマルでは約6年前から、ムクダイ資材を用いて化学肥料や農薬をできるだけ使わずに栽培した「ムッくん野菜」の販売を行い、お客様に好評をいただいてきました。そして、今年の3月1日から、新ブランド「三ツ星野菜」を展開しています。
現在では、ムクダイ以外にも優れた食味の作物を育てる栽培方法や、土壌を悪化させない資材がたくさんあります。ヨークベニマルでは、そうしたさまざまな農法にチャレンジする生産者にも参加していただき、ムクダイだけにこだわらずに『特別栽培農作物』(*)という国の基準に準じて、安全・安心な青果物をお客様にお届けする活動を続けていこうと、新たに取り組みを拡大しました。
「三ツ星野菜」では、「安全」「安心」「おいしい」という3つのキーワードを掲げています。「ムッくん野菜」でも商品の出荷シーズンごとに必ず栽培履歴を確認していましたが、「三ツ星野菜」では特別栽培農作物の基準に沿って、さらに化学肥料や農薬量の節減に取り組んでいます。栽培履歴の確認は実績のある専門業者に依頼し、さらに社内の責任者が畑まで足を運んで記載に間違いがないかをチェックします。
また、安全・安心に育てられた野菜でも、おいしくなければお客様に支持されません。そこでバイヤーを中心に食味を判定する確認会を週ごとに行い、おいしい商品を厳選して出荷しています。価格も、一般の青果物とほぼ変わらない水準を目指しています。
(*特別栽培農作物:特別栽培農作物生産過程等において、国の基準を受け各県ごとに定められている「特別栽培農作物における化学農薬および化学肥料の慣行使用基準」の化学農薬の使用回数および、化学肥料の窒素成分量を5割以上節減された農作物のこと。)
商品ラベルにはQR コードがついており、生産者や栽培履歴を確認できるように情報開示をしています。
惣菜部門でも「三ツ星野菜」を使用した商品開発が進んでおり、すでに野菜原料の約7割が「三ツ星野菜」に切り替わっています。おいしさや安全性はもちろんのこと、青果売場と連動することでお客様へのアピール力を強め、安定した仕入れ量を確保していくことで、「三ツ星野菜」に取り組む生産者を育成するのも狙いです。
また、循環型農業を目指して、自社工場から排出される野菜クズなどの残ざん渣さを有機肥料化し、「三ツ星野菜」の栽培に活かしてもらう取り組みにも着手しています。
「三ツ星野菜」が目指すのは、地球環境にやさしく、生産者の安定した収入を確保しながら、おいしくて安全・安心な野菜を手頃な価格で提供していくこと。お客様の笑顔を実現する新ブランドを、大切に育てていきます。