新・総合生活産業  変化し続ける社会の中で、進化し続ける「新・総合生活産業」を目指しています。

セブン&アイの挑戦

「安全・安心」「味と品質」「お求めやすさ」を追求し
グループの新しい「顔」に

業態を超えて「グループのブランド」に成長

セブン&アイHLDGS.のオリジナル開発商品「セブンプレミアム」が登場して1年。およそ50アイテムからスタートして、この5月には380アイテムにまで拡大し、分野もインスタント食品、飲料、調味料、お菓子などの食品だけでなく、洗濯洗剤、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの日用品、ノートなどの文具へと広がっています。また、昨年8月からは、セブン-イレブンでも販売をスタート。昨年5月から今年4月までの1年間の売上高は800億円に達し、まさにグループの顔に育ってきました。

セブンプレミアム

この間、セブンプレミアムが一貫して追求してきたのが、安全・安心、味や品質、そしてお求めやすい価格。各商品分野で人気の高いナショナルブランド商品に対して、味や品質の点でひけをとらず、価格はよりお求めやすく、という点にこだわり、お客様の立場に立った「価値」の実現に真正面から取り組んできました。
セブンプレミアムの大きな特徴の一つは、一流の開発・生産のパートナーと組んで、各商品分野で最高クラスの製造技術やノウハウで、お客様が求める味や品質の実現に取り組んでいること。食への信頼を揺るがす事件が続く中、愚直ともいえるこの品質や安全・安心へのこだわりは、この1年間の環境変化の中で、多くのお客様に共感と信頼を寄せていただけるようになりました。

QCチェックと原材料一元化で安全・安心への管理体制

(A)お客様も思わず足を止める演出でアピール。(ヨークベニマル)(B)うどんや煮豆などはリピーターも多い人気商品。(イトーヨーカドー)

(A)お客様も思わず足を止める演出でアピール。(ヨークベニマル)
(B)うどんや煮豆などはリピーターも多い人気商品。(イトーヨーカドー)

このセブンプレミアムの開発を推進しているのが、ヨークベニマルの大善興社長をリーダーとしたプロジェクト。グループ各社の開発担当者がチームを組み、セブン-イレブンの開発手法に学びながら、食品スーパーなどの各業態特性に合わせて修正を加え、独自のノウハウを培ってきました。現在では開発担当者からの開発申請に始まり、商品開発、売場展開に至るまでの一連の流れを確立しています。いつ、どこで、誰が商品の品質や進捗状況のチェックを行うかというポイントだけでなく、モニタリング(試食)や、工場の生産ラインの衛生管理状態などQC(クオリティコントロール)面のチェックなども組み込まれ、安全・安心、味や品質へのこだわりを具現化する仕組みを構築しています。
また、グループ各社が一体となって取り組み、商品分野を超えて横の連携をとりながら開発を進めることで、包装材料なども含めた原材料の一元管理も進めてきました。セブン-イレブンの原材料管理システムを基にデータベース化を進め、原材料と商品をひも付けし、どの商品にどの原料がどれだけ使われているかまで把握し、原料の総量を把握することで、コスト構造にまで踏み込んだ管理を可能にしています。さらに、原材料を産地別にとらえるなど、さまざまなデータ検索も可能で、短時間のうちに把握できるため、安全確認などにも役立っています。

商品の拡充とMD改革で新しい魅力づくり

セブンプレミアムの取り組みは、売場に新しい魅力をもたらすことにも寄与しています。たとえば、洗濯洗剤や調味料などは、従来、価格競争が激しく、スーパー業態などで目玉商品となるケースが多かったために、セブン-イレブンでは扱い難かった商品です。しかし、セブンプレミアムが登場したことで、セブン-イレブンでも販売できるようになりました。これにより、売場に新しい魅力が生まれるとともに、新しい客層を導くことにもつながっています。また、セブンプレミアムの購買層は、リピート率も高いといったデータもあり、固定客の拡大にも寄与しています。
セブンプレミアムは、今後もますますラインアップを充実させていく計画です。2年目の食品の重要テーマは、お客様の利用頻度の高いデイリー食品の充実。また、これまで以上に店舗との連携を強め、開発から売場まで一体となったマーチャンダイジング体制を構築していきます。セブン&アイHLDGS.は、このセブンプレミアムの取り組みを通じて、お客様にご満足を提供するとともに、グループ各社のマーチャンダイジングの革新をいっそう進めていきます。